【ミルボン(4919)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】

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【ミルボン(4919)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】

目次

この記事の結論

  • ミルボン(4919)の12月株主優待は100株保有(保有3年未満)で「100株保有コース」の自社ヘアケア製品と交換可能(寄付選択時の相当額目安3,000円)
  • 500株以上保有、または3年以上の継続保有で「500株保有コース」「長期保有コース」にアップグレードする仕組み
  • クロス取引コストの目安: 約150円程度(100株・一般信用を5営業日程度保有した場合の貸株料)
  • 必要資金(100株): 約359,840円(現物買い276,800円+信用売り保証金30%・2026年7月9日終値2,768円ベース)
  • 在庫の傾向: プライム市場の中堅銘柄で値がさ株ではないため、権利月終盤まで在庫が残るケースもあるが直前は要注意
  • 継続保有条件: あり(3年以上継続して100株以上を保有すると「長期保有コース」にアップグレード)

ミルボンの株主優待内容

項目 内容
証券コード 4919
権利確定月 12月末
最低必要株数 100株
優待内容 自社ヘアケア製品と交換できる「100株保有コース」(次年度への持ち越し不可)
優待金額(最低単元) 3,000円相当(100株保有コース・寄付選択時の相当額目安)
必要資金(100株) 約359,840円(現物買い276,800円+信用売り保証金30%)

保有株数・保有期間別の優待内容(全ティア)

保有株数 保有期間 コース名 金額相当(寄付選択時の目安)
100株以上 3年未満 100株保有コース(旧称: 30ポイント) 3,000円相当
100株以上 3年以上 100株長期保有コース(旧称: 60ポイント) 6,000円相当
500株以上 3年未満 500株保有コース(旧称: 120ポイント) 12,000円相当
500株以上 3年以上 500株長期保有コース(旧称: 150ポイント) 15,000円相当

(出典: ミルボン公式IR「株主優待制度」ページ https://www.milbon.com/ja/ir/stock_bond/shareholder_incentives.html、2025年度(第66期)よりコース名称に変更・2026年7月確認。公式サイトには現行コース名での金額表記が明記されており、「100株コース:3,000円、100株長期保有コース:6,000円、500株コース:12,000円、500株長期保有コース:15,000円を寄付」とされています)

ミルボンは2025年度(第66期)より、従来「ポイント制」と呼んでいた株主優待制度の名称を「100株保有コース」「100株長期保有コース」「500株保有コース」「500株長期保有コース」という、保有株数・保有期間に応じたコース名称に変更しました。各コースでは、エルジューダ・milbon リペアシリーズ・クロナ・インプレアといった自社ヘアケア製品カタログの中から、コースごとに指定された選択肢の中で商品を選ぶ仕組みです。商品の代わりに指定団体への寄付を選択することもでき、その場合の相当額は旧ポイント換算(1ポイント100円)に基づくと100株保有コースでおおむね3,000円程度とされています。次年度への持ち越しはできないため、権利確定年内に交換手続きを行う必要があります。

ミルボンは美容室向けを中心にヘアケア用剤・染毛剤を製造・販売する化学セクターの企業で、東証プライム市場に上場しています。2026年12月期第1四半期の決算では、売上高124億1,500万円(前年同期比11.0%増)、営業利益12億5,000万円(前年同期比75.4%増)と大幅な増収増益を記録しており、特に海外売上が31.1%増と好調です(2026年7月時点のYahoo!ファイナンス掲載データ確認)。業績が堅調に推移していることは、優待制度の継続性という観点でも安心材料の一つといえます。値がさ株ではなく100株単位の必要資金が比較的抑えられる水準であるため、一般信用クロスの対象としては取り組みやすい銘柄です。

クロス取引コスト試算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026-07-09の終値(2,768円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

権利付最終日前後の5営業日程度を一般信用で保有した場合の貸株料は、証券会社ごとに以下のとおり概算できます(100株・株価2,768円ベース)。

証券会社 種別 年率 5日保有の概算コスト
SBI証券 一般信用(短期) 3.90% 約148円
楽天証券 一般信用(短期) 3.90% 約148円
GMOクリック証券 一般信用(短期) 3.85% 約146円
GMOクリック証券 一般信用(無期限) 0.80% 約30円
松井証券 一般信用(無期限) 2.00% 約76円
SMBC日興証券 一般信用(売方) 1.90% 約72円
三菱UFJ eスマート証券 一般信用 1.10% 約42円

