この記事の結論
- JMホールディングス(3539)の株主優待は毎年7月末が権利確定日の年1回。精肉・コシヒカリ・グループ商品券(500円単位)の3択で2,500円相当(100株)
- 2回連続保有(前年7月末+当年7月末)が条件。通常の短期クロスのみでは初回から取得不可
- 推奨戦略:端株1株を常時保有(株主番号を維持)+各基準日に100株クロス(合計101株で優待条件を満たす)
- 端株1株の購入費用:約1,301円(一時費用のみ)、100株クロス貸株料:約69円/回
株主優待内容テーブル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 3539 |
| 銘柄名 | 株式会社JMホールディングス |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 権利確定月 | 7月末(年1回) |
| 最低株数 | 100株 |
| 優待内容(100株以上) | 2,500円相当(精肉・コシヒカリ・グループ商品券から1択) |
| 優待内容(500株以上) | 3,500円相当(同上) |
| 優待内容(1,000株以上) | 5,000円相当(同上) |
| 優待内容(10,000株以上) | 10,000円相当(同上) |
| 継続保有条件 | 当年7月末+前年7月末の2回連続同一株主番号記録 |
| 必要資金目安(100株) | 約13万円(株価1,301円×100株、2026年5月21日時点) |
優待内容の補足:
– 選択肢①:精肉関連商品(プレミアムカルビ等、JMホールディングス系列ブランド)
– 選択肢②:新潟県南魚沼産コシヒカリ米(株数に応じたグラム数)
– 選択肢③:グループ商品券(500円単位)
– 優待品は11月下旬〜12月頃に発送(例年)
2026年7月の権利確定スケジュール
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年7月29日(水) | 権利付最終日(この日までに買付・信用売建を完了) |
| 2026年7月30日(木) | 権利落ち日(現渡し可能日) |
| 2026年7月31日(金) | 権利確定日 |
| 2026年11月〜12月 | 優待品発送予定(例年スケジュール) |
注意: 7月29日の大引け(15:30)までに現物買付と信用売建の両方が約定している必要があります。
クロス取引コスト計算テーブル
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
■ 必要資金(売買資金の目安)
■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
継続保有特典(2回連続記録)を狙う戦略
JMホールディングスの継続保有条件(当年7月末+前年7月末の2回連続で同一株主番号での100株以上記録)を達成するための戦略を解説します。
⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。
継続保有特典を狙うには、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。
戦略A:端株(1株)常時保有 + 各基準日に100株クロス
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入・持ち続ける(株主番号の維持が目的)
- 各権利付最終日(7月末):100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 合計101株(100株以上の優待条件を満たす)
- 権利落ち後:現渡しで100株を決済。1株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1株購入(一時費用) | 約1,301円 |
| 100株クロス 貸株料(5日)/回 | 約69円 |
| 年1回(7月末)合計 | 約69円 |
| 2回分(2025年・2026年各7月末)合計 | 約138円 |
⚠️ 端株(1株)での継続記録カウント可否は条件文言によります。「同一株主番号で連続記載(株数不問)」の場合は有効ですが、「100株以上での記録2回連続」が条件の場合は無効になる可能性があります。実施前に株式事務代行会社への確認を推奨します。
戦略B:現物100株常時保有(クロス不要)
- 100株を現物購入・持ち続ける(株主番号維持。優待も受け取れる)
- 各権利付最終日に追加クロスは不要。そのまま100株保有で権利を取得する
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株購入(継続保有・資金拘束) | 約130,100円 |
| クロスコスト/回 | 0円(クロス不要) |
| 年1回合計 | 0円 |
100株の継続保有により優待も受け取れますが、約130,100円が長期間拘束されます。
