【ジャパンクラフトホールディングス(7135)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年12月権利】
注意: 本記事の優待内容・株数・権利月は96ut.com掲載の暫定データに基づいています。公式IRページで必ず最新情報をご確認ください。
この記事の結論
- ジャパンクラフトホールディングスの株主優待は、手芸専門店「トーカイ」等で使える株主お買物優待券(100株以上・1年以上継続保有で2,000円分)
- ⚠️ 最大の注意点:この優待は継続保有1年未満(3回連続の株主名簿記載未達)の株主には一切付与されません。今回2026年12月が初めての権利確定という株主は、単発のクロス取引だけでは優待を受け取れません
- 100株のクロス取引コストの目安:わずか約12円(一般信用・5日保有の場合、SBI証券短期一般信用ベース)
- 必要資金(100株):約28,600円(現物買い22,000円+信用売り保証金30%・2026-07-17終値ベース)
- 在庫の傾向:出来高が少ない薄商いの銘柄のため、一般信用在庫は証券会社・タイミングによって変動しやすい
- 継続保有条件:あり(1年以上3年未満と3年以上の2段階。詳細は次章)
ジャパンクラフトホールディングスの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 7135 |
| 権利確定月 | 6月末・12月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | 株主お買物優待券(トーカイ店舗等で利用可) |
| 優待金額(最低単元・1年以上継続保有) | 2,000円相当 |
| 必要資金(100株) | 約28,600円(現物買い22,000円+信用売り保証金30%・2026-07-17終値220円ベース) |
ジャパンクラフトホールディングスは、全国展開する手芸専門店「トーカイ」と手芸出版「日本ヴォーグ社」を傘下に持つ持株会社です。本社は名古屋市。現在の持株会社体制は2022年1月設立ですが、これは中核事業会社である藤久株式会社(クラフトハートトーカイ運営)の株式移転により発足したもので、藤久株式会社自体は1994年4月に株式公開、2003年8月には東証二部に上場しており、上場企業としての実績は30年以上に及びます。持株会社化・市場区分変更(プライム市場を経て2023年10月にスタンダード市場へ)による制度上の連続性には留意が必要ですが、株主優待制度そのものは長年運用されてきた枠組みを引き継いでいます。
株主お買物優待券は「トーカイ」店舗での手芸用品購入に充当できる金券タイプの優待で、現金でのお釣りは出ないという注意点があります。手芸・クラフト用品というニッチな用途向けのため、汎用のQUOカードやAmazonギフト券と比べると使い道が限られる点は理解しておく必要があります。出来高は1日あたり7,200株程度(2026年7月時点)と薄く、個人投資家の売買が中心の小型株である点も一般信用在庫の確保に影響しうる要素です。
保有株数・継続保有年数別の優待内容(全ティア)は以下の通りです。
| 保有株数 | 1年以上3年未満の継続保有 | 3年以上の継続保有 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 2,000円分 | 3,000円分 |
| 200株以上 | 3,000円分 | 4,000円分 |
| 600株以上 | 5,000円分 | 6,000円分 |
| 1,000株以上(6月末のみ) | 5,000円分+特別優待品 | ― |
継続保有の判定は「毎年6月末日・12月末日の株主名簿に、同一の株主番号で記載された回数」で行われます。1年以上3年未満のティアは3回連続記載(=6ヶ月×2回の間隔を経て1年)、3年以上のティアは7回連続記載が条件です。保有1年未満(記載2回目まで)の株主には、株数にかかわらず優待は一切付与されません。 証券会社の貸株サービスを利用すると株主番号が変わり継続保有期間がリセットされる場合がある点にも注意してください。
クロス取引コスト試算と権利日スケジュール
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
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※株価は2026-07-17の終値(220円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
株価220円・100株という小型・低位株のため、一般信用の貸株料は他の銘柄と比べて非常に低コストです。5日間保有した場合の目安は次の通りです(貸株料率は証券会社の一般的な水準・base-rules準拠)。
| 証券会社 | 種別 | 年率 | 5日分の貸株料目安 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約12円 |
| 楽天証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約12円 |
| GMOクリック証券 | 短期一般信用 | 3.85% | 約12円 |
| GMOクリック証券 | 無期限一般信用 | 0.80% | 約2円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 一般信用 | 1.10% | 約3円 |
| 松井証券 | 一般信用 | 2.00% | 約6円 |
| SMBC日興証券 | 一般信用(売方) | 1.90% | 約6円 |
配当については、2027年3月期の配当方針を含め、公式IR・Yahoo!ファイナンスの配当欄で最新の会社予想が確認できませんでした。配当を実施している場合でも、権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側の配当と信用売り側の配当落調整金は原則相殺されるため、クロス取引の実質コストに大きな影響は与えません。最新の配当実施有無は公式IRでご確認ください。
