【オープンワーク(5139)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】
この記事の結論
- オープンワーク(5139)の12月株主優待は、100株保有・6ヶ月以上の継続保有でデジタルギフト500円相当(Amazonギフトカード・PayPayマネーライト・QUOカードPay等から選択)
- 2年以上の継続保有で1,000円相当、4年以上の継続保有で2,000円相当に増額(100株保有の場合。公式注記によれば4年以上ティアは2026年12月末の基準日から初めて進呈対象になるとされています)
- クロス取引コストの目安: 貸株料 約31円(100株・一般信用短期・保有3日想定)+配当落調整金の実質コスト約91円 = 合計 約122円
- 必要資金(100株): 約124,410円(現物買い95,700円+信用売り保証金30%・2026年8月20日終値957円ベース)
- 在庫の傾向: 東証グロース市場の小型株で一般信用の取扱いが限定的です。三菱UFJ eスマート証券は取扱いがないことが確認されており、SMBC日興証券も売建可能銘柄リストに掲載がなく取扱いがない可能性が高いため、SBI証券・楽天証券を中心に事前確認が必須です
- 継続保有条件: あり(同一株主番号での連続記載回数が基準。回数に応じて優待額が増額)
オープンワークの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 5139 |
| 銘柄名 | オープンワーク株式会社 |
| 上場市場 | 東証グロース市場 |
| 権利確定月 | 6月末・12月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | デジタルギフト(Amazonギフトカード、Google Playギフトコード、PayPayマネーライト、QUOカードPay、dポイント、au PAY、Visa eギフト、すかいらーくグループ優待券、図書カードNEXT等から選択) |
| 優待金額(100株・6ヶ月以上保有) | 500円相当 |
| 必要資金(100株) | 約124,410円(現物買い95,700円+信用売り保証金30%) |
継続保有期間に応じて優待金額が段階的に増額される制度になっており、保有株数と保有期間の組み合わせで金額が変わります。全ティアの金額は以下の通りです(2026年8月21日、Yahoo!ファイナンス確認)。
| 保有株数 | 6ヶ月以上保有 | 2年以上保有 | 4年以上保有 |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 500円相当 | 1,000円相当 | 2,000円相当 |
| 1,000株以上 | 5,000円相当 | 10,000円相当 | 20,000円相当 |
| 5,000株以上 | 25,000円相当 | 50,000円相当 | 100,000円相当 |
継続保有期間の判定条件は、Yahoo!ファイナンス株主優待ページによると、毎年6月末日および12月末日現在の株主名簿に「同一株主番号で、連続して2回以上記載または記録されていること」(6ヶ月相当ティア)、「連続して5回以上」(2年相当ティア)、「連続して9回以上」(4年相当ティア)とされています。単なる保有期間ではなく、基準日ごとの連続記載回数がカウントの基準になる点に注意してください。
また同ページの注記によれば、継続保有期間は2022年12月末まで遡って算出されるため、4年以上の継続保有ティア(2,000円相当)は2026年12月末の基準日から初めて進呈対象になるとされています。
オープンワークは「OpenWork」を運営する企業で、企業口コミ・評価スコアを軸にした転職・就職活動サービスを主力事業としています。株主優待をデジタルギフトの選択式にしているため、Amazon・PayPay・QUOカードPayなど現金に近い形で受け取れる汎用性の高さが特徴です。優待の交換先にすかいらーくグループ優待券なども含まれており、選択肢の幅広さは他の優待銘柄と比べても目立ちます。2026年12月期は上場後初めて配当を実施する予定で、優待だけでなく株主還元姿勢の変化にも注目が集まっています。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
※一部リンクにはアフィリエイトリンクが含まれます
※株価は2026-08-20の終値(957円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
権利確定日スケジュール(2026年12月)
オープンワークの定款上の基準日は12月31日ですが、同日は東証の年末休場日にあたるため、株主として記録されるための実質的な最終取引日は年内最終営業日である12月30日(大納会)になります。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年12月28日(月) | 権利付き最終日 |
| 2026年12月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年12月30日(水) | 株主確定日(実務上の最終取引日・大納会。定款上の基準日は12月31日) |
配当落調整金の実質コスト
オープンワークは2026年12月期より配当を実施する予定で、会社予想は年間9.00円、Yahoo!ファイナンス配当ページでは第4四半期(12月期末)に4.50円との内訳が示されています(2026年8月21日確認)。一般信用の配当落調整金は源泉徴収なしで満額を負担する一方、現物側の受取配当は源泉徴収後の金額にとどまるため、両者は相殺されません。
- 税引前配当(100株×4.50円): 450円
- 現物側税引後受取額(450円×(1-0.20315)): 約359円
- 差額(実質コスト): 約91円
貸株料(SBI証券・楽天証券の短期一般信用、年率3.90%、100株・保有3日想定)が約31円であるため、貸株料と配当落調整金の実質コストを合わせると合計約122円がクロス取引のコストの目安になります。
ただし前述の通り、優待金額のティアは基準日ごとの連続記載回数(6ヶ月相当ティアで連続2回以上)で判定されます。すでに2026年6月末時点で株主番号が継続して記載されている場合は、この12月分で条件を満たし500円相当のギフトを受け取れると考えられますが、12月が初めての参加となる場合は連続2回以上の条件を満たさず、この単発のクロスだけでは優待自体を取得できない可能性があります。コストと優待額の比較は、条件を満たしている場合に限られる点にご注意ください。
証券会社別の貸株料比較(100株・保有3日想定)
| 証券会社 | 種別 | 年率 | 概算コスト |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約31円 |
| 楽天証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約31円 |
| GMOクリック証券 | 短期一般信用 | 3.85% | 約30円 |
| 松井証券 | 一般信用(無期限) | 2.00% | 約16円 |
