【クリエイト・レストランツHD(3387)】クロス取引試算【8月権利】
この記事の結論
- クリエイト・レストランツHDの8月優待は100株保有で1,500円分の食事割引券(年2回・2月分と合わせて年間3,000円分)
- クロス取引コストの目安: 約7〜37円(5日保有の目安)(100株・一般信用5日間保有の場合)
- 必要資金(100株): 約91,780円(現物買い70,600円+信用売り保証金30%・2026年5月29日終値706円ベース)
- しゃぶ菜・磯丸水産・鳥良商店など多数の外食ブランド店舗で利用できる使いやすい食事券
- 在庫の傾向: 中程度。権利付最終日の1〜2週間前には確認を始めたい
クリエイト・レストランツHDの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 3387 |
| 権利確定月 | 8月末・2月末(年2回) |
| 権利付最終日(2026年8月) | 2026年8月27日(木) |
| 権利確定日 | 2026年8月31日(月) |
| 最低株数 | 100株 |
| 優待内容 | 食事割引券(電子チケットまたは紙券) |
| 優待金額(100株) | 1,500円分/回(年間3,000円分) |
| 必要資金(100株) | 約91,780円(現物買い70,600円+信用売り保証金30%・2026年5月29日終値706円ベース) |
クリエイト・レストランツHDは「しゃぶ菜」「磯丸水産」「鳥良商店」「かごの屋」「モートンズ」など、グループ内の多数の外食ブランド店舗で利用できる食事割引券を提供しています。外食チェーン系の優待の中でも利用可能店舗の幅が広く、普段の外食に組み込みやすい銘柄です。なお、公式サイトのブランド紹介ページ(2026年7月確認)には複数の外食ブランドが掲載されていますが、総ブランド数は公式に公表されていないため、本記事では具体的なブランド数の記載を控えています。
利用可能店舗は随時見直しが行われており、2026年7月1日付の適時開示「株主様ご優待券」のご利用店舗拡充に関するお知らせにより、豚々亭 第2ビル店(大阪)、大阪トンテキ 2店舗(大阪駅前第3ビル店・なんばウォーク店)、華蓮 2店舗(大阪心斎橋店・博多店)が新たに利用可能店舗に追加されています(2026年7月1日時点でのご利用可能予定店舗であり、状況により変更の可能性があります)。最新の利用可能店舗は公式サイトでご確認ください。
優待の利用方法は、専用アプリ(クリレス優待アプリ)か紙券の2種類から選択できます。アプリでは残高や利用履歴をリアルタイムで確認できますが、アプリの利用は必須ではありません。なお、他の割引・クーポンとの併用はできません。また、利用額が券の額面に満たない場合、差額は現金では返金されず、券の残高として繰り越されるため(有効期限内に限る)、その点を踏まえて計画的に使う必要があります。
保有株数別の優待額(全ティア)
保有株数に応じて優待額が段階的に増えます。年2回(8月・2月)それぞれ以下の額が付与されます(出典: クリエイト・レストランツHD公式IR 株主優待制度ページ 2026年4月30日時点)。
| 保有株数 | 優待額/回 | 年間合計 | 必要資金(参考) |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 1,500円 | 3,000円 | 約91,780円 |
| 200株以上 | 3,000円 | 6,000円 | 約183,560円 |
| 300株以上 | 4,000円 | 8,000円 | 約275,340円 |
| 400株以上 | 5,000円 | 10,000円 | 約367,120円 |
| 500株以上 | 6,000円 | 12,000円 | 約458,900円 |
| 800株以上 | 8,000円 | 16,000円 | 約734,240円 |
| 1,200株以上 | 10,000円 | 20,000円 | 約1,101,360円 |
| 2,000株以上 | 14,000円 | 28,000円 | 約1,835,600円 |
※2,000株を超える上位ティア(6,000株・12,000株・18,000株)は必要資金が200万円を超えるため本記事では省略します。必要資金200万円超の銘柄はクロス取引の対象として現実的ではないため、詳細は公式IRでご確認ください。
※必要資金は「現物買い+信用売り保証金30%」で算出しています(株価2026年5月29日終値706円ベースの参考値)。必要資金は購入時の株価により変動します。
なお、上記の通常優待とは別に、800株以上を同一株主番号で連続保有し続けた株主には追加の継続保有ボーナスが用意されています。以下で条件と注意点を解説します。
800株以上の継続保有ボーナスについて
条件は公式IR(株主優待制度のご案内)で「株主名簿確定基準日(2月末日及び8月末日)の株主名簿に、800株以上の保有を同一株主番号で連続して3回以上記録または記載されている株主様」と定められており(2026年7月確認)、単純な経過期間ではなく、基準日(2月末・8月末)ごとに800株以上を同一株主番号で保有していることを連続3回以上満たす必要があります。通常の優待に加えて追加の食事割引券が贈呈されます。
