【マーソ(5619)】株主優待のクロス取引コスト試算【12月権利】
この記事の結論
- マーソ(5619)の12月株主優待は、100株保有で「マーソギフト券」引換券1,500円相当(1年未満保有の場合)が受け取れる
- 保有期間が長くなるほど優待額が増える仕組みで、1年以上保有で1,750円相当、3年以上保有で2,000円相当にアップグレードされる
- クロス取引コストの目安: 5日間保有で数十円程度(一般信用利用、100株の場合)
- 必要資金(100株): 約106,470円(現物買い81,900円+信用売り保証金30%・2026年7月9日終値819円ベース)
- 在庫の傾向: 詳細は非公開だが、優待金額が小さく人気度が読みにくい銘柄のため、権利付最終日が近づくにつれて在庫状況を確認しておきたい
- 継続保有条件: あり(1年以上・3年以上で優待額アップ)
マーソ(5619)の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 5619 |
| 権利確定月 | 12月末 |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | マーソギフト券の引換券(人間ドック・健康診断の予約に利用可能) |
| 優待金額(最低単元・1年未満保有) | 1,500円相当 |
| 必要資金(100株) | 約106,470円(現物買い81,900円+信用売り保証金30%) |
マーソの株主優待は、同社が運営する健診予約サイト「MRSO.jp」で使える「マーソギフト券」の引換券です。MRSO.jpには全国の医療施設が提供する人間ドック・健康診断プランが掲載されており、2026年1-3月期(FY2026-1Q)時点の掲載施設数は1,944施設、掲載プラン数は約9,000以上です(出典: MRSO.jp公式サイト)。優待を利用するにはMRSO.jpへの会員登録が必要になる点は事前に押さえておきたいポイントです。
保有株数だけでなく保有期間によっても優待金額が変わる、段階的な優待制度になっているのがマーソの特徴です。100株を100株ごとに積み増すごとに優待額が加算されていく仕組みで、2,000株以上を保有すると1年未満保有で30,000円相当、1年以上保有で35,000円相当、3年以上保有で40,000円相当という上位ティアに到達します。
| 保有株数 | 1年未満保有 | 1年以上保有 | 3年以上保有 |
|---|---|---|---|
| 100株 | 1,500円相当 | 1,750円相当 | 2,000円相当 |
| 200株 | 3,000円相当 | 3,500円相当 | 4,000円相当 |
| 500株 | 7,500円相当 | 8,750円相当 | 10,000円相当 |
| 1,000株 | 15,000円相当 | 17,500円相当 | 20,000円相当 |
| 2,000株以上 | 30,000円相当 | 35,000円相当 | 40,000円相当 |
マーソは2023年12月に東証グロース市場へ上場した比較的新しい上場企業で、2026年7月時点でも上場市場はグロース市場のままです。連結事業は予約事業(57%)・広告事業(28%)・DX事業(15%)・ワクチン事業(僅少)の4区分で構成されています(2025年12月期実績。出典: Yahoo!ファイナンス企業情報)。優待クロスの対象銘柄としての知名度はまだ高くないため、一般信用在庫の需給は他の人気優待株ほど読みにくい点に留意してください。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-07-09の終値(819円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
貸株料は年率と保有日数で決まります。仮に権利付最終日から権利落ち後の現渡しまで5日間保有した場合の目安は以下の通りです(100株・株価819円ベース)。
- SBI証券(短期一般信用・年率3.90%): 約44円
- 楽天証券(短期一般信用・年率3.90%): 約44円
- GMOクリック証券(短期一般信用・年率3.85%): 約43円
- 松井証券(一般信用・年率2.00%): 約22円
- SMBC日興証券(一般信用売方・年率1.90%): 約21円
- 三菱UFJ eスマート証券(一般信用・年率1.10%): 約12円
いずれも優待額1,500円相当に対してコストはごく小さく、5日間保有でも数十円程度に収まります。マーソは2026年12月期の配当予想が0円のため、配当落調整金は発生しません(Yahoo!ファイナンス確認・2026年7月時点)。配当を実施していない銘柄なので、コストの大半は貸株料のみと考えてよいでしょう。
クロス取引の実行手順
- 権利付最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保する
- 同じ日に現物買い100株を発注する(同時約定を心がける)
- 権利付最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)の準備をする
- 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行する
注意点・リスク
