【アビスト(6087)】クロス取引コスト試算【2026年9月権利】
この記事の結論
- アビスト(6087)の9月株主優待は プレミアム優待倶楽部のポイント制(300株以上で5,000ポイント・500株以上で30,000ポイント)
- 100株では9月優待は対象外(3月優待の浸みわたる水素水のみ受け取り可能)
- 3月権利のクロス取引コスト目安(100株・SBI短期一般信用): 約107円
- 必要資金(100株): 約432,250円(現物買い332,500円+信用売り保証金30%・2026年6月18日終値3,325円ベース)
- 必要資金(300株・9月権利狙い): 約1,296,750円
- 継続保有特典: 同一株主番号で連続2回以上記載かつ300株以上継続保有でポイント繰越可能
アビスト(6087)の株主優待内容
アビストは機械設計のアウトソーシングを主力事業とする東証スタンダード上場企業です。株主優待は年2回(3月・9月)実施され、3月は自社取扱商品の水素水、9月はプレミアム優待倶楽部のポイント制となっており、構成が大きく異なります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 6087 |
| 市場区分 | 東証スタンダード |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 9月優待を受け取る最低株数 | 300株 |
| 3月優待内容 | 浸みわたる水素水(500ml×30本/1ケース) |
| 9月優待内容 | プレミアム優待倶楽部ポイント |
| 9月優待金額(300株) | 5,000ポイント(5,000円相当) |
| 継続保有条件 | あり(ポイント繰越のため) |
保有株数別の優待内容(3月権利・水素水)
| 保有株数 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上 | 1ケース(500ml×30本・1か月分) |
| 200株以上 | 2ケース |
| 1,000株以上 | 5ケース |
3月権利の水素水は定価ベースで1ケースあたり12,600円相当とされており、最低単元の100株保有でも取得可能です。重い飲料の配送が伴うため受け取り体制も考慮しておきましょう。
保有株数別の優待内容(9月権利・ポイント)
| 保有株数 | 優待ポイント |
|---|---|
| 100株以上 | 対象外 |
| 200株以上 | 対象外 |
| 300株以上 | 5,000ポイント |
| 400株以上 | 15,000ポイント |
| 500株以上 | 30,000ポイント |
| 2,000株以上 | 50,000ポイント |
| 10,000株以上 | 60,000ポイント |
9月権利は300株からが優待対象です。100株・200株の保有では9月優待は受け取れない点に注意してください。ポイントはプレミアム優待倶楽部の専用カタログで米・ブランド牛・スイーツ・家電などと交換できるほか、共通株主優待コイン「WILLsCoins」への交換も可能です。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引 評価スコア (一般信用・SBI短期5日想定)
| コスト効率 | ★★★★★5,000円÷177円≒28倍 |
| 必要資金 | ★★★★★約43万円(現物+保証金30%) |
| 在庫の取りやすさ | ★★★★★比較的取りやすい傾向 |
| 逆日歩リスク | ★★★★★一般信用売りなら原則ゼロ |
※株価はサイト更新時点の値。在庫状況・逆日歩リスクは目安です。実際は各証券会社でご確認ください。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026年6月18日の終値(3,325円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
9月権利を狙う場合の参考コスト(300株・SBI短期一般信用)
9月の5,000ポイント以上を取得する場合は300株のクロスが必要です。3,325円×300株×3.90%÷365×3日 ≒ 約320円が短期一般信用での貸株料目安となります。三菱UFJ eスマート証券の一般信用(年率1.10%)で5日保有する場合は、3,325円×300株×1.10%÷365×5日 ≒ 約150円となります。手数料は各社の体系(SBI・楽天はゼロ革命対象範囲)で別途確認してください。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
権利日スケジュール(2026年9月)
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月29日(火) | 権利付最終日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
2024年11月以降の決済期間短縮(T+1)に伴い、権利付最終日は権利確定日の1営業日前となります。直近で取引所のカレンダー変更がある場合は各証券会社の案内で再確認してください。
クロス取引の注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄もあるので、必ず一般信用であることを確認してください。
- 配当落調整金: 配当のある銘柄は、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれに留意しましょう。
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。特に出来高が薄い時間帯は同時約定を心がけてください。
- 在庫切れ: アビストは時価総額が比較的小さく、9月権利時には一般信用売りの在庫が早期に枯渇する傾向があります。権利付最終日の数営業日前から在庫確認を行うことが望ましいです。