| 継続保有株数 | 追加優待額/回 | 年間追加合計 |
|---|---|---|
| 800株以上 | 2,000円 | 4,000円 |
| 6,000株以上 | 4,000円 | 8,000円 |
| 12,000株以上 | 6,000円 | 12,000円 |
| 18,000株以上 | 8,000円 | 16,000円 |
初回のクロス取引では継続保有ボーナスは取得できません。 「同じ株主番号で連続3回以上」という基準日ベースの条件であるため、初めて株主名簿に記録された基準日から数えて連続3回(2月末・8月末の場合、例: 2026年8月末[1回目]→2027年2月末[2回目]→2027年8月末[3回目]で1年分)記載され続ける必要があります。
また、通常の「クロス取引 → 現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)で0株に戻す」の繰り返しでは、次回取得時に株主番号が新規発番される可能性があり、この連続記録が断絶します。
注意: 「端株や一部現物を少量維持しておけば足りる」という理解は誤りです。 この条件は「所定株数(800株)以上を各基準日に記録する」型の条件であり、株数を問わず番号さえ継続していればよい条件ではありません。基準日(2月末・8月末)ごとに800株以上を同一株主番号で保有している必要があります。800株以上の継続保有ボーナスを狙う場合の現実的な戦略は、①端株(1株)を常時現物保有して株主番号の継続性を維持しつつ、②各基準日の前後に800株をクロス取引で積み増す(例: 端株1株の常時保有+800株クロス=合計801株を基準日に保有)という組み合わせで、毎回の基準日時点で800株以上を満たす形にすることです。端株(単元未満株)そのものの仕組みや売買方法については端株(単元未満株)とは?クロス取引・株主優待での意味と使い方で詳しく解説しています。ただし、この方法で株主番号が実際に連続して維持されるかは銘柄・証券会社の実務により異なる可能性があるため、株式事務代行会社(三井住友信託銀行 証券代行部)への事前確認を強く推奨します。
今回記事で取り上げるのは通常クロス取引(800株未満または継続保有を目的としない場合)です。継続保有ボーナスは長期保有を前提とした別枠の制度とご理解ください。
クロス取引のコスト計算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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クリエイト・レストランツHDは配当を実施している銘柄です(FY2025期実績:年間8円、FY2026期実績:中間4.50円・期末2.25円等、FY2027期予想:年間5.00円)。権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当を受け取り、信用売り側で同額の配当落調整金を支払う形になるため、両者は原則相殺され、クロス取引の実質コストには(源泉徴収タイミング差等を除き)大きな影響を与えません。100株・一般信用5日間保有の場合、主要証券会社での貸株料の目安は以下のとおりです(計算式: 株価706円 × 100株 × 貸株料率 ÷ 365日 × 5日)。
| 証券会社 | 一般信用貸株料(年率) | 5日間コスト目安 |
|---|---|---|
| GMOクリック証券(無期限) | 年率0.80% | 約7円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 年率1.10% | 約10円 |
| SMBC日興証券 | 年率1.90% | 約18円 |
| SBI証券(短期) | 年率3.90% | 約37円 |
| 楽天証券(短期) | 年率3.90% | 約37円 |
※現物・信用の売買手数料が別途かかる場合があります。各社の手数料体系は公式サイトでご確認ください。最新情報は各証券会社の公式サイトをご参照ください。
クロス取引の実行手順
一般信用在庫の取りやすさ
クリエイト・レストランツHD(3387)は外食系の銘柄として知名度が高く、一般信用在庫の競争は中程度の傾向があります。権利付最終日(2026年8月27日)の2〜3週間前から在庫を確認し始めると安心です。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 国内最多水準の在庫量。夜間(19時頃の在庫補充後)に枠が確保しやすい
- 楽天証券: 日中に在庫補充が入るタイミングがある。マイページから随時確認
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期一般信用(貸株料年率1.10%)で、権利付最終日の1ヶ月以上前から仕込むことも可能
- GMOクリック証券: 無期限一般信用(貸株料年率0.80%)はコスト面で有利。サブ口座として活用する方が多い
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトで直接ご確認ください。
