【関通HD(9326)】クロス取引コスト試算【11月権利】
この記事の結論
- 関通ホールディングスの11月株主優待は、「関通・プレミアム優待倶楽部」のポイント(700株保有で3,000ポイント=3,000円相当)です
- 優待をもらえる最低株数は700株(7単元)で、100株では優待対象になりません
- クロス取引コストの目安: 約156円(700株・SBI証券の短期一般信用を5日利用した場合)
- 必要資金(700株): 約380,380円(現物買い292,600円+信用売り保証金30%・2026-06-29終値ベース)
- 在庫の傾向: 知名度の高い大型優待ではないため、比較的余裕がある一方、取扱いのある証券会社が限られる可能性があります
関通ホールディングスは、最低単元(100株)では優待を受け取れず、700株から優待対象になる点が大きな特徴です。クロス取引を検討する際は、まずこの「700株」というハードルを前提に資金計画を立てる必要があります。
関通ホールディングスの株主優待内容
関通ホールディングス(9326)は、物流アウトソーシングや在庫管理システムを手がける企業です。株主優待は「関通・プレミアム優待倶楽部」を通じたポイント制で、5,000種類以上の商品(グルメ・スイーツ・家電・体験ギフトなど)と交換できます。共通コイン「WILLs Coin」への交換にも対応しており、使い道の自由度が高いのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 9326 |
| 権利確定月 | 11月末 |
| 最低必要株数 | 700株 |
| 優待内容 | 関通・プレミアム優待倶楽部ポイント(商品交換) |
| 優待ポイント(最低単元・700株) | 3,000ポイント(3,000円相当) |
| 必要資金(700株) | 約380,380円(現物買い292,600円+信用売り保証金30%) |
優待ポイントは保有株数によって段階的に増えていきます。100株単位ではなく、700株・800株・900株と細かくティアが設定されている点に注意してください。各ティアの具体的なポイント数は以下のとおりです。
| 保有株数 | 優待ポイント | 金額相当 |
|---|---|---|
| 700株以上 | 3,000ポイント | 3,000円相当 |
| 800株以上 | 4,000ポイント | 4,000円相当 |
| 900株以上 | 5,000ポイント | 5,000円相当 |
| 1,000株以上 | 8,000ポイント | 8,000円相当 |
| 2,000株以上 | 25,000ポイント | 25,000円相当 |
| 3,000株以上 | 28,000ポイント | 28,000円相当 |
| 4,000株以上 | 30,000ポイント | 30,000円相当 |
| 5,000株以上 | 65,000ポイント | 65,000円相当 |
| 10,000株以上 | 70,000ポイント | 70,000円相当 |
このように、関通ホールディングスの優待は1,000株・2,000株・5,000株といった節目で大きくポイントが跳ね上がる設計になっています。ただし、株数が増えるほど必要資金とクロスコストも比例して大きくなるため、コスト対優待のバランスを見ながら株数を決めるのが現実的です。最初に検討するなら、まずは最低ラインの700株(3,000ポイント)が無理のない選択肢と考えられます。
クロス取引コスト試算
クロス取引(つなぎ売り)は、現物買いと一般信用売りを同数・同時に建て、権利付最終日をまたいでから現渡しで決済する手法です。これにより株価変動リスクをほぼゼロに抑えながら、貸株料と手数料という限られたコストだけで株主優待を取得できます。
下記の計算ツールに証券会社・保有日数を入力すると、貸株料・手数料の合計コストを自動で試算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-06-29の終値(418円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
例えばSBI証券の短期一般信用(貸株料 年率3.90%)を5日間利用した場合、700株分の貸株料は「418円 × 700株 × 3.90% ÷ 365 × 5日 ≒ 約156円」となります。これに各社の売買手数料が加わりますが、現渡し決済では現物買いと信用売りの手数料が中心となり、ネット証券では無料化されているケースも多くあります。3,000円相当の優待に対してコスト約156円であれば、十分に取得メリットがあると考えられます。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
権利確定スケジュールと一般信用在庫
2026年11月権利確定分のスケジュールは以下のとおりです。権利付最終日までに現物買いと一般信用売りを同数建てておく必要があります。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年11月26日(木) | 権利付最終日 |
| 2026年11月27日(金) | 権利落ち日 |
| 2026年11月30日(月) | 権利確定日(基準日) |
関通ホールディングスは東証グロース市場に上場する中小型銘柄で、すかいらーくHDのような全国区の大型優待銘柄と比べると、一般信用の在庫競争はそれほど激しくない傾向があります。ただし、取扱い在庫数そのものが少なく、そもそも一般信用売りの在庫が用意されていないタイミングもあり得ます。
各証券会社の一般的な傾向は次のとおりです。在庫状況は日々変動するため、直近の情報は必ず各社のサイトでご確認ください。
- SBI証券: 一般信用の取扱い銘柄数が最多。早朝の在庫補充タイミングが狙い目です
- 楽天証券: 在庫補充は日中に行われる傾向があります
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込め、貸株料は年率1.10%です
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。無期限一般信用の貸株料は年率0.80%です
700株という比較的まとまった株数が必要なため、1社で在庫が足りない場合は複数の証券会社に分散して建てる方法も検討できます。
注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用での売り建てであることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄では、信用売り側で配当金とほぼ同額の配当落調整金が差し引かれます。税の還付タイミングのずれにも注意が必要です
- 約定不成立: 寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。特に中小型銘柄では出来高が少なく、約定が読みにくい点に留意してください
- 在庫切れ: 一般信用の売り在庫には限りがあります。権利付最終日が近づくほど在庫は枯渇しやすいため、早めの確保が安全です
- 最低取引株数: 関通ホールディングスの優待は700株からが対象です。100株では優待を受け取れないため、クロスする株数を間違えないよう注意してください。なお信用取引(クロス取引)はNISA口座では行えません
まとめ
- 関通ホールディングスの11月優待は、700株保有で3,000ポイント(3,000円相当)から取得できます
- 最低でも700株が必要で、必要資金は約380,380円、クロスコストの目安は約156円です
- 株数を増やすほどポイントは段階的に増えますが、必要資金とコストも比例して増える点に注意が必要です
- 興味があれば、まずはSBI証券や楽天証券などで一般信用売りの在庫状況をチェックしてみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– 関通ホールディングス 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9326.T/incentive
– 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9326.T
– 本記事の優待内容・株数・権利月は公開データに基づく暫定情報です。最新情報は必ず公式IR・公式サイトでご確認ください。
– 本記事の情報は2026年6月30日時点のものです。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

