【システムインテグレータ(3826)】株主優待のクロス取引コスト試算と取得の注意点【2026年8月権利】
この記事の結論
- システムインテグレータの8月優待は 新潟産コシヒカリ1kg(200株以上保有の場合)
- 対象は同一年の2月末(株数不問・1株以上)と8月末(200株以上)の両方で同一株主番号記録が必要
- 必要資金の目安: 約88,600円(株価443円×200株)
- 2月末は株数不問のため、端株1株を常時保有していれば2月末条件は自動的に満たされます
- おすすめ証券会社: SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券
システムインテグレータの株主優待内容
システムインテグレータ(3826)は、業務効率化ソフト・ERPなどのパッケージソフトウェアの開発・販売を手がけるIT企業です。
株主優待として、新潟県産のコシヒカリ(減農薬・減化学肥料の特別栽培農産物)を毎年8月末権利確定で進呈しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 3826 |
| 権利確定月 | 8月末(年1回) |
| 最低優待株数 | 200株以上 |
| 株価(2026年6月1日時点) | 443円 |
| 必要資金(200株) | 約88,600円 |
| 優待種類 | 自社産地指定コシヒカリ(現物) |
保有株数ごとの優待内容
| 保有株数 | 優待内容 |
|---|---|
| 200株以上1,000株未満 | 新潟産コシヒカリ 1kg |
| 1,000株以上4,000株未満 | 新潟産コシヒカリ 2kg |
| 4,000株以上16,000株未満 | 新潟産コシヒカリ 5kg |
| 16,000株以上 | 新潟産コシヒカリ 10kg |
お米は「システムインテグレータオリジナル勝蔵ルール(新潟県認定基準以上の厳格な基準)」に基づき栽培された特別栽培農産物です。発送予定は10月中旬頃。
⚠️ 継続保有条件の重要事項
同年2月末・8月末の両方で記録が必要(2月末は株数不問):
「毎年2月末日現在、および同年の8月末日現在の株主名簿に、同一株主番号で記載のある株主様」が優待対象です。
重要: 公式IRの条件文言によると、2月末は株数の制限なし(1株以上で可)です。8月末は200株以上保有が必要です。つまり、端株1株を常時保有していれば2月末の条件は自動的に満たされ、8月末に200株のクロスを実施すれば優待対象となります。
(出典: 株式会社システムインテグレータ 公式IR 株主優待 https://corporate.sint.co.jp/ir/stock/dividend )
継続保有条件への対応戦略
⚠️ 2月末の記録なしには8月末の優待を取得できません(ただし2月末は株数不問)
システムインテグレータの条件は「同年の2月末・8月末の両方で同一株主番号での記録」です。つまり、8月末のクロスのみ実施しても、2月末に記録がなければ優待は受け取れません。
ただし、2月末は株数の制限がないため、端株1株を常時保有していれば2月末の条件は自動的に満たされます。これにより、端株保有者は8月末の200株クロスのみで優待を取得できます。
対応するには以下のいずれかの戦略が有効です。
戦略A:端株(1株)常時保有 + 8月末のみ200株クロス(推奨)
2月末は株数不問のため、端株1株の常時保有で2月末条件を満たせます。
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入・持ち続ける(株主番号の維持 + 2月末条件の充足)
- 2月末はクロス不要 — 端株1株保有で2月末基準日の記録が自動的に満たされます
- 8月末の権利付最終日:200株をクロス(現物買い200株+一般信用売り200株)→ 合計201株
- 権利落ち後:現渡しで200株を決済。1株は持ち続ける
これにより、同年の2月末(1株)・8月末(201株)の両方で記録され、優待条件を満たします。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1株購入(一時費用) | 約443円 |
| 200株クロス 貸株料(5日)/年1回 | 約400〜1,500円前後(証券会社・貸株料率による) |
| 年間合計(8月末のみクロス) | 約400〜1,500円前後 |
2月末のクロスが不要になるため、2月末・8月末の両方クロスより年間コストが約半分になります。
戦略B:現物200株常時保有
- 200株を現物購入・持ち続ける(各基準日に自動で200株以上で記録される)
- 2月末・8月末のクロスは不要
- 両基準日に200株以上として自動的に記録される
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 200株購入(継続保有・資金拘束) | 約88,600円 |
| 年間クロスコスト | 0円 |
約8.86万円の資金拘束で確実に両基準日の記録が積み上がります。株価リスクを負いますが、条件達成の確実性は最も高い戦略です。
戦略比較
| 戦略A(1株常時保有+8月末のみ200株クロス) | 戦略B(200株現物保有) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約443円(1株) | 約88,600円(200株) |
| クロスコスト/年 | 約400〜1,500円(8月末のみ) | 0円 |
| 資金拘束 | 極小(端株1株分) | 約88,600円 |
| 2月末条件 | ◎(端株1株で自動充足) | ◎ |
| 8月末条件 | ◎(200株クロスで充足) | ◎ |
