【青山商事(8219)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年9月権利】
この記事の結論
- 青山商事の9月株主優待は 20%割引券(100株保有で1回あたり3枚・年間6枚)
- クロス取引コストの目安: 約37円(100株・SBI証券の短期一般信用・保有5日の場合)
- 必要資金(100株): 約89,050円(現物買い68,500円+信用売り保証金30%・2026/06/26終値ベース)
- 在庫の傾向: 株価が手ごろで人気のある優待のため、権利日が近づくと早めに消える傾向
- 継続保有条件: なし(保有株数に応じて枚数が増えるタイプ)
青山商事(8219)は「洋服の青山」などを展開する紳士服大手です。割引券は金券そのものではなく購入額に応じた値引きですが、スーツや小物をまとめ買いする方には実用性が高い優待といえます。年2回(3月末・9月末)の権利があり、本記事では2026年9月権利分をクロス取引で取得するコストと注意点を解説します。
青山商事の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 8219 |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | 20%割引券(洋服の青山・ザ・スーツカンパニー等で利用可) |
| 優待金額(最低単元) | 割引率方式のため金額不定 |
| 必要資金(100株) | 約89,050円(現物買い68,500円+信用売り保証金30%) |
保有株数によって1回あたりの割引券の枚数が変わります。全ティアの具体的な枚数は以下のとおりです(出典: Yahoo!ファイナンス 株主優待ページ・2026年6月確認)。
| 保有株数 | 1回あたりの枚数 | 年間枚数(年2回) |
|---|---|---|
| 100株以上 | 3枚 | 6枚 |
| 1,000株以上 | 4枚 | 8枚 |
| 3,000株以上 | 5枚 | 10枚 |
割引券は1回の会計で複数枚を併用できるかなど利用条件が定められている場合があります。スーツ一式やシャツ・小物をまとめて購入する際は、20%割引の効果が大きくなりやすいと考えられます。最新の利用条件・対象店舗は必ず公式サイトでご確認ください。
なお、優待が「割引率」方式のため、受け取れる金額は購入額によって変わります。金券のように固定の金額相当が付与されるわけではない点に注意してください。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-06-26の終値(685円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
100株(約68,500円分)を短期の一般信用で5日間クロスした場合の貸株料の目安は次のとおりです。
- SBI証券(短期一般信用 年率3.90%): 68,500円 × 3.90% ÷ 365 × 5日 = 約37円
- 楽天証券(短期一般信用 年率3.90%): 同条件で 約37円
- GMOクリック証券(短期一般信用 年率3.85%): 約36円
これに各社の売買手数料が加わりますが、現物買いと信用売りの手数料が無料となる条件(一定金額以下など)を満たせば、実質コストは貸株料の数十円程度に収まります。割引券の実用価値を考えると、コスト効率は比較的良い銘柄といえます。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。青山商事は配当を実施しているため、信用売り側で配当金とほぼ同額の配当落調整金が差し引かれます(特定口座では税の調整があり差額が生じます)。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
2026年9月の権利確定スケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日 |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
クロス取引の実行手順は次のとおりです。
- 権利付最終日(9月28日)までに、一般信用売りの在庫を確保する
- 同じ日に現物買いを同数(100株)発注し、同時約定を心がける
- 権利付最終日の引け後、現渡し決済の準備をする
- 権利落ち日(9月29日)以降に現渡し決済を実行する
一般信用の在庫は各社で日々変動します。青山商事は株価が手ごろで割引券の実用性も高いため、権利日が近づくと在庫が早めに消える傾向があります。SBI証券は早朝(19:00頃の在庫補充後)、楽天証券は日中の補充タイミングが狙い目とされます。長めに保有したい場合は、GMOクリック証券の無期限一般信用(年率0.80%)や三菱UFJ eスマート証券(年率1.10%)も選択肢です。直近の在庫状況は各証券会社のサイトでご確認ください。
注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用の在庫であることを確認してください。
- 配当落調整金: 配当のある銘柄では、信用売り側で配当金とほぼ同額が「配当落調整金」として差し引かれます。所得税の還付タイミングのずれにも注意が必要です。
- 約定不成立: 寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。同時約定を心がけてください。
- 在庫切れ: 人気のある優待は権利日直前に一般信用の在庫が枯渇しやすいため、早めの確保が安全です。
- 最低取引株数とNISA非対応: 優待取得には100株が必要です。また、クロス取引(信用取引)はNISA口座では行えません。特定口座または一般口座で実行してください。
割引券は金券ではなく値引き方式のため、利用しなければ実質的な価値は生まれません。普段から「洋服の青山」やグループ店舗を利用する方に向いた優待である点を踏まえて取得を検討してください。
まとめ
- 青山商事の9月株主優待は、100株保有で20%割引券3枚(年間6枚)が受け取れます
- クロス取引コストの目安は100株で約37円(SBI証券・短期5日)と低めで、コスト効率は良好です
- 必要資金は約89,050円(現物買い+信用売り保証金30%・2026/06/26終値ベース)
- 在庫は早めに消える傾向があるため、権利付最終日(9月28日)の数営業日前までに確保しておくと安心です
- まずは SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券 などで在庫状況をチェックしてみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– 青山商事 株主優待(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8219.T/incentive
– 青山商事 株価・企業情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8219.T
– 本記事の情報は2026年6月27日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