権利日スケジュール(2026年12月権利)
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年12月28日(月) | 権利付き最終日 |
| 2026年12月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年12月30日(水) | 権利確定日(12月31日は取引所休場のため実質的な最終営業日) |
端株戦略で継続保有コストを最小化する方法
前章の通り、この銘柄は保有1年未満の株主に優待が付与されないという特徴があります。そのため、これから初めて株式を取得する場合、単発のクロス取引を1回行っただけでは2026年12月権利で優待は受け取れません。継続保有条件(3回連続の株主名簿記載)を満たすための現実的な方法が「端株(1株)常時保有+権利月のみ単元クロス」という戦略です。
基本の考え方:
- SBI証券のS株・楽天証券のかぶミニ・マネックス証券のワン株などで端株1株を現物購入し、継続して保有し続けること。この1株が株主名簿に記載され続けることで、株主番号を維持し「同一株主番号での連続記載」の実績を積み上げる目的です
- 優待の対象となる各権利月(6月末・12月末)の権利付き最終日に、100株を単元クロス(現物買い100株+一般信用売り100株)します。1株の常時保有分と合わせて合計101株となり、100株以上という優待の最低条件を満たします
- 権利落ち日以降に、クロスした100株分だけ現渡しで決済します。端株の1株はそのまま継続保有を続けます
- これを毎回の権利月(6月末・12月末)で繰り返し、3回連続の記載(=1年以上)、さらに7回連続の記載(=3年以上)を目指します
この方法であれば、資金を長期間拘束するのは1株分(約220円)のみで済み、優待の最低条件を満たすための100株分は権利月の数日間だけクロスで用意すればよいため、コストを最小限に抑えられます。
⚠️ ただし、端株(1株)のみの保有で「同一株主番号での連続記載」がカウントされるかどうかは、本記事執筆時点で公式に明文化された情報を確認できていません。継続保有条件の判定方法(端株でも記載対象になるか、証券会社を跨いだ場合の扱い等)は、事前に株式事務代行会社またはジャパンクラフトホールディングスのIR担当窓口への確認を強く推奨します。また、証券会社の貸株サービスを利用すると株主番号が変わり継続保有期間がリセットされる場合がある点も踏まえ、端株を保有する口座は変更せず固定してください。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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注意点・リスク
- 継続保有条件: 保有1年未満(3回連続記載未達)の株主には優待が一切付与されません。今回が初めての株式取得の場合、2026年12月権利では優待を受け取れない可能性が高い点に注意してください
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用取引を利用した場合のみ発生する品貸料です。一般信用取引であれば原則発生しませんが、需給が急激に偏ると一般信用でも例外的に発生する銘柄があるため、必ず一般信用での取引であることを確認してください
- 配当落調整金: 配当を実施している場合、配当金と同額が信用売り側で配当落調整金として相殺されるため、クロス取引の実質コストに大きな影響は与えません。所得税の還付タイミングのずれには注意してください
- 約定不成立: 出来高が少ない薄商いの銘柄のため、現物買い・信用売りの同時約定が難しい場合があります。指値・成行の使い分けや、複数日に分けた発注を検討してください
- 在庫切れ: 一般信用の売り在庫は証券会社によって数量・補充タイミングが異なります。権利付き最終日が近づくと在庫がなくなる可能性があるため、早めの在庫確保を心がけてください
- 最低取引株数: 優待の最低条件は100株です。100株未満では優待の対象になりません
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- ジャパンクラフトホールディングスの2026年12月権利の株主優待は、100株以上・1年以上継続保有で2,000円分の株主お買物優待券
- クロス取引自体のコストは低位株のため非常に安価(100株・5日保有で数円〜十数円程度)だが、継続保有条件を満たしていなければ優待そのものを受け取れない点が最大の注意点
- これから継続保有記録を積み上げたい場合は、端株1株の常時保有と権利月ごとの単元クロスを組み合わせる方法を検討し、実行前に株式事務代行会社への確認を行うことを推奨します
- 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券などの一般信用在庫状況をチェックしてみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。
【出典・参考】
– ジャパンクラフトホールディングス公式IR 株主優待制度: https://www.jcraft-hd.co.jp/ir/benefits/
– ジャパンクラフトホールディングス株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7135.T
– ジャパンクラフトホールディングス株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7135.T/incentive
– 本記事の情報は2026年7月20日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

