【大成温調(1904)】クロス取引コスト試算【2027年3月権利】
この記事の結論
- 大成温調(1904)の3月株主優待は300株以上保有でQUOカード4,000円相当(500株以上7,500円相当・900株以上15,000円相当)
- ⚠️ 一般信用の取扱いは本銘柄で個別に確認できていません: 三菱UFJ eスマート証券(2026年7月14日確認)は取扱いなしを確認済みです。SMBC日興証券(一般信用売建可能銘柄リストに掲載なし)は取扱いなしと考えられます。SBI証券・楽天証券・松井証券・GMOクリック証券は、当サイトの方針上ログイン必須の在庫画面を確認する手段がなく、取扱いの有無自体が未確認です。以下のコスト試算は、仮にいずれかの証券会社で一般信用の売り建てができた場合の参考値であり、実際に取引できるかは必ず各証券会社の個別銘柄検索・注文画面でご確認ください
- クロス取引コストの目安(仮に一般信用で売り建てができた場合の参考値): 貸株料約810〜821円+配当落調整金差額約6,034円=合計約6,844〜6,855円(300株・一般信用短期5日利用、2027年3月期期末配当予想99円を基準とした試算)
- 必要資金(300株): 約1,996,800円(現物買い1,536,000円+信用売り保証金30%・2026年8月14日終値5,120円ベース)
- 在庫の傾向: 東証スタンダード銘柄で必要資金が大きいうえ、一般信用の取扱い状況は上記の通り(各証券会社での事前確認が特に必要)
- 継続保有条件: 現時点でYahoo!ファイナンス優待ページに継続保有条件の記載なし
大成温調(1904)の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 1904 |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 300株 |
| 優待内容 | QUOカード(保有株数に応じて金額が変動) |
| 優待金額(最低単元) | 4,000円相当 |
| 必要資金(300株) | 約1,996,800円(現物買い1,536,000円+信用売り保証金30%) |
保有株数別の優待内容(全ティア)
| 保有株数 | 優待内容 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 300株以上 | QUOカード | 4,000円 |
| 500株以上 | QUOカード | 7,500円 |
| 900株以上 | QUOカード | 15,000円 |
大成温調は空調・給水衛生設備工事を主力とする設備工事中堅企業です。1952年12月設立、1991年12月に上場しました(当時の市場区分)。現在は東証スタンダード市場に区分されています。連結事業のほぼ全てが設備工事事業で構成されており、国内に加えて中国・米国ハワイ・ベトナム・シンガポールなど海外にも拠点を展開している点が特徴です。従業員数は単独581人・連結783人(Yahoo!ファイナンス企業情報より確認、2026年8月2日時点)。
クロス取引の観点で見ると、大成温調は最低優待株数が300株からと他の優待銘柄と比べて多く、株価も5,000円台と高いため、最低ラインでも必要資金が200万円近くに達します。資金効率を重視する場合は、500株・900株の上位ティアまで踏み込むかどうかを、優待額の伸び幅(300株→500株で+3,500円、500株→900株で+7,500円)と必要追加資金を比較して検討するとよいでしょう。決算期は3月末です。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
⚠️ 以下は、仮にいずれかの証券会社で一般信用の売り建てができた場合の参考値です(一般信用取扱いの確認状況は前述の「この記事の結論」を参照)。実際に取引できるかは必ず各証券会社の個別銘柄検索・注文画面でご確認ください。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
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一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
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- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026年8月14日の終値(5,120円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
上記ウィジェットを使わず概算する場合、300株を一般信用(短期・年率3.90%)で5日間保有すると、貸株料は次の計算式で求められます(仮に取扱いがあった場合の参考値)。
- 計算式: 株価5,120円 × 300株 × 3.90% ÷ 365日 × 5日 ≈ 約821円
- GMOクリック証券の短期一般信用(年率3.85%)の場合は約810円
大成温調の2027年3月期会社予想配当は中間99.00円・期末99.00円の年間合計198.00円(Yahoo!ファイナンス確認、2026年8月14日時点)です。3月末を基準日とする本記事の対象権利は、決算期3月末・中間期末9月末という通常の決算慣行に沿えば期末配当99.00円に対応すると考えられます。株価5,120円ベースの年間配当利回りは約3.87%です。
一般信用取引の配当落調整金は、源泉徴収なしで配当金と同額(100%)を信用売り側が負担する一方、現物側が実際に受け取る配当金は約20.315%の源泉徴収後の金額にとどまります。そのため両者は相殺されず、「配当金×20.315%」が実質コストとして発生します。300株保有の場合で試算すると、税引前配当は99円×300株=29,700円、現物側の税引後受取額は約23,666円(29,700円×(1−0.20315))となり、差額の約6,034円が実質コストとして発生します。
