【フジオフードグループ本社(2752)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】

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【フジオフードグループ本社(2752)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】

目次

この記事の結論

  • フジオフードグループ本社(2752)の12月株主優待は、100株保有で「株主優待食事券3,000円分」または「自社関連商品(国産米・カレーセット等)」から選べる制度です
  • クロス取引コストの目安:合計約100円前後(貸株料はSBI証券・楽天証券の短期一般信用〔年率3.90%・3日保有想定〕で約36円、配当落調整金の実質コストは年間配当3.00円が全額12月権利分だったと仮定した場合で約61円と試算。いずれも前提条件により変動します)
  • 必要資金(100株):約145,600円(現物買い112,000円+信用売り保証金30%・2026年8月18日終値1,120円ベース)
  • 在庫の傾向:中位人気銘柄で、権利付最終日の数営業日前から在庫が薄くなりやすい
  • 継続保有条件:なし(保有株数のみで優待内容が決まる)

フジオフードグループ本社の株主優待内容

フジオフードグループ本社は「まいどおおきに食堂」「串家物語」などを全国展開する外食チェーンです。株主優待は保有株数に応じて内容が変わる段階制で、年2回(6月末・12月末)権利確定します。

項目 内容
証券コード 2752
権利確定月 6月末・12月末(年2回)
最低必要株数 100株
優待内容 株主優待食事券またはグループ関連商品(国産米・カレーセット・串かつセット・和洋食詰め合わせ・三元豚しゃぶしゃぶ用等から選択)
優待金額(最低単元) 3,000円相当
必要資金(100株) 約145,600円(現物買い112,000円+信用売り保証金30%)

保有株数別の優待内容(全ティア)

保有株数 優待セット数 金額相当
100株以上300株未満 1セット 3,000円相当
300株以上1,000株未満 2セット 6,000円相当
1,000株以上 4セット 12,000円相当

いずれのティアも「株主優待食事券」と「自社関連商品」のどちらかを選ぶ形式で、金額はセット数×3,000円相当です。優待食事券はまいどおおきに食堂・串家物語などグループ全店(一部店舗を除く)で利用できます。優待食事券の具体的な有効期限は、本記事執筆時点で公式情報から確認できませんでした。お手元に届いた優待券・案内状に記載されている有効期限を必ず確認し、期限内に使い切るようにしてください。

優待の受け取りには、送付される申込書を返送して「株主優待食事券」または「自社関連商品」のいずれかを選択する手続きが必要です。12月末権利分は翌年1月末ごろに申込書が発送され、選択した商品は5月ごろから順次発送される予定です(6月末権利分は8月ごろ申込書発送、11月ごろから順次発送)。クロス取引で優待だけを取得する場合も、権利確定後にこの申込書が届くまで住所などの登録情報を確認しておく必要があります。

フジオフードグループ本社は2026年12月期の連結業績予想として、売上高326億5,300万円(前期比2.3%増)を見込む一方、営業利益は5億1,000万円(同29.7%減)と減益予想になっています。食材・エネルギー価格や人件費の上昇が利益を圧迫している状況で、グループ全体の店舗数は2025年12月期末時点で702店舗です。減益基調にある点は株価変動要因として留意しておきたいところです。一般信用の在庫については、外食系優待銘柄の中では突出した人気ではないものの、権利付最終日の数営業日前から在庫が薄くなりやすい傾向があります。

クロス取引のコスト計算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026年8月18日の終値(1,120円)を使用しています(2026年8月19日時点でYahoo!ファイナンスから取得できた直近終値)。株価変動により実際のコストは異なります。

貸株料の目安は証券会社・保有日数により異なります。たとえばSBI証券・楽天証券の短期一般信用(年率3.90%)で3日保有した場合、100株で貸株料は約36円です。三菱UFJ eスマート証券(年率1.10%)なら同条件で約10円、GMOクリック証券の無期限一般信用(年率0.80%)なら約7円となります(保有日数はご自身の取引スケジュールに合わせてご確認ください)。

フジオフードグループ本社の2026年12月期の配当予想は年間1株3.00円です(Yahoo!ファイナンス確認)。ただし中間・期末の内訳はYahoo!ファイナンスの配当ページでは開示されておらず、本記事執筆時点で確認できませんでした。12月末が配当基準日となるため、この権利での取得を狙う場合は配当落調整金にも注意が必要です。

