【アツギ(3529)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】

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【アツギ(3529)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】

目次

この記事の結論

  • アツギの3月株主優待は、自社ECサイト「ATSUGI ONLINE SHOP」での購入代金30%割引(100株以上保有、期間中3回まで・1回10万円まで)
  • クロス取引コストの目安: 約29〜225円(100株・保有5日間・一般信用利用の場合。手数料無料の証券会社(SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券・松井証券)なら貸株料のみが実質コストとなり、貸株料の年率だけで比較すると松井証券が2.00%で最も低く約29円、GMOクリック証券は約55円、SBI証券・楽天証券は約56円です。ただし本銘柄が松井証券で一般信用売建可能かどうかは本稿執筆時点で確認できておらず、三菱UFJ eスマート証券は取扱いなし・SMBC日興証券は売建可能数量0株とすでに2社で取扱い不可が確認されている小型株のため、松井証券についても事前にご自身で在庫の有無をご確認ください。SMBC日興証券利用時は貸株料約27円+現物手数料198円で約225円ですが、こちらも本稿確認時点で本銘柄の売建可能数量が0株のため現時点では利用できません)
  • 必要資金(100株): 約135,850円(現物買い104,500円+信用売り保証金30%・2026年8月12日終値ベース)
  • 在庫の傾向: 三菱UFJ eスマート証券は本銘柄の一般信用(長期)に非対応(2026-07-14確認)、SMBC日興証券は売建可能数量が0株(本稿確認時点)と証券会社によって取扱いにばらつきがあります。松井証券・SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券についても取扱いの一次確認は取れていないため、複数の証券会社で早めの在庫確認を推奨します
  • 継続保有条件: 公式案内に記載なし(各基準日時点で100株以上保有していれば対象)

アツギの株主優待内容

アツギは神奈川県海老名市に本社を置く、ストッキング・タイツ・ソックス・インナーウェアを主力とするアパレルメーカーで、東証スタンダード市場に上場しています(従業員数は単体141名・連結1,207名、2026年3月末時点)。株主優待は年2回、3月末・9月末を基準日として実施されており、優待内容はいずれの基準日も同一です。

一般信用クロス取引の観点では、証券会社によって取扱い状況にばらつきがある点に注意が必要です。三菱UFJ eスマート証券では2026年7月14日時点の確認で本銘柄(3529)の一般信用(長期)取り扱いが確認できていません(同社kabuステーションAPIの実測データに基づく)。SMBC日興証券の一般信用売建可能銘柄リストには本銘柄の掲載自体はあるものの、本稿確認時点での売建可能数量は0株となっており、掲載はあっても現時点で在庫はありません。クロスを実行する前に必ず複数の証券会社で在庫状況を確認してください。

項目 内容
証券コード 3529
権利確定月 3月末・9月末
最低必要株数 100株
優待内容 自社ECサイトでの購入代金30%割引(送料無料も付帯)
利用回数上限 期間中3回まで
1回あたりの購入上限 10万円まで
優待金額(最大相当) 1回あたり最大30,000円割引(10万円購入時)
必要資金(100株) 約135,850円(現物買い104,500円+信用売り保証金30%)

優待の利用期間は基準日ごとに区切られており、3月末権利確定分は6月15日〜11月30日、9月末権利確定分は12月15日〜翌年5月31日が利用可能期間です。保有株数によって割引率や利用回数が変わる複数ティアの制度ではなく、100株以上であれば一律の内容となっています。上位株数を保有しても割引率が上乗せされる仕組みはない点に注意してください。

1回の購入で10万円までに30%割引が適用されるため、フル活用すれば1回あたり最大30,000円相当、期間中3回まで利用すれば最大90,000円相当の値引きを受けられる計算になります。ただし日常的な購入であれば1回数千円〜1万円程度の利用が現実的なため、実際の節約額は数千円〜1万円規模となるケースが多いと考えられます。