貸株料(約810〜821円)にこの配当落調整金の実質コスト(約6,034円)を合わせると、300株のクロス取引にかかる実質コストは合計で約6,844〜6,855円となります。これは優待額4,000円相当を上回るため、300株の最低ラインでは配当落調整金の負担がクロス取引の採算に大きく影響する点に注意が必要です。500株・900株の上位ティアで検討する場合も、保有株数に比例して配当落調整金の差額が増える点を踏まえて試算してください。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 一般信用貸株料(短期)年率3.9%。本銘柄の取扱いは未確認(前述の通り)
- 楽天証券: 一般信用貸株料(短期)年率3.9%。本銘柄の取扱いは未確認(前述の通り)
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用の一般論としての貸株料は年率1.10%ですが、大成温調(1904)は当サイトのデータで一般信用の取扱いが「なし」と確認されています(2026年7月14日確認)
- SMBC日興証券: ダイレクトコースの一般論としての貸株料(売方)は年率1.90%・制度信用1.15%ですが、大成温調(1904)は同社の一般信用売建可能銘柄リストに掲載がなく、取扱いなしと考えられます
- 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%。本銘柄の取扱いは未確認(前述の通り)
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%。本銘柄の取扱いは未確認(前述の通り)
※在庫状況は日々変動します。一般信用の取り扱い銘柄・数量は証券会社ごとに異なるため、直近の在庫情報は各証券会社のサイトで必ずご確認ください。取扱い確認状況は前述の「この記事の結論」の通りです。
権利日スケジュール【2027年3月権利】
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2027年3月29日(月) | 権利付き最終日 |
| 2027年3月30日(火) | 権利落ち日 |
| 2027年3月31日(水) | 権利確定日(記録日) |
権利付き最終日までに現物買い・一般信用売りの両方を約定させ、権利落ち日以降に現渡し決済(げんわたしけっさい。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)を行う流れがクロス取引の基本です。
注意点・リスク
- 一般信用の取扱いが本銘柄で個別に確認できていない: 確認状況は前述の「この記事の結論」の通りです。クロス取引を検討する前に、必ず利用予定の証券会社で個別に取扱いを確認してください
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: 一般信用の配当落調整金は源泉徴収なしで配当金と同額(100%)を負担する一方、現物側の受取配当は源泉徴収後(約79.685%)にとどまるため、差額(300株・期末配当予想99円の場合で約6,034円)が実質コストとして発生します。特定口座(源泉徴収あり)であれば通常は証券会社が自動的に損益通算・還付処理を行いますが、損失が残る場合は確定申告で繰り越せます
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。大成温調は必要資金が大きい銘柄のため、注文数量にも注意してください
- 在庫切れ: 前述のとおり一般信用の取扱いが未確認の証券会社があるため、在庫状況の事前確認が特に重要です
- 最低取引株数: 優待を得るには300株以上の保有が必要です。単元株数100株の3単元分にあたるため、通常の優待銘柄より必要資金が大きくなります
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- 大成温調(1904)の2027年3月優待は300株保有でQUOカード4,000円相当。実質コストは貸株料約810〜821円に、配当落調整金の実質負担(期末配当予想99円×300株と現物側税引後受取額の差額)約6,034円を合わせた合計約6,844〜6,855円が目安です(仮に一般信用で売り建てができた場合の参考値)
- 最低ラインでも必要資金は約199.7万円と大きく、500株・900株の上位ティアも含めて資金計画を立てる必要がある
- 一般信用の取り扱い状況は証券会社ごとに異なります(確認状況は前述の通り)。まずはSBI証券・楽天証券・松井証券・GMOクリック証券で個別に取扱いの有無を確認してみてください
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【出典・参考】
– 大成温調公式IR 株主還元(株主優待)ページ: https://www.taisei-oncho.co.jp/ir/stock/return/
– Yahoo!ファイナンス 大成温調(1904)株主優待ページ: https://finance.yahoo.co.jp/quote/1904.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス 大成温調(1904)企業情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/1904.T/profile
– Yahoo!ファイナンス 大成温調(1904)配当ページ: https://finance.yahoo.co.jp/quote/1904.T/dividend (確認日: 2026年8月14日、2026年8月14日終値5,120円・2027年3月期会社予想配当中間99.00円/期末99.00円を確認)
– 本記事の株価・必要資金・貸株料・配当落調整金の試算は2026年8月14日終値(5,120円)を基準としています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

