【USMH(3222)】株主優待のクロス取引コスト試算【8月権利】
この記事の結論
- ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの8月優待は100円券×30枚(3,000円分)(100株保有)
- クロス取引コストの目安: 約42円(100株・一般信用[SBI証券短期]5日間利用の場合。2026年8月5日終値784円を参考値として試算。実際のコストは後述の計算ツールが自動取得する最新株価で算出されます)
- 在庫の傾向: 過去実績に基づく確定的なデータは確認できていません(一般論として、超人気優待銘柄ほどの争奪戦にはなりにくいと考えられます)
- おすすめ証券会社: SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 3222 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 権利確定月 | 8月末・2月末(年2回) |
| 最低株数 | 100株 |
| 優待内容 | 株主優待券(100円券)または優待品(選択制) |
| 優待金額(100株・8月分) | 3,000円分(100円券×30枚) |
| 必要資金(100株) | 約101,920円(現物買い78,400円+信用売り保証金30%。2026年8月5日終値784円を参考値として試算) |
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下「USMH」)は、関東地方を中心にスーパーマーケットを展開する持株会社です。傘下にはマルエツ・カスミ・いなげやなどの食品スーパーを持ち、これらの店舗で利用できる優待券が年2回(2月・8月)もらえます。
公式IR(https://www.usmh.co.jp/ir/benefit_program)によると、「2026年2月28日基準日より、株主さまの多様なニーズにお応えするため、株主優待品の内容をリニューアルいたしました」とのことで、優待券に加えて選択できる優待品(12品から1品選択)のラインナップが刷新されました。選択制自体は従来から存在しており、今回の変更は優待品の内容の見直しにあたります。日常的に食品スーパーを利用している方にとって、実用性の高い優待です。
8月末権利の全ティア
| 保有株数 | 優待券(100円券) |
|---|---|
| 100〜499株 | 30枚(3,000円分) |
| 500〜999株 | 60枚(6,000円分) |
| 1,000〜1,999株 | 100枚(10,000円分) |
| 2,000〜2,999株 | 200枚(20,000円分) |
| 3,000株以上 | 300枚(30,000円分) |
なお、8月末基準日についても優待品(カタログ選択)は用意されています。公式IRには「また、8月31日現在の株主さまには、12月上旬から1月下旬にかけて、順次、発送させていただきます。」との記載があり、2月末・8月末いずれの基準日でも優待品を選択できます。ただし「※ 8月31日基準日のご優待品には長期優待制度はございません。」とされており、後述の長期保有特典は8月末基準日には適用されません。
利用条件・申込方法の注意点
公式IRによると、優待券は「マルエツ、カスミ、いなげや、イオンフードスタイルの各店舗(テナントを除く)でご利用になれます。但し、ご利用可能な会社及びご利用できない店舗もございます」とされており、対象店舗であってもテナント区画や一部の個別店舗では利用できない例外が存在します(公式IRには除外店舗の実名が個別に列挙されています)。利用前に、送付される優待券に同封の対象店舗一覧・案内でご確認ください。1回の買い上げ1,000円(税込)ごとに1枚使用できます。たばこ・商品券・ギフト券・印紙・郵券類及びその他、これらの対象店舗が指定する商品は対象外です。現金への交換もできません。有効期限が設定されており、期限を過ぎた場合は無効となります。具体的な有効期限は送付される券面でご確認ください。
優待品(カタログ選択)を希望する場合は、送付される「ご優待品希望ハガキ」またはWEB(スマート優待)での申込みが毎回必要です。申込みの締切を過ぎると自動的に優待券が送付される仕組みで、優待品選択の継続適用(前回の選択が自動的に繰り越されること)はありません。クロス取引で優待品を選択したい場合は、申込み手続きを忘れないよう注意してください。
長期保有特典(2月末基準日のみ)
2月末基準日において「3年以上継続保有かつ1,000株以上」の株主に対し、追加で10枚(1,000円分)の優待券が進呈されます。なお、この長期保有特典は8月末基準日には設定されていません。
公式IRには「一度でも1,000株未満になった場合、継続保有期間はリセットされるため、再度3年以上の継続保有が必要です」との規定があります。クロス取引では権利付最終日後に現渡しを行うため、ベースで保有している株数が一時的に1,000株未満まで減ると、それまでの継続保有カウントは振り出しに戻ります。長期保有特典を維持したい場合は、常時1,000株以上を保有し続ける必要があります。
クロス取引のコスト計算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
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なお、本記事中の必要資金(約101,920円)・クロス取引コスト(約42円)は本記事作成時点(2026年8月5日終値784円)を参考値として算出したものです。実際のコストは上記の計算ツールが自動取得する最新株価をもとに算出されます。
