【KNT-CTHD(9726)】クロス取引コスト試算【9月権利】
この記事の結論
- KNT-CTホールディングス(9726)の9月株主優待は、100株保有でご旅行優待券2枚(3月・9月の年2回で合計4枚)です。
- ツアー本体価格に応じて割引が受けられる旅行向けの優待券で、優待券1枚利用で最大1万円(ツアー価格20万円以上)、2枚同時利用で最大2万円(同40万円以上)の割引となり、近畿日本ツーリスト系列の旅行商品を利用する方に向いた内容です。
- クロス取引コストの目安は、100株・一般信用5日利用で約99円(SBI証券短期一般信用ベース)。
- 必要資金(100株)は約240,000円(現物買い184,600円+信用売り保証金30%・2026-06-26終値ベース)。
- 継続保有条件はなく、保有株数によるティアも100株以上の単一構成のため、クロス取引で取り組みやすい銘柄です。
KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリストやクラブツーリズムを傘下に持つ旅行業大手の持株会社です。優待券の金額は旅行代金によって変動するため、旅行の予定がある方ほど価値を引き出しやすい優待といえます。
KNT-CTホールディングスの株主優待内容
旅行を計画している方にとっては、コストを抑えて割引券を確保できるのがクロス取引の利点です。まず優待の基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 9726 |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | ご旅行優待券 2枚(1回あたり) |
| 年間付与枚数 | 4枚(3月2枚+9月2枚) |
| 優待金額(最低単元) | 利用ツアー価格により変動 |
| 必要資金(100株) | 約240,000円(現物買い184,600円+信用売り保証金30%) |
優待券は、ツアー本体価格に応じて割引額が段階的に決まる仕組みです。公式IRによると、優待券1枚利用ではツアー価格3万円以上で1,500円引き、5万円以上で2,500円引き、10万円以上で5,000円引き、20万円以上で1万円引きと段階的に設定されています。2枚同時利用の場合は30万円以上で1万5,000円引き、40万円以上で2万円引きまで割引額が拡大します。
| 保有株数 | 優待内容 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 100株以上 | ご旅行優待券2枚(1回あたり) | 利用ツアー価格により変動 |
保有株数による上位ティアは設定されておらず、100株以上は一律で同じ枚数が付与される単一構成です。中間の割引区分や対象ツアーの範囲は、申込時期や商品によって変わる場合があるため、利用前に公式の案内で確認することをおすすめします。
旅行優待券は金額が固定されていないため、本記事ではアイキャッチの金額表示を「要確認」としています。旅行の予定がない場合は割引を使い切れない可能性がある点に留意してください。逆に、年に1回でもまとまった金額の旅行をする方であれば、優待券1枚で取得コストを大きく上回る割引を受けられるケースもあります。
クロス取引コスト試算
クロス取引(つなぎ売り)は、同じ銘柄を現物で買い、同時に一般信用で売ることで、株価変動の影響を打ち消しながら優待だけを受け取る手法です。証券会社・株価・保有日数を入力すると、貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
※一部リンクにはアフィリエイトリンクが含まれます
※株価は2026-06-26の終値(1,846円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
貸株料の目安を手計算で確認すると、SBI証券の短期一般信用(年率3.90%)を5日間利用した場合は次のようになります。
- 1,846円 × 100株 × 3.90% ÷ 365 × 5日 = 約99円
短期一般信用で3日間の利用に短縮できれば、貸株料は約59円まで下がります。いずれも数百円以内のコストで取得でき、旅行優待券の割引額を考えれば十分に見合う水準です。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
2026年9月の権利確定スケジュール
9月末権利を取得するための日程は、取引所カレンダーから算出される確定した日付です。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日 |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
クロス取引では、権利付最終日までに一般信用売りの在庫を確保し、同数の現物買いを同じ日に発注します。権利落ち日以降に現渡し(品渡し)で決済すれば、株価変動の影響を受けずに優待だけを取得できます。
一般信用の在庫は、人気銘柄ほど早く消える傾向があります。KNT-CTホールディングスは旅行優待という性質上、旅行需要が高まる時期には在庫が動きやすくなります。SBI証券は在庫数が多く早朝の補充が狙い目、三菱UFJ eスマート証券やGMOクリック証券の無期限一般信用なら早めの仕込みができるなど、複数口座を併用すると確保しやすくなります。在庫状況は日々変動するため、直近の情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
注意点・リスク
クロス取引はコストを抑えて優待を取得できる手法ですが、いくつか注意すべき点があります。
- 逆日歩:制度信用を使う場合のみ発生します。一般信用なら原則ゼロですが、利用する建玉が一般信用であることを取引前に確認してください。
- 配当落調整金:配当のある銘柄では、信用売り側で配当金と同額が「配当落調整金」として相殺されます。税金の還付タイミングにずれが生じる点に留意が必要です。
- 約定不成立:寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか約定しないケースがあります。同時約定を心がけ、約定状況を確認しましょう。
- 在庫切れ:一般信用の売り在庫には限りがあり、早期に枯渇することがあります。権利付最終日の直前ではなく、数営業日前から在庫を確保しておくと安心です。
- 最低取引株数:優待取得には100株が必要です。NISA口座は信用取引に非対応のため、特定口座または一般口座で実行してください。
旅行優待券は利用条件や有効期限が定められている場合があります。割引を使い切れるかどうかを事前に見極めたうえで取得を検討してください。
まとめ
KNT-CTホールディングス(9726)の9月株主優待は、100株保有でご旅行優待券2枚(年間4枚)を受け取れる内容です。クロス取引なら一般信用5日利用で約99円程度のコストで取得でき、旅行の予定がある方にとっては割引メリットが取得コストを上回りやすい銘柄といえます。
継続保有条件がなく、保有株数のティアも単一構成のため、つなぎ売りに取り組みやすい点も魅力です。在庫の動きを早めにチェックし、権利付最終日(2026年9月28日)までに在庫を確保しておきましょう。まずはSBI証券や楽天証券などで在庫状況を確認してみてください。
関連記事
数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– KNT-CTホールディングス 公式IR 株主優待のご案内: https://www.kntcthd.co.jp/ja/ir/stock/benefit/
– KNT-CTホールディングス 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9726.T/incentive
– KNT-CTホールディングス 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9726.T
– 本記事の優待内容・株数・権利月は暫定データに基づいています。最新情報は必ず公式サイト・公式IRでご確認ください。本記事の情報は2026年6月28日時点のものです。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

