【アルペン(3028)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】

type=割引券|co=アルペン|code=3028|val=1000|desc=アルペン・スポーツデポ・ゴルフ5等グループ店舗で使える優待買物割引券(2025年|shares=100|months=6月末,12月末|color=#1a3a7a

【アルペン(3028)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】

目次

この記事の結論

  • アルペン(3028)の12月株主優待は、100株以上200株未満保有で買物割引券1,000円相当(アルペン・スポーツデポ・ゴルフ5などグループ店舗で利用可)
  • 保有株数が増えるほど優待額も増加し、500株以上で10,000円相当、1,000株以上で20,000円相当まで拡大
  • クロス取引の貸株料コストの目安: 一般信用(短期)を使えば100円台程度(SBI証券短期年率3.9%・100株・保有日数5日で試算すると約116円)
  • 必要資金(100株): 約282,880円(現物買い217,600円+信用売り保証金30%・2026年8月4日終値2,176円ベース)
  • 配当差額(実質コスト): 2026年12月末の中間配当額は本記事執筆時点で未確定ですが、前回実績(2025年12月末基準・1株25.00円)を参考にすると、配当落調整金と現物側受取配当の差額として約508円の追加コストが発生する可能性があります(最低単元の優待額1,000円相当に対し無視できない比率)
  • 在庫の傾向: 権利付最終日が近づくにつれて一般信用の在庫が減少しやすい銘柄
  • 継続保有条件: なし(公式IR(アルペングループ株主優待ページ)に継続保有に関する規定の記載はなく、各基準日ごとの保有株数のみで優待額が決まります)

アルペン(3028)の株主優待内容

項目 内容
証券コード 3028
上場市場 東証プライム・名証プレミア
権利確定月 6月末・12月末(年2回)
最低必要株数 100株
優待内容 アルペングループ店舗(アルペン・アルペンアウトドアーズ・ゴルフ5・スポーツデポ等)、フィットネスクラブ、スキー場、ゴルフ場で使える優待買物割引券
優待金額(最低単元) 1,000円相当(100株以上200株未満)
必要資金(100株) 約282,880円(現物買い217,600円+信用売り保証金30%・2026年8月4日終値2,176円ベース)

保有株数別の優待金額(全ティア)

アルペンの株主優待は、6月末・12月末それぞれの基準日時点の保有株数に応じて金額が変わります。2025年6月末の基準日から内容が改定され、200株・300株・400株の区分が新設されました。

保有株数 優待内容 金額相当(1回あたり)
100株以上200株未満 買物割引券1,000円分×1枚 1,000円相当
200株以上300株未満 買物割引券1,000円分×2枚 2,000円相当
300株以上400株未満 買物割引券1,000円分×4枚 4,000円相当
400株以上500株未満 買物割引券1,000円分×6枚 6,000円相当
500株以上1,000株未満 買物割引券1,000円分×10枚 10,000円相当
1,000株以上 買物割引券1,000円分×20枚 20,000円相当

この優待は年2回(6月末・12月末)の各基準日ごとに独立して付与されます。つまり100株を6月末・12月末の両方の基準日で継続保有していれば、年間で合計2,000円相当(1,000円相当×2回)の優待買物割引券を受け取れる計算です。クロス取引で取得する場合は、各回ごとに個別に権利付最終日をまたぐ必要があります。

アルペンはスポーツ用品専門店「アルペン」「スポーツデポ」「ティゴラ バイ スポーツデポ」、ゴルフ用品専門店「ゴルフ5」「ゴルフ5プレステージ」、アウトドア専門店「アルペンアウトドアーズ」「アルペンマウンテンズ」を全国展開するほか、フィットネスクラブやスキー場(ウイングヒルズ白鳥リゾート)、ゴルフ場も運営する複合スポーツ関連企業です。優待の買物割引券はこれらグループ全店舗・全施設で使える一方、オンラインストアでは利用できない点に注意が必要です。

2025年6月末の基準日からは、それまで「100株~499株以下保有の株主様 2,000円相当の御優待券」という一律区分だった制度が、100株刻み・500株以上刻みの6段階に細分化されました。100株以上200株未満は1,000円相当に半減した一方、300株以上400株未満は4,000円相当、400株以上500株未満は6,000円相当というように、上位の株数区分では増額されています(上表参照)。クロス取引で狙う場合は、最低単元(100株)での優待額が改定前より下がっている点を踏まえてコスト試算する必要があります。