⚠️ 配当落調整金は「原則相殺」ではありません。 一般信用取引の配当落調整金には源泉徴収の減額が適用されず、配当金と同額(100%)を信用売り側で支払います。一方、現物側が実際に受け取る配当金は約20.315%の源泉徴収後の金額です。年間配当3.00円が全額12月権利分の配当だったと仮定して試算すると、100株保有の場合、税引前配当は300円(3.00円×100株)、現物側の税引後受取額は約239円(300円×(1−0.20315))となり、差額の約61円が実質コストとして発生する計算になります。ただし中間・期末の内訳が確認できていないため、実際の12月権利分の配当額がこれより少ない場合(たとえば中間配当を差し引いた金額の場合)は、実質コストもそれに応じて小さくなります。この実質コストは貸株料と合算して考える必要があります。

なお6月末の中間配当額については、本記事執筆時点で内訳を確認できていません。中間配当が0円の場合は6月権利で配当落調整金による実質コストは発生しませんが、金額が設定されている場合は12月権利と同様に実質コストが発生する可能性があります。6月権利を狙う場合は、公式IRで最新の配当情報をご確認ください。

一般信用在庫の取りやすさ

フジオフードグループ本社は外食系優待の中では中位の人気で、QUOカード優待や大手飲食チェーンほどの争奪戦にはなりにくい銘柄です。とはいえ権利付最終日の直前は在庫が薄くなる傾向があるため、早めの確保が無難です。

各証券会社の傾向(一般論)

  • SBI証券:在庫数が最多。夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 楽天証券:在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 三菱UFJ eスマート証券:長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
  • SMBC日興証券:ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
  • 松井証券:ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
  • GMOクリック証券:サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

クロス取引の実行手順

  1. 権利付最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保
  2. 同じ日に現物買い同数を発注(同時約定を心がける)
  3. 権利付最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)の準備
  4. 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行

権利日スケジュール(2026年12月権利)

日付 イベント
2026年12月28日(月) 権利付最終日
2026年12月29日(火) 権利落ち日
2026年12月30日(水) 権利確定日(記録日)

12月31日(木)は年末休場のため、実質的な最終取引日は12月30日となり、この日が12月権利分の記録日として扱われます。

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ):制度信用取引でのみ発生する品貸料です。一般信用取引は証券会社との相対取引のため逆日歩は発生しません。取引前に一般信用で発注していることを必ず確認してください
  • 配当落調整金:上記のとおり「原則相殺」ではなく、年間配当3.00円が全額12月権利分だったと仮定した場合で約61円(100株の場合)の実質コストが発生する計算になります。中間・期末の内訳は未確認のため、実際の金額はこれより変動する可能性があります。必要資金・貸株料と合わせて把握しておいてください
  • 約定不成立:寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 在庫切れ:権利付最終日直前は一般信用売りの在庫が枯渇することがあります。余裕を持った発注を心がけてください
  • 最低取引株数:優待を受け取るには100株以上の保有が必要です。端株のみでは優待の対象になりません
  • NISA口座は使えない:クロス取引(信用取引)はNISA非対応。特定口座または一般口座で実行してください
  • 業績動向:2026年12月期は営業減益予想となっており、株価変動リスクにも留意が必要です

まとめ

  • フジオフードグループ本社の12月優待は、100株保有で実質コスト合計約100円前後(貸株料はSBI証券・楽天証券の短期一般信用〔年率3.90%・3日保有想定〕で約36円、配当落調整金の実質コストは年間配当3.00円が全額12月権利分だったと仮定した場合で約61円と試算。いずれも前提条件により変動します)で取得可能な見込みです
  • 在庫の動きは標準的で、権利付最終日直前の駆け込み確保が目立ちやすい傾向にあります
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券などの在庫状況をチェックしてみてください

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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


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投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。


【出典・参考】
– フジオフードグループ本社 公式IR 株主優待ページ: https://fujiogroup.com/ir/hospitality.html
– Yahoo!ファイナンス 株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2752.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス 配当情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2752.T/dividend
– 株主優待ガイド(kabuyutai.com)フジオフードグループ本社: https://www.kabuyutai.com/kobetu/fujiofood.html
– 本記事の情報は2026年8月19日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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