USMHは年2回配当を実施しており、2027年2月期の会社予想は中間配当(8月末基準日)1株8.00円・期末配当(2月末基準日)1株8.00円(年間16.00円)です(出典: USMH公式IR配当情報ページ、2026年4月7日発表予想)。100株保有の場合、8月末基準日の税引前配当は800円ですが、一般信用取引の配当落調整金は源泉徴収なしで満額(800円)を信用売り側で負担する一方、現物側が実際に受け取る配当は源泉徴収後(税率20.315%)の約637円にとどまるため、差額の約163円が実質コストとして発生します。
一般信用在庫の取りやすさ
USMHの一般信用在庫について、過去実績に基づく確定的な傾向データは現時点で確認できていません。関東圏の主要スーパーマーケット(マルエツ・カスミ・いなげや)を傘下に持つ企業として知名度はあるものの、すかいらーく等の超人気優待銘柄と比較すると注目度は限定的と考えられます。在庫状況は日々変動するため、権利付最終日の直前にならないよう、早めに在庫を確認・確保することをおすすめします。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 在庫数が最多。夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.90%
- 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.90%
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
- SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
- 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
クロス取引の実行手順と注意点・リスク
- 権利付最終日の1〜2週間前までに、一般信用売りの在庫を確保
- 同じ日に現物買い同数を発注(同時約定を心がける)
- 権利付最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)決済の準備
- 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行
2026年8月の権利確定日は2026年8月31日(月)、権利付最終日は2026年8月27日(木)、権利落ち日は2026年8月28日(金)の見込みです。
クロス取引には以下のリスク・注意点があります。
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 証券金融会社を介した貸借取引で株不足が生じた場合に発生する品貸料で、制度信用取引でのみ発生します。一般信用取引は証券会社との相対取引のため逆日歩は発生しません。クロス取引を行う際は、必ず一般信用で取引していることを確認してください
- 配当落調整金: 一般信用取引の配当落調整金は源泉徴収なしで満額を負担する一方、現物側の受取配当は源泉徴収後(約20.315%)の金額にとどまるため、両者は相殺されず差額が実質コストとして発生する(100株保有・8月末基準日の場合、約163円)
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
- 在庫切れ: 権利確定日直前は在庫が枯渇しやすい。早めの確保を心がけてください
- 最低取引株数: 100株単位での取引が基本。端数は現物のみでの対応が必要
まとめ・関連記事
- ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの8月優待は100株で3,000円分の優待券
- 必要資金は約101,920円(2026年8月5日終値784円を参考値とした試算)と比較的少額で、初心者にも取り組みやすい銘柄です
- クロス取引コストは株価が低いため数十円程度(100株・一般信用5日間利用の場合、約42円)に収まる見込み
- 優待利用可能店舗(マルエツ・カスミ・いなげや等)を日常的に利用している方にとって実用性が高い
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【出典・参考】
– ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス公式IR 株主優待制度: https://www.usmh.co.jp/ir/benefit_program
– ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス公式IR 配当情報: https://www.usmh.co.jp/ir/dividend_info
– ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3222.T
– 本記事中の必要資金・コスト試算は2026年8月5日終値(784円)を参考値として算出しています。実際のコストはページ上部の計算ツールが自動取得する最新株価で算出されます。最新情報は必ず公式サイト・各証券会社のサイトでご確認ください。
– 本記事の情報は2026年8月10日時点のものです。
– 投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

