【マネックスグループ(8698)】クロス取引コスト試算【9月権利】
この記事の結論
- マネックスグループの9月株主優待は マネックスポイント(100株保有で100ポイント=100円相当・年2回/3月末・9月末)
- クロス取引コストの目安: 約20円(100株・一般信用短期・3日保有の場合)
- 必要資金(100株): 約79,950円(現物買い61,500円+信用売り保証金30%・2026-06-26終値ベース)
- 在庫の傾向: 株価が低く資金負担が軽いため、比較的余裕がある銘柄
- 継続保有条件: なし
- ⚠️ 優待の対象は基準日にマネックス証券の口座へ現物株を預けている株主です。クロスの現物買い玉もマネックス証券口座内に置く必要があります(後述)
マネックスグループ(8698)は3月末・9月末の年2回、保有株数に応じてマネックスポイントを付与する株主優待を実施しています。1株からでも対象になる点が特徴ですが、優待の対象は基準日時点でマネックス証券の口座に当社株式を保有している株主に限られます。他社(SBIや楽天など)で現物を保有したまま基準日を迎えるとポイントは付与されないため、クロス取引はマネックス証券で完結させるか、基準日までに現物をマネックス証券口座へ移管しておく必要があります。
マネックスグループの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 8698 |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | マネックスポイント(1ポイント=1円相当) |
| 優待金額(最低単元・100株) | 100円相当 |
| 必要資金(100株) | 約79,950円(現物買い61,500円+信用売り保証金30%) |
保有株数によって付与ポイントが変わる段階制です。全ティアの具体的な付与ポイント数は以下のとおりです(出典: マネックスグループ公式IR/Yahoo!ファイナンス株主優待ページ 確認)。
| 保有株数 | 付与ポイント(1回あたり) | 金額相当 |
|---|---|---|
| 1株以上99株未満 | 50ポイント | 50円相当 |
| 100株以上1,000株未満 | 100ポイント | 100円相当 |
| 1,000株以上2,000株未満 | 500ポイント | 500円相当 |
| 2,000株以上20,000株未満 | 1,000ポイント | 1,000円相当 |
| 20,000株以上 | 2,000ポイント | 2,000円相当 |
マネックスポイントは、Amazonギフトカードや各種共通ポイントへの交換、暗号資産との交換、投資信託の買い付けなどに利用できる汎用性の高いポイントです。1株から対象になるため、マネックス証券口座で単元未満(端株)を1株だけ保有してポイントを受け取る使い方もできます。いずれの場合も、対象となる株式はマネックス証券の口座内で基準日に保有している必要があります。
なお、9月末・3月末はそれぞれ独立した基準日であり、両方の権利を取得すれば年2回ポイントを受け取れます。本記事では2026年9月末権利分を中心に解説します。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-06-26の終値(615円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
100株を一般信用(短期)でクロスした場合の貸株料は、SBI証券の短期一般信用(年率3.90%)で計算すると「615円×100株×3.90%÷365×3日=約20円」です。5日保有でも約33円程度にとどまります。株価が低いため、資金負担・コストともに小さい銘柄といえます。
ただし優待金額も100株で100円相当と小さいため、クロス手数料(現物の買い・売りや現渡しにかかる費用)の有無によっては妙味が薄くなる点に注意してください。手数料無料コースの活用や、1株保有で50ポイントを狙う方法も選択肢になります。
さらに本銘柄は配当利回りが約5%と高く、9月末は中間配当の基準日にあたる可能性があります。クロス取引では受取配当が源泉徴収(約20%)後の金額になる一方、信用売り側で差し引かれる配当落調整金は配当の満額を基準に計算されるため、その差額が実質コストになります。配当が大きいほどこの税負担も大きくなり、優待100円相当を上回るコストが発生し得る点に注意してください。たとえば100株・1株30.80円の配当を前提にすると、源泉分の差額だけで優待額を超える計算になります。配当落調整金の影響を避けたい場合は、配当のない(または小さい)銘柄や、配当のない基準日での取得を検討してください。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
権利確定スケジュールと在庫の取りやすさ