実行ステップ
- 権利付最終日の1〜2週間前に、希望証券会社で一般信用売りの在庫を確認・確保
- 在庫確保と同日に現物買い100株を同時発注(売り・買いを同時に約定させるのが原則)
- 権利付最終日(2026年8月27日)の引け後、現渡し決済の準備を行う
- 権利落ち日(2026年8月28日)または翌営業日に現渡し決済を実行
- 優待は権利確定日(2026年8月31日)時点の株主名簿に基づいて後日送付される
クロス取引の基本手順についてはクロス取引(つなぎ売り)とは?株主優待を低コストで取得する方法も参考にしてください。
注意点・リスク
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合に発生する可能性があります。一般信用取引であれば原則として逆日歩は発生しません。クロス取引では一般信用を選択することが重要です(一般信用と制度信用の違い参照)
- 配当落調整金: クリエイト・レストランツHDは配当を実施しています(FY2025期実績:年間8円、FY2026期実績:中間4.50円・期末2.25円等、FY2027期予想:年間5.00円)。権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側の配当受取と信用売り側の配当落調整金の支払いは原則相殺されますが、源泉徴収のタイミング差等により実質コストにわずかな影響が生じる可能性があります。最新の配当情報は公式IRでご確認ください
- 約定不成立(片約定): 売り・買いの片方しか成立しないケースがあります。特に小型銘柄や出来高の少ない時間帯では注意が必要です。寄り付き前の成行注文で両方同時に発注するのが一般的な対策です
- 在庫切れ: 人気銘柄では権利付最終日の直前に一般信用在庫が枯渇する場合があります。早めの在庫確認を推奨します
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA口座では利用できません。特定口座または一般口座で実行してください
- 利用できない場面がある: デリバリー、事前決済によるテイクアウト、物販・インターネット販売、仕出し弁当・おせち等では優待券を利用できません(公式FAQで確認)。対象外の個別店舗もあるため、利用前に公式サイトの店舗一覧でのご確認をお勧めします
- 他の割引との併用不可: 他のクーポン・割引サービスとの併用はできません。利用額が優待券の額面に満たない場合、残額は現金では返金されず、券の残高として繰り越されます(有効期限内に限る)
まとめ
- クリエイト・レストランツHDは100株・必要資金約91,780円(現物買い70,600円+信用売り保証金30%)から食事割引券を取得できる外食系優待銘柄
- 年2回(8月・2月)の権利があり、クロスも年2回チャレンジできる
- 貸株料コストは5日間保有で概ね7〜37円程度(証券会社・保有日数により異なる)
- 配当は実施されていますが、現物・信用売りの両方を保有していれば配当落調整金は原則相殺されるため、実質コストは概ね貸株料と売買手数料が中心です
- しゃぶ菜・磯丸水産など多ブランドで使える食事券は実用性が高い
- 800株以上の継続保有ボーナスは初回クロスでは取得できないため、長期保有戦略と分けて考える
まずはSBI証券・楽天証券などで8月末の在庫状況を権利付最終日の2週間前頃から確認することをお勧めします。
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投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。
【出典・参考】
– クリエイト・レストランツHD 公式IR 株主優待制度ページ: https://www.createrestaurants.com/ir/stock/shareholder/
– クリエイト・レストランツHD 公式IR 配当情報ページ: https://www.createrestaurants.com/ir/stock/dividends/
– クリエイト・レストランツHD 公式IR よくあるご質問(株主優待): https://www.createrestaurants.com/ir/faq/
– クリエイト・レストランツHD 公式サイト ブランド紹介ページ(2026年7月確認): https://www.createrestaurants.com/brand/
– クリエイト・レストランツHD 適時開示「株主様ご優待券」のご利用店舗拡充に関するお知らせ(2026年7月1日付): https://ssl4.eir-parts.net/doc/3387/tdnet/2845855/00.pdf
– Yahoo!ファイナンス 3387 株主優待: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3387.T/incentive
– 本記事の情報は2026年7月24日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