推奨: 資金拘束を避けるなら戦略A(2月末は端株が自動充足するので8月末のクロスのみ実施すればOK)。手間を省くなら戦略B。
共通の注意事項
- 保有口座を変えると株主番号がリセットされます。端株・現物株の保有口座は固定してください。
- 戦略A(端株+8月末クロス)では、2月末は端株1株が自動充足するため2月末のクロスは不要です。8月末のクロスのみ計画的に実施してください。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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クロス取引のコスト計算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
■ 必要資金(売買資金の目安)
■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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配当落調整金については、システムインテグレータが配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
一般信用在庫の取りやすさ
システムインテグレータは小型IT株で、クロス取引への参加者は比較的少なめです。ただし200株単位での在庫確保が必要なことに注意してください。
優待が実物のお米(10月発送)であるため、食品系優待を好む投資家に人気があります。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 在庫数が最多クラス。19:00頃の在庫補充後が狙い目
- 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期一般信用(無期限)が使える。貸株料年率1.10%で早期確保に向く
- GMOクリック証券: 無期限一般信用の貸株料年率0.80%。コスト重視の方に選ばれやすい
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
クロス取引の実行手順(8月末の場合)
- 権利付最終日(2026年8月27日)の1〜2週間前までに一般信用売りの在庫を確保
- 同日に現物買いを同数(200株)発注(同時約定が理想)
- 権利付最終日(8月27日)の引け後、現渡し決済の準備
- 権利落ち日(8月28日)または翌営業日に現渡し決済を実行
注意: 8月末のクロスを実施するためには、同年2月末時点で記録が必要です。ただし2月末は株数不問のため、端株1株を常時保有していれば2月末の記録は自動的に満たされます(2月末にクロスは不要)。
2026年のスケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年2月26日(木) | 2月末権利付最終日(2026年2月末基準日の権利確定に必要) |
| 2026年2月27日(金) | 権利落ち日 |
| 2026年2月28日(土) | 2月末基準日 |
| 2026年8月27日(木) | 8月末権利付最終日 |
| 2026年8月28日(金) | 権利落ち日 |
| 2026年8月31日(月) | 8月末権利確定日(優待基準日) |
注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生(一般信用なら原則ゼロ)。クロス取引では一般信用を使うことを必ず確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄では、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます
- 約定不成立リスク: 小型株のため流動性が低い時間帯では片側のみ約定するケースがあります
- 在庫切れ: 200株単位での在庫確保が必要です
- 最低取引株数の制約: 最低200株(100株2単元)の取引が必要です。100株では優待対象外です
- 2月末記録: 端株1株を常時保有していれば2月末条件は自動充足されます。ただし保有口座の変更は株主番号リセットのリスクがあります
まとめ
- システムインテグレータ(3826)の8月末優待は、200株保有で新潟産コシヒカリ1kg
- 優待対象は「同年2月末(株数不問)・8月末(200株以上)の両基準日で同一株主番号記録」が条件
- 2月末は株数不問のため、端株1株を常時保有していれば2月末条件は自動充足されます
- 端株保有者は8月末のみ200株クロスすれば優待対象になります(2月末のクロス不要)
- 必要資金は約8.86万円(200株)。コスト試算ツールで実際のクロスコストを事前確認してください
- 毎年新米を受け取りたい方は、端株1株常時保有+8月末200株クロスの組み合わせが最もコスト効率の高い戦略です
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【出典・参考】
– 株式会社システムインテグレータ 公式IR 株主還元・配当・優待: https://corporate.sint.co.jp/ir/stock/dividend
– Yahoo!ファイナンス システムインテグレータ(3826)株主優待: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3826.T/incentive
– 本記事の情報は2026年6月2日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