- 最低取引株数: 9月優待は300株以上が必要です。100株のクロスでは9月の優待は受け取れず、3月の水素水のみが対象となります。
- NISA非対応: クロス取引(信用取引)はNISA口座では実行できません。特定口座または一般口座での発注が前提となります。
継続保有特典(ポイント繰越)を狙う戦略
アビストでは、9月末時点で同一株主番号で連続2回以上記載かつ300株以上を継続保有している場合、未使用ポイントを最大1回まで翌年へ繰り越せる制度があります。ポイント上位ティアに届かない年でも、翌年に積み上げて使えるため、継続保有のメリットがあります。
⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。
継続保有特典を狙うには、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。
戦略A:端株(1株)常時保有 + 各基準日に300株クロス
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入・持ち続ける(株主番号の維持が目的)
- 各基準日の権利付最終日:300株をクロス(現物買い300株+一般信用売り300株)→ 合計301株(300株以上の優待条件を満たす)
- 権利落ち後:現渡しで300株を決済。1株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1株購入(一時費用) | 約3,325円 |
| 300株クロス 貸株料(3日・SBI短期)/回 | 約320円 |
| 年2回(3月・9月)合計 | 約640円 |
⚠️ 端株(1株)での継続記録カウント可否は条件文言によります。アビストの場合「300株以上継続保有」が条件のため、端株1株のみでは「300株以上」の継続要件を満たさない可能性があります。実施前に株式事務代行会社(信託銀行)への確認を強く推奨します。
戦略B:現物100株常時保有 + 各基準日に200株クロス
- 100株を現物購入・持ち続ける(株主番号維持。3月権利の水素水1ケースと配当も受け取れる)
- 各基準日の権利付最終日:200株をクロス(現物買い200株+一般信用売り200株)→ 合計300株
- 権利落ち後:現渡しで200株を決済。100株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株購入(継続保有・資金拘束) | 約332,500円 |
| 200株クロス 貸株料(3日・SBI短期)/回 | 約213円 |
| 年2回合計 | 約426円 |
100株の継続保有により3月の水素水と配当も受け取れますが、約33万円が長期間拘束されます。なお100株保有では9月優待の300株条件には届かないため、9月権利時は200株を追加クロスで補う必要があります。
戦略比較
| 戦略A(端株1株+300株クロス) | 戦略B(100株現物+200株クロス) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約3,325円(1株) | 約332,500円(100株) |
| クロスコスト/回 | 約320円 | 約213円 |
| 資金拘束 | 極小 | 約332,500円 |
| 継続保有の安定度 | △(要確認) | ◎ |
| 3月の水素水取得 | クロスで取得可 | 現物で取得可 |
推奨: 資金拘束を最小化するなら戦略A。継続保有要件を堅実に満たし配当も享受するなら戦略Bです。9月のポイント繰越条件は「300株以上の継続保有」が明文化されているため、戦略Aを採用する場合は事務代行会社への事前確認が不可欠です。
共通の注意事項
- 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされる可能性があります。端株・現物株の保有口座は固定してください。
- クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物株の口座は変えないでください。
- 端株カウント可否はアビストの株式事務代行会社への問い合わせで確認できます。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
※本リンクにはアフィリエイトリンクが含まれます
まとめ
- アビスト(6087)の9月権利は300株以上が条件で、5,000ポイント以上のプレミアム優待倶楽部カタログを受け取れます
- 100株では9月優待は対象外で、3月の水素水1ケースのみが対象となります
- クロス取引コストは100株なら約107円、300株なら約320円が目安(SBI短期一般信用・3日保有・2026年6月18日終値ベース)
- ポイント繰越条件を狙う場合は端株または現物100株を常時保有する戦略が有効
- 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券の在庫状況をチェックしてみてください
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【出典・参考】
– アビスト公式IR株主優待ページ: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6087.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス(株価・市場区分): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6087.T
– 本記事の情報は2026年6月22日時点のものです。最新情報は必ず公式サイト・適時開示でご確認ください。
– 本記事の優待内容・株数・権利月は暫定データに基づく解説です。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