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄もあるため、必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: マーソは2026年12月期の配当予想が0円のため、現時点では発生しません。今後の配当方針の変更は公式IRで確認してください
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
- 在庫切れ: 一般信用在庫は日々変動します。権利付最終日が近づくと在庫が確保しにくくなる傾向があるため、早めの確保を心がけてください
- 最低取引株数: 優待を受け取るには100株以上の保有が必要です
- 継続保有のカウント断絶: マーソの継続保有条件は「12月末日の株主名簿における100株以上保有状態から同一株主番号で連続保有した期間」で判定されます。クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため保有株数がいったんゼロになり、株主番号が途切れて「1年以上」「3年以上」の継続保有カウントがリセットされる可能性があります。対策は次項「継続保有特典を狙う端株戦略」を参照してください
継続保有特典(保有期間で優待額アップ)を狙う端株戦略
継続保有特典を狙うには、純粋なクロスの繰り返しではなく、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)・マネックス証券(ワン株)などで1株を現物購入し、売却せず持ち続ける(株主番号の維持が目的)
- 毎年12月末の権利付最終日:100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 合計101株で100株以上の優待条件を満たす
- 権利落ち後:現渡しで100株を決済。1株は持ち続ける
マーソは最低優待株数(100株)と売買単位(100株)が同じため、端株を足しても毎年クロスする株数自体は100株のまま変わりません。この戦略のメリットはコスト削減ではなく、フル100株を通期保有する場合(資金拘束 約81,900円)に比べて、株主番号の継続に必要な資金を1株分(約819円)まで圧縮できる点にあります。
| 到達ティア | 優待額/回 | 必要な継続保有 | 端株1株の保有コスト |
|---|---|---|---|
| 100株・1年未満 | 1,500円相当 | ―(継続不問) | 約819円 |
| 100株・1年以上 | 1,750円相当 | 1年以上の継続保有 | 約819円 |
| 100株・3年以上 | 2,000円相当 | 3年以上の継続保有 | 約819円 |
200株以上の上位ティアを狙う場合も考え方は同じで、端株1株を維持しつつ各基準日に必要株数分をクロスします。
⚠️ 端株(1株)が「同一株主番号での連続保有」の記録としてカウントされるかどうかは、証券会社・株式事務代行会社の実務に依存します。実施前にマーソのIR情報ページに記載の株式事務代行会社へ確認することを強く推奨します。
また、継続カウント中に証券口座を変更すると株主番号がリセットされる可能性があるため、端株を保有する口座は固定してください。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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まとめ
- マーソ(5619)の12月優待(100株・1年未満保有)は、クロス取引で実質数十円程度のコストで取得可能
- 保有期間を継続すれば1年以上で1,750円相当、3年以上で2,000円相当にアップグレードされるが、純粋なクロスの繰り返しでは継続記録が積み上がらない可能性がある点に注意
- 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・GMOクリック証券などの在庫状況をチェックしてみてください
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注意: 本記事の優待内容・株数・権利月は96ut.com掲載の暫定データに基づいています。公式IRページで必ず最新情報をご確認ください。
数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– マーソ公式IR 株主優待制度ページ: https://www.mrso.co.jp/ir/shareholder-incentives/
– マーソ株式優待詳細(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5619.T/incentive
– マーソ株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5619.T
– MRSO.jp公式サイト(掲載施設数・プラン数): https://www.mrso.co.jp/
– マーソ企業情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5619.T/profile
– 本記事の情報は2026年7月12日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