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

ミルボンの2026年12月期会社予想配当は1株88円(配当利回り3.18%、2026年7月9日時点のYahoo!ファイナンス確認)です。権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当を受け取り信用売り側で同額の配当落調整金を支払うため、両者は原則相殺され、クロス取引の実質コストには大きな影響を与えません。

権利日スケジュール

日付 イベント
2026年12月28日(月) 権利付最終日
2026年12月29日(火) 権利落ち日
2026年12月30日(水) 権利確定日(記録日)

権利確定日(記録日)は通常、月末最終営業日となります。2026年12月は12月31日が取引所の休業日にあたるため、最終営業日である12月30日が実質的な権利確定日となる点に注意してください。

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(売り注文が買い注文を超えた場合に発生する追加コスト)で、一般信用なら原則ゼロです。一般信用でも例外的に発生する銘柄もあるため、必ず一般信用であることを確認してください
  • 配当落調整金: 配当のある銘柄のため、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれには注意が必要です
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 在庫切れ: 一般信用の売り在庫は証券会社ごとに限られており、権利付最終日が近づくと確保できなくなることがあります
  • 最低取引株数: 優待を受け取るための最低必要株数は100株です。単元未満での取得はできません
  • 継続保有条件: 3年以上継続して100株以上を保有すると「100株長期保有コース」(500株以上の場合は「500株長期保有コース」)にアップグレードする仕組みがありますが、クロス取引は権利落ち後に現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)で決済し保有株数がゼロに戻るため、この継続保有条件を満たすことはできません。クロスで得られるのは保有3年未満の基準となる「100株保有コース」である点をあらかじめ理解しておく必要があります

継続保有特典を狙う戦略(100株長期保有コース)

ミルボンは3年以上継続して100株以上を保有すると、「100株保有コース」から「100株長期保有コース」(500株以上の場合は「500株保有コース」から「500株長期保有コース」)にアップグレードする仕組みです。ここではクロス取引との組み合わせ方を整理します。

純粋なクロスのみでは継続保有が積み上がりません

クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロに戻ります。ゼロになった期間があると、継続保有のカウントが途切れる可能性があります。

端株(1株)常時保有での継続戦略はこの銘柄には使えません

ミルボンの最低優待株数(100株)は売買単位(100株)と同じで、継続保有条件も「100株以上を3年以上継続保有」という株数条件付きです。他銘柄で紹介している「端株1株を常時保有して株主番号だけ維持する」戦略は、株数不問(保有の有無のみで判定)の継続条件がある銘柄向けの方法であり、「100株以上での記録がN回」型の条件を持つミルボンには使えません。1株だけ保有しても株数条件を満たさないため、この銘柄では端株戦略は成立しません。

現実的な選択肢は「クロス継続」か「現物保有」の二択

戦略 内容 資金拘束 得られる優待
クロス継続戦略 毎年12月の権利付最終日に100株をクロス、権利落ち後に現渡し 権利月前後の数日のみ(極小) 「100株保有コース」を毎年取得。長期保有コースへのアップグレードなし
現物保有戦略 100株を現物で3年以上継続保有 約27万円台(株価水準による)が3年以上拘束される 3年経過後は「100株長期保有コース」にアップグレード

現物保有戦略は資金が長期間拘束される一方、配当も継続して受け取れます。クロス継続戦略は資金効率が良い代わりに、長期保有コースの対象にはなりません。どちらを選ぶかは、資金効率を優先するか優待のグレードアップを優先するかによります。

確認事項

  • 継続保有のカウント方法(3年間、同一株主番号でどのように記録されるか)の詳細は、株主名簿管理人(三井住友信託銀行株式会社)または証券会社を通じて確認することを推奨します
  • 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされる可能性があるため、同じ口座で保有を続けることが望ましいです

まとめ

  • ミルボンの12月優待は実質コスト150円未満で取得可能な水準
  • 必要資金は約359,840円(100株)と、値がさ株に比べて取り組みやすい水準
  • 3年以上の継続保有による「長期保有コース」へのアップグレードは、クロス取引では対象外となる点に留意
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券の在庫状況をチェックしてみてください

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本記事の優待内容・株数・権利月は96ut.com掲載の暫定データに基づいています。公式IRページで必ず最新情報をご確認ください。

数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


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投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。


【出典・参考】
– ミルボン公式IR 株主優待制度ページ: https://www.milbon.com/ja/ir/stock_bond/shareholder_incentives.html
– ミルボン株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4919.T/incentive
– ミルボン株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4919.T
– 本記事の情報は2026年7月11日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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