同社の直近決算(2027年3月期第1四半期、2026年4〜6月)では、売上高は前年同期比2.1%増の約44億円となった一方、営業損失は約6億円と前年同期の約5億円から拡大しています。通期の業績予想は本記事執筆時点で未定です。優待自体は自社ECサイトの割引という性質上、換金性はなく、実際にオンラインショップで購入する予定がある株主向けの優待といえます。

クロス取引コスト試算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026年8月12日の終値(1,045円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

権利付最終日から権利落ち日までの保有日数を5日と仮定した場合の貸株料の目安は以下の通りです(証券会社・種別によって年率が異なります)。

証券会社 種別 年率 5日保有の貸株料目安
SBI証券 短期一般信用 3.90% 約56円
楽天証券 短期一般信用 3.90% 約56円
GMOクリック証券 短期一般信用 3.85% 約55円
松井証券 一般信用(無期限) 2.00% 約29円
SMBC日興証券 一般信用(売方) 1.90% 約27円(※本稿確認時点で売建可能数量0株のため実行不可)
三菱UFJ eスマート証券 一般信用(長期) 1.10% 約16円(※本銘柄は2026-07-14確認時点で取扱いなし)

上記のうちSBI証券・楽天証券・GMOクリック証券・松井証券は条件を満たせば現物売買手数料が無料のため、貸株料のみが実質コストになります。年率だけで比較すると松井証券が2.00%と他社(3.85〜3.90%)より低いため約29円で最も安く、GMOクリック証券は約55円、SBI証券・楽天証券は約56円です。ただし本銘柄が松井証券で一般信用売建可能かどうかは本稿執筆時点で確認できていません。三菱UFJ eスマート証券は取扱いなし(2026-07-14確認)・SMBC日興証券は売建可能数量0株(本稿確認時点)とすでに2社で取扱い不可が判明している小型株のため、松井証券・SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券についても在庫の有無を必ずご自身で確認してからクロスを実行してください。SMBC日興証券は貸株料自体は年率1.90%と低いものの、取得金額104,500円は約定代金10万円超20万円以下の区分に該当し現物手数料198円が発生するため、利用できた場合の実質コストは貸株料約27円+手数料198円で約225円になります(ただし本稿確認時点で本銘柄の売建可能数量は0株のため実行できません)。三菱UFJ eスマート証券は本銘柄の一般信用(長期)取り扱いが確認できていないため、そもそも選択肢に入りません。

アツギは2027年3月期の1株配当予想が0.00円であり、2021年3月期以降無配が継続しています(最後の配当は2020年3月期の15.00円。出典: Yahoo!ファイナンス配当ページ、2026年8月12日確認)。そのため現時点では信用売り側で配当落調整金は発生しません。今後配当が再開された場合は信用売り側で配当金と同額の調整金が発生するため、再開アナウンスがあれば最新情報を必ず公式IRでご確認ください。

必要資金は約135,850円(現物買い104,500円+信用売り保証金30%、2026年8月12日終値1,045円ベース)です。優待そのものは自社ECサイトの割引であり金額換算が一律に定まらないため、費用対効果は「自社ECサイトを実際に利用するかどうか」で大きく変わる点に留意してください。

権利日スケジュール(2027年3月権利)

日付 イベント
2027年3月29日(月) 権利付最終日
2027年3月30日(火) 権利落ち日
2027年3月31日(水) 権利確定日(記録日)

一般信用在庫の取りやすさ

アツギの一般信用在庫の需要傾向は非公表(データ未取得)のため、人気銘柄と同様に権利付最終日直前に在庫が枯渇する可能性を前提に、早めの在庫確保を心がけるのが無難です。加えて、三菱UFJ eスマート証券は本銘柄の一般信用(長期)取り扱いが2026-07-14時点で確認できておらず、SMBC日興証券は売建可能数量が0株(本稿確認時点)と、証券会社によって取扱いにばらつきがあります。「在庫が確保しやすい」と一律に判断せず、複数の証券会社で個別に在庫状況を確認することをおすすめします。

各証券会社の傾向(一般論)