2026年9月権利分のスケジュールは以下のとおりです。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日 |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
権利付最終日までに一般信用売りの在庫を確保し、同数の現物を買い付けてクロスを成立させます。権利落ち日以降に現渡しで決済すれば、保有コストは数日分の貸株料のみで済みます。
マネックスグループは株価が3桁台と低く、100株あたりの必要資金が10万円未満と軽いため、一般信用の在庫は比較的取りやすい傾向です。とはいえ在庫は日々変動するため、直近の在庫状況は各証券会社のサイトで確認してください。
本銘柄はマネックス証券で完結させるのが基本
前述のとおり、優待の対象は基準日にマネックス証券口座へ現物株を預けている株主です。そのため、他社で現物を保有してクロスする一般的なやり方ではポイントを取得できません。本銘柄では次のいずれかが前提になります。
- マネックス証券でクロスを完結させる: マネックス証券の一般信用売り在庫を確保し、現物買い・信用売りをマネックス証券口座内で行う。現渡し後も現物がマネックス証券口座に残るよう運用する(端株1株を別途マネックス証券で保有しておく方法もあります)
- 基準日までに現物を移管する: 他社で買い付けた現物を、基準日までにマネックス証券口座へ入庫(移管)しておく。移管には日数がかかるため早めの手配が必要
いずれにせよ、基準日時点でマネックス証券口座に現物株がある状態を作ることが必須です。SBI・楽天・GMOなどを単純なクロス先として使っても、現物がマネックス証券口座になければ優待は付与されない点に注意してください。
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報はマネックス証券のサイトでご確認ください。
注意点・リスク
- 優待の対象は基準日にマネックス証券口座へ現物株を預けている株主: マネックスポイントは、基準日(9月末・3月末)時点でマネックス証券の口座に当社株式を保有している株主にのみ付与されます。単に口座を開設しているだけでは不十分で、クロスの現物買い玉そのものを基準日にマネックス証券口座内に置いておく必要があります。他社(SBI・楽天など)で現物を保有したまま基準日を迎えるとポイントは付与されません。マネックス証券でクロスを完結させるか、基準日までに現物をマネックス証券口座へ移管しておいてください。
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用であることを確認してください。
- 配当落調整金: 配当のある銘柄は、信用売り側で配当金と同額が「配当落調整金」として差し引かれ、現物の配当金と相殺されます。所得税の還付タイミングのずれに注意してください。
- 約定不成立: 寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります(特に小型銘柄)。
- 在庫切れ: 一般信用の売り在庫は数量に限りがあり、人気が集まると早期に枯渇します。早めの確保を心がけてください。
- 最低取引株数・NISA非対応: 売買単位は100株です。優待は1株からでも対象ですが、クロス取引(信用取引)はNISA非対応のため、特定口座または一般口座で実行してください。
まとめ
- マネックスグループの9月株主優待は、100株保有で100ポイント(100円相当)のマネックスポイント
- クロス取引の実質コストは約20円(100株・短期一般信用・3日保有)と小さく、必要資金も約8万円と軽い
- ただし優待額も小さいため、手数料を抑えられる環境で取得するのが堅実です
- 優待の対象は基準日にマネックス証券口座へ現物株を預けている株主な点を忘れずに、マネックス証券でクロスを完結させるか現物を移管しておきましょう
- 配当利回りが約5%と高いため、配当落調整金の税負担が優待額を上回る可能性がある点にも注意
まずはマネックス証券の在庫状況と現物の保有口座を確認したうえで、無理のない範囲で取得を検討してみてください。
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– マネックスグループ公式IR株主優待ページ(Yahoo!ファイナンス経由で確認): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8698.T/incentive
– マネックスグループ 株価・配当情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/8698.T
– 本記事の優待内容・株数・権利月は96ut.com掲載の暫定データおよびYahoo!ファイナンスの情報に基づいています。最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
– 本記事の情報は2026年6月28日時点のものです。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

