【フルッタフルッタ(2586)】クロス取引コスト試算【9月権利】
この記事の結論
- フルッタフルッタ(2586)の9月株主優待は、1,000円クーポン券2枚(2,000円分)+自社ECサイトの割引優待(100株保有・継続3年未満で15%割引)
- クロス取引コストの目安: 約3円〜(100株・SBI証券の短期一般信用・貸株料3日分の場合)
- 必要資金(100株): 約13,910円(現物買い10,700円+信用売り保証金30%・2026/07/01終値ベース)
- 権利確定は3月末・9月末の年2回。継続保有3年以上で割引率がアップし、クーポン枚数は保有株数に応じて増える
- クーポン券という固定金額分の恩恵に加え、割引率も使えるため、自社ECサイトでの購入予定があるほどお得度が高まる
フルッタフルッタの優待は、自社ECサイトで使える1,000円クーポン券(100株なら1回2枚・年間4枚)と、株主だけの割引率が組み合わさった2本立ての制度です。株価が低いため必要資金・クロスコストともに非常に小さく、少額から試せる銘柄と考えられます。以下でコストと注意点を順番に整理します。
フルッタフルッタ(2586)の株主優待内容
まず結論として、この優待は「①1,000円クーポン券の贈呈」と「②アサイーなどを扱う自社ECサイトの商品を株主だけの割引率で買える特別割引」の2本立てです。クーポン券という固定金額分の恩恵がある点をおさえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 2586 |
| 上場市場 | 東証グロース市場 |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | ①1,000円クーポン券の贈呈(保有株数で枚数変動)+②自社ECサイトの特別割引(割引率は保有株数・継続年数で変動) |
| 優待金額(最低単元・9月権利) | 100株で1,000円クーポン券2枚=2,000円分 |
| 必要資金(100株) | 約13,910円(現物買い10,700円+信用売り保証金30%) |
①1,000円クーポン券の贈呈枚数(全ティア)
年2回(3月末・9月末現在)、保有株数に応じて1,000円クーポン券が贈呈されます。以下は公式IR(フルッタフルッタ投資家向けページ)で確認した内容です。1枚あたり1回限りの利用・有効期限は発行から6ヶ月です。
| 保有株数 | 1回の贈呈枚数 | 年間合計枚数 |
|---|---|---|
| 100株〜300株未満 | 2枚(2,000円分) | 4枚(4,000円分) |
| 300株〜500株未満 | 3枚(3,000円分) | 6枚(6,000円分) |
| 500株〜1,000株未満 | 4枚(4,000円分) | 8枚(8,000円分) |
| 1,000株以上 | 5枚(5,000円分) | 10枚(10,000円分) |
②保有株数・継続年数ごとの割引率(全ティア)
クーポン券とは別に、自社ECサイトでの特別割引も受けられます。保有株数と継続保有年数の組み合わせで割引率が段階的に変わります。以下は公式IRで確認した内容です。
| 保有株数 | 継続保有 | 割引率 |
|---|---|---|
| 100株〜1,000株未満 | 3年未満 | 15%割引 |
| 100株〜1,000株未満 | 3年以上 | 20%割引 |
| 1,000株以上 | 3年未満 | 20%割引 |
| 1,000株以上 | 3年以上 | 25%割引 |
継続保有のカウントは2025年9月末が初回基準日とされています。クーポン券は固定金額(100株なら1回2,000円分)の恩恵があり、加えて割引率も使えます。たとえば15%割引でECサイトの商品を1万円分購入すれば、割引だけで実質1,500円分の恩恵という計算になります。
クロス取引コスト試算
結論から言うと、フルッタフルッタは株価が低いためクロスコストは数円〜数百円台と非常に小さくなります。証券会社・株価・保有日数を入力すると、貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日も自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-07-01の終値(107円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
手計算の目安も示しておきます。SBI証券の短期一般信用(貸株料 年率3.90%)で3日間保有した場合、貸株料は「107円 × 100株 × 3.90% ÷ 365 × 3日 ≒ 約3円」です。ここに現物買いと信用売りの売買手数料が加わりますが、約定代金1万円台であれば手数料無料となる証券会社も多く、実質コストは非常に小さく収まります。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。フルッタフルッタの配当実施の有無・金額は変動するため、最新の状況は必ず公式IRでご確認ください。
2026年9月の権利日スケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日 |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