  • SBI証券: 在庫数が最多。夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 三菱UFJ eスマート証券: 2026年7月14日時点の確認で、本銘柄(3529)の一般信用(長期)取り扱いがありません。最新の取扱状況は同社サイトでご確認ください
  • SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%。ただし本稿確認時点で本銘柄の売建可能数量は0株です
  • 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
  • GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用取引でのみ発生する品貸料(証券金融会社を介した貸借取引で株不足が生じた場合の追加コスト)。一般信用取引は証券会社との相対取引のため逆日歩は発生しませんが、必ず一般信用で取引していることを確認してください
  • 配当落調整金: アツギは2021年3月期以降無配が継続しており(最後の配当は2020年3月期の15.00円。2027年3月期の会社予想も0.00円)、現時点では配当落調整金は発生しません。今後配当が再開された場合は信用売り側で配当金と同額の調整金が発生するため、再開アナウンスがあれば最新情報を必ず公式IRでご確認ください
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 在庫切れ: 需要動向が非公表な上、三菱UFJ eスマート証券は一般信用(長期)非対応(2026-07-14確認)、SMBC日興証券は売建可能数量0株(本稿確認時点)と証券会社によって取扱いにばらつきがあります。松井証券・SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券についても本銘柄の一般信用売建可否は本稿では未確認です。権利付最終日が近づくと在庫がなくなる可能性もあるため、複数の証券会社での早めの確認を推奨します
  • 優待利用期間の制約: 優待割引の利用可能期間は権利確定日からすぐには始まりません。3月末権利確定分は6月15日〜11月30日、9月末権利確定分は12月15日〜翌年5月31日が利用可能期間で、権利確定日(3月31日または9月30日)から利用開始まで約2.5か月の空白期間があります。クロス取引で優待の権利だけを取得しても、実際にオンラインショップで割引を使えるのは利用期間に入ってからです
  • 最低取引株数: 100株未満の保有では優待の対象外となります。また優待は自社ECサイトでの購入代金割引のため、購入予定がない場合は換金性がない点にも注意が必要です
  • NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応。特定口座 or 一般口座で実行してください

まとめ

  • アツギの3月優待は自社ECサイトでの購入代金30%割引(100株以上、期間中3回まで・1回10万円まで)
  • 必要資金は約135,850円、100株のクロス取引コストは約29円〜225円(貸株料の年率だけで比較すると松井証券が最安の約29円、GMOクリック証券が約55円、SBI証券・楽天証券が約56円。SMBC日興証券利用時は貸株料約27円+手数料198円で約225円。ただし松井証券で本銘柄が売建可能かは未確認、SMBC日興証券は本稿確認時点で売建可能数量が0株のため現時点では利用不可)
  • 三菱UFJ eスマート証券は本銘柄の一般信用(長期)に非対応(2026-07-14確認)。松井証券・SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券も本銘柄の取扱いは本稿では未確認のため、在庫の動きは証券会社によってばらつきがある前提で、複数証券会社での早めの確認を推奨します
  • 優待の利用可能期間は権利確定日から約2.5か月後に開始(3月末権利→6月15日〜11月30日、9月末権利→12月15日〜翌年5月31日)
  • アツギは2021年3月期以降無配継続中(最後の配当は2020年3月期15.00円。2027年3月期予想も0.00円)のため、現時点では配当落調整金は発生しません
  • 優待の実利用予定がある場合に費用対効果が高くなる銘柄のため、自社ECサイトを利用するかどうかで判断するのがよいでしょう
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券の在庫状況をチェックしてみてください

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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


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【出典・参考】
– アツギ公式IR 株主優待ページ: https://www.atsugi.co.jp/ir/yuutai.html
– アツギ公式 会社概要: https://www.atsugi.co.jp/company/profile.html
– Yahoo!ファイナンス 株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3529.T
– Yahoo!ファイナンス 株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3529.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス 配当情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3529.T/dividend
– 本記事の情報は2026年8月12日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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