クロス取引コスト試算

以下のツールに証券会社・株価・保有日数を入力すると、貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)と手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026年8月4日の終値(2,176円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

アルペンは12月末(中間配当)・6月末(期末配当)の年2回配当を実施しています。2026年12月31日を基準日とする中間配当(2027年6月期)の会社予想は、本記事執筆時点(2026年8月5日)では公式IRに未公表です。直近の実績としては、2025年12月末を基準日とする中間配当(2026年6月期)が1株25.00円でした(出典: TDnet適時開示「2026年6月期期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」2026年6月10日、アルペン公式IR)。

一般信用でのクロス取引では、配当落調整金は源泉徴収なしで満額を信用売り側が負担する一方、現物側が受け取る配当は源泉徴収後(約20.315%控除後)の金額にとどまるため、両者は相殺されません。前回実績の25.00円を参考値とした場合、100株保有時の試算は以下の通りです。

  • 税引前配当(参考値・25.00円×100株): 2,500円
  • 現物側税引後受取額(源泉徴収20.315%控除後): 約1,992円
  • 差額(実質コスト): 約508円

この差額は最低単元(100株)の優待金額1,000円相当に対して無視できない比率であり、コスト試算に含めて検討する必要があります。なお、この試算はあくまで前回実績を参考にした目安であり、2026年12月末基準日の実際の配当額は会社の決算発表(2026年6月期本決算は2026年8月6日発表予定)を確認してから最終判断してください。

権利日スケジュール

2026年12月権利(12月31日基準日)のスケジュールは以下の通りです。東京証券取引所は12月31日から1月3日まで休場のため、2026年の実質的な最終売買日は12月30日(水)になります。

日付 イベント
2026年12月28日(月) 権利付最終日
2026年12月29日(火) 権利落ち日
2026年12月31日(木) 権利確定日(株主名簿基準日)

権利付最終日(12月28日)までに現物買いと信用売りを約定させ、権利落ち日(12月29日)以降に現渡しで決済するのが基本の流れです。

一般信用在庫の取りやすさと実行手順

アルペンは知名度の高いスポーツ用品株ですが、優待利回り自体は最低単元では控えめなため、一般信用の在庫需要は突出して高いわけではありません。それでも権利付最終日が近づくと在庫が減少する傾向があるため、早めの在庫確保が無難です。

各証券会社の傾向(一般論)

  • SBI証券: 在庫数が最多。夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
  • SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
  • 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
  • GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

クロス取引の実行手順

  1. 権利付最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保
  2. 同じ日に現物買い100株を発注(同時約定を心がける)
  3. 権利付最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)の準備
  4. 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(売り注文が買い注文を超えた場合に発生する追加コスト)。一般信用なら原則ゼロですが、例外的に発生する銘柄もあるので、必ず一般信用であることを確認してください
  • 配当落調整金: 一般信用の配当落調整金は源泉徴収なしで満額を負担する一方、現物側の受取配当は源泉徴収後の金額にとどまるため、両者は相殺されません。前回実績(25.00円/株)を参考にすると100株で約508円の差額が発生する可能性があります。2026年12月末基準日の確定額は公式IRでご確認ください
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 在庫切れ: 権利付最終日が近づくと一般信用売りの在庫が枯渇し、希望の株数を確保できないことがあります
  • 最低取引株数: 優待を受け取るには最低100株の保有が必要です。単元未満株では優待の対象になりません

まとめ

  • アルペン(3028)の12月優待は、100株保有で貸株料コスト約116円(SBI証券短期・保有日数5日で試算)に加え、配当差額(前回実績ベースの参考試算で約508円)を考慮したうえで、買物割引券1,000円相当の取得可否を判断する必要があります
  • 保有株数が多いほど優待額が増える段階的な優待制度のため、まとまった資金がある場合は上位ティアの利回りも比較検討する価値があります
  • 継続保有条件はないため、6月・12月それぞれの基準日ごとに独立してクロス取引を実行できます
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券などの在庫状況をチェックしてみてください

関連記事

数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


📄 公式IR 株主優待ページを確認する →


【出典・参考】
– アルペングループ公式 株主優待ページ: https://store.alpen-group.jp/corporate/ir/other/
– Yahoo!ファイナンス 株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3028.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス 株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3028.T
– Yahoo!ファイナンス 配当情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3028.T/dividend
– アルペン、2026年6月期期末配当を5円増配、年間55円に引き上げ(財経新聞・2026年6月11日): https://www.zaikei.co.jp/article/20260611/856541.html
– 本記事の情報は2026年8月5日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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