権利付最終日の引け後に現渡し決済の準備を行い、権利落ち日以降に現渡しで決済するのが基本の流れです。
継続保有特典(3年以上で割引率アップ)を狙う端株戦略
フルッタフルッタは継続保有3年以上で割引率が15%→20%(100株の場合)にアップします。ただし注意したいのは、純粋なクロス取引を繰り返すだけでは継続保有が積み上がらないという点です。
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がいったんゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れることがあります。継続特典を狙うなら、基準日と基準日の間も株を持ち続けて株主番号を維持する必要があります。
戦略:端株(1株)を常時保有+各基準日に100株クロス
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)・マネックス証券(ワン株)などで1株を現物購入して持ち続ける(株主番号の維持が目的)。1株あたり約107円と負担はごく小さい
- 各基準日(3月末・9月末)の権利付最終日に100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 合計101株となり、100株以上の優待条件を満たす
- 権利落ち後に現渡しで100株を決済し、1株は持ち続ける
| 到達ティア | 割引率 | 必要な継続保有 | 端株1株の保有コスト |
|---|---|---|---|
| 100株・3年未満 | 15%割引 | なし | 約107円(1株購入の一時費用) |
| 100株・3年以上 | 20%割引 | 継続3年以上 | 約107円(同上・保有継続) |
端株(1株)で継続記録がカウントされるかは、継続保有条件の文言によります。「同一株主番号で連続記載(株数不問)」であれば有効ですが、「100株以上での記録が必要」という条件の場合は無効になる可能性があります。カウント方法は株式事務代行会社への確認を強く推奨します。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄があるため、必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄では、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれに注意してください
- 約定不成立: 寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります(特に出来高の小さい小型銘柄では起こりやすい傾向があります)
- 在庫切れ: 一般信用売りの在庫には限りがあり、権利付最終日が近づくと早く消える傾向があります。直近の在庫状況は各証券会社のサイトでご確認ください
- 最低取引株数: 優待取得には100株が必要です。NISA口座はクロス取引(信用取引)に非対応のため、特定口座または一般口座で実行してください
- 優待の利用先は自社ECサイト: クーポン券・特別割引ともに自社ECサイトでの利用が前提です。クーポン券は1枚1回限り・有効期限6ヶ月のため、期限内に使い切れるか、また購入予定があるかを確認しておくと恩恵を活かしやすくなります
まとめ
- フルッタフルッタ(2586)の9月株主優待は、1,000円クーポン券2枚(100株・2,000円分)+自社ECサイトの特別割引(100株・継続3年未満で15%割引)の2本立て
- 株価が低く、クロスコストは約3円〜と非常に小さいため、少額から試しやすい銘柄と考えられます
- 継続保有3年以上で割引率がアップするため、継続特典を狙う場合は端株1株の常時保有で株主番号を維持する方法が有力です
- クーポン券という固定金額分の恩恵に加え、割引率も使えます。いずれも自社ECサイトでの利用が前提なので、購入予定と照らして取得を検討してみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– フルッタフルッタ 公式IR(投資家向け情報・株主優待制度): https://www.frutafruta.com/ir_info/investors
– フルッタフルッタ 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2586.T/incentive
– フルッタフルッタ 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2586.T
– 本記事の優待内容(クーポン券枚数・割引率の全ティア)は公式IRで確認し、株数・株価はYahoo!ファイナンスで確認した情報を反映しています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
– 本記事の情報は2026年7月2日時点のものです。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