コスト節約オプション:段階的切り替え
継続保有条件が「株主番号の継続(株数不問)」の場合のみ有効。
条件が「100株以上での記録2回連続」の場合は無効になる可能性があるため、事前確認が必須です。
本銘柄は閾値100株(最低単元)のため、条件達成前も達成後も100株クロスとなりコスト節約効果はありません。2回の記録(約1年)で条件を満たします。
| 期間 | 常時保有 | クロス株数 | 合計 | 取得優待 |
|---|---|---|---|---|
| 1回目(記録積み上げ中) | 端株1株 | 100株 | 101株 | 受取不可 |
| 2回目以降(条件達成後) | 端株1株 | 100株 | 101株 | 2,500円相当(100株帯) |
戦略比較
| 戦略A(1株+100株クロス) | 戦略B(100株現物保有のみ) | コスト節約(段階的) | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 約1,301円(1株) | 約130,100円(100株) | 約1,301円(1株) |
| クロスコスト/回 | 約69円 | 0円 | 約69円 |
| 資金拘束 | 極小 | 約130,100円 | 極小 |
| 継続保有の確実性 | △〜◎(要確認) | ◎ | △(要確認) |
推奨: 資金拘束を最小化するなら戦略A。確実に継続記録を積みたいなら戦略B(ただし約130,100円の継続保有資金が必要)。
共通の注意事項
- 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされます。端株・現物株の保有口座は固定してください。
- クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物株の口座は変えないでください。
詳しくは端株戦略とは?継続保有条件のある銘柄でクロス取引する裏技を解説をご参照ください。
注意点・リスク
1. 継続保有条件(最重要)
JMホールディングスの株主優待は継続保有条件があります。「当年7月末日と前年7月末日の両方に、同一の株主番号で100株以上が株主名簿に記録されていること」が対象条件です。
通常の短期クロス取引(権利直前に建て・直後に決済)では初回から優待を受け取れません。 上記の「端株1株を常時保有する戦略」が必要です。
継続保有条件を満たすには、2025年7月末に保有記録があり、かつ2026年7月末にも保有記録が必要です。すでに2025年7月末に記録がある方は、端株1株を継続保有していれば2026年7月末のクロスで条件を満たせます。
2. 逆日歩リスク(制度信用の場合)
一般信用在庫が確保できない場合でも、制度信用でのクロスには逆日歩リスクが伴います。優待金額2,500円に対し逆日歩が上回ると採算が合わなくなります。必ず一般信用在庫の確認を優先してください。
3. 在庫枯渇リスク
権利付最終日(7月29日)に向けて一般信用在庫が枯渇しやすくなります。東証プライム上場の精肉系優待として需要は一定程度あるため、余裕をもって建玉を入れることをお勧めします。
4. 配当落調整金
JMホールディングスは配当金を支払っています(2025年7月期実績:年間46円/株、2026年7月期予想:24円/株※株式分割後ベース)。クロス取引では配当落調整金の支払いが発生するため、コスト計算に組み込んでください。
5. 優待内容・条件の変更リスク
株主優待の内容・金額・継続保有条件は予告なく変更される場合があります。必ず最新の公式IR情報をご確認ください。
まとめ
JMホールディングス(3539)は「プレミアムカルビ」等の精肉専門店を展開する会社の優待です。精肉・コシヒカリ・商品券の3択という実用性の高い内容が魅力で、100株で2,500円相当・必要資金約13万円というコストパフォーマンスは優秀です。
ただし継続保有条件(前年7月末にも記録が必要)があるため、純粋な短期クロス取引では優待を受け取れない点に注意が必要です。すでに保有実績のある方や、長期投資との組み合わせを検討している方にとっては、クロス取引でのコスト削減効果が期待できます。
配当利回りも約1.8%(2026年7月期予想)あるため、中長期保有にも向いた銘柄といえます。
出典
- JMホールディングス公式IR「株主還元」:https://www.jm-holdings.co.jp/ir/dividend.html
- 確認日:2026年5月20日
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。株主優待の内容・権利確定日・優待金額・継続保有条件等は変更される場合があります。投資判断は必ずご自身で行い、最新情報は各社公式IRページでご確認ください。クロス取引には貸株料・各種手数料・配当落調整金のコストが発生します。また、一般信用の在庫が確保できない場合や約定が成立しない場合は優待取得できません。