| SMBC日興証券 | 一般信用(売方) | 1.90% | 取扱いがない可能性が高い |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 一般信用 | 1.10% | 取扱いなし(確認済み) |
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。三菱UFJ eスマート証券はオープンワーク(5139)の一般信用取扱いがないことが確認されています(2026-08-23確認)。SMBC日興証券も売建可能銘柄リストに掲載がなく、取扱いがない可能性が高い銘柄です。オープンワークは東証グロース市場の小型株で、一般信用の売り在庫全体も限定的な可能性があるため、取引前にSBI証券・楽天証券など各証券会社で在庫の有無を必ず確認してください。
端株戦略で継続保有コストを最小化する方法
オープンワークの公式IR「対象となる株主様」には、当社株式1単元(100株)以上を6ヶ月以上継続して保有する株主を対象とする旨が明記されています。一方、継続保有期間の算定方法については「同一株主番号で、連続して2回以上記載または記録されていること」とのみ定義されており、この算定方法の説明単体では株数への言及がありません。この2つの規定の関係は公式IRの文言だけでは断定できず、端株(1株)保有だけで継続記載のカウントが認められるかどうかは不明です。権利確定のたびに現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)で0株に戻す純粋なクロスだけでは継続保有のカウントが途切れる可能性がある点を踏まえ、以下は端株保有によるカウントが有効な場合を想定した一案として紹介します(有効性については末尾の留保も必ずご確認ください)。
手順
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)・マネックス証券(ワン株)などで1株を現物購入し、継続して保有する(株主番号を維持する目的)
- 6月末・12月末の権利付き最終日に、100株を単元クロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 端株1株と合わせて合計101株保有し、100株以上の優待条件を満たす
- 権利落ち日以降、現渡しで100株を決済。端株1株はそのまま保有を継続する
- 6月・12月それぞれの基準日でこの手順を繰り返すことで、株主番号を途切れさせずに優待を受け取れる可能性があります(端株でのカウントが有効と認められるかは要確認です)
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 端株1株購入(一時費用) | 約957円 |
| 100株クロス 貸株料(3日)/回 | 約31円 |
| 年2回(6月・12月)の合計クロスコスト | 約62円 |
端株での継続記載カウントが有効かどうかは、条件文言(株数不問か、所定株数以上での記載が必要か)によって変わる可能性があります。オープンワークの公式IRでは「対象となる株主様」の条項に1単元(100株)以上・6ヶ月以上継続保有という株数条件が明記されている一方、継続保有期間の算定方法の条項単体では株数への言及がなく、端株(1株)保有のみで継続記載としてカウントされるかどうかは公式IRの記載だけでは判断できません。実際のカウント方法は株式事務代行会社への確認を強く推奨します。
継続カウント中に証券口座を変更すると株主番号がリセットされる可能性があります。端株を保有する口座は同じ証券会社のものを継続して使用してください。
純粋なクロスのみを繰り返す運用(毎回現渡しで0株に戻す)では、権利確定日の間に保有がゼロの期間が生じ、株主番号が新規発番される可能性があります。2年以上・4年以上の増額ティアを狙う場合は、端株を常時保有して番号を維持する上記の方法を検討してください。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
※本リンクにはアフィリエイトリンクが含まれます
注意点・リスク
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用取引でのみ発生する品貸料です。一般信用取引は証券会社との相対取引のため逆日歩は発生しません。取引の際は一般信用で行っていることを確認してください
- 配当落調整金: 上記の通り、2026年12月期は初配当のため税引前配当450円に対し現物側の税引後受取額は約359円にとどまり、差額約91円が実質コストとして発生します
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。東証グロース市場の小型株は特に注意が必要です
- 在庫切れ: 一般信用の売り在庫が限定的な可能性があり、権利付き最終日が近づくと在庫が枯渇するリスクがあります
- 最低取引株数: 優待を受け取るには100株以上の保有が必要です。単元未満の取引だけでは優待の対象になりません
- 優待の交換手続き: デジタルギフトは選択式のため、交換手続きの案内が届いてから所定の期間内に手続きが必要です。手続きを忘れると失効する可能性があるため、案内の到着後は早めに手続きを行ってください
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- オープンワークの12月優待は、連続2回以上の記載条件を満たしていれば実質コスト約122円で100株保有・6ヶ月相当ティアの500円相当のデジタルギフトを取得できると考えられます。ただし12月分が初参加の場合は条件を満たさず取得できない可能性がある点にご注意ください
- 2年以上・4年以上の継続保有で優待額が増額されるため(4年以上ティアは2026年12月末基準日から進呈対象)、端株での株主番号維持を検討する価値があります
- 一般信用の在庫が限定的な銘柄です。三菱UFJ eスマート証券は取扱いがないことが確認されており、SMBC日興証券も取扱いがない可能性が高いため、興味があれば早めにSBI証券・楽天証券の在庫状況をチェックしてみてください
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投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。
【出典・参考】
– オープンワーク公式IR 株主優待ページ: https://openwork.co.jp/ir/stock/benefit/
– オープンワーク株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5139.T/incentive
– オープンワーク株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5139.T
– オープンワーク配当情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5139.T/dividend
– 本記事の情報は2026年8月23日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

