【第一興商(7458)】株主優待のクロス取引コスト試算【9月権利】

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【第一興商(7458)】株主優待のクロス取引コスト試算【9月権利】

第一興商(7458)は、カラオケ「ビッグエコー」や業務用カラオケ機器で知られる東証プライム上場企業です。年2回(3月末・9月末)の株主優待があり、直営のカラオケ・飲食店舗で使える優待券がもらえます。この記事では、2026年9月権利確定分の株主優待をクロス取引(つなぎ売り)で取得する場合のコストと注意点を、淡々と数字で整理します。

目次

この記事の結論

  • 第一興商(7458)の9月株主優待は、ビッグエコー等で使える優待券(500円券)です。200株保有で5,000円分(年間2回・合計10,000円分)がもらえます
  • 優待をもらえる最低株数は200株です(売買単位は100株ですが、100株だけでは優待対象外)
  • クロス取引コストの目安: 約175円(200株・一般信用5日・SBI証券短期ベース)
  • 必要資金(200株): 約426,920円(現物買い328,400円+信用売り保証金30%・2026年6月25日終値1,642円ベース)
  • 継続保有条件: なし
  • 権利付最終日: 2026年9月28日(月)

優待券はビッグエコーなどの直営カラオケ店舗や飲食店舗で1枚500円として使えるため、実際に同社の店舗を利用する方にとっては使い勝手のよい優待といえます。

第一興商の株主優待内容

第一興商の優待は、保有株数によって受け取れる優待券の枚数が変わります。まずは基本情報を整理します。

項目 内容
証券コード 7458
上場市場 東証プライム
権利確定月 3月末・9月末(年2回)
売買単位 100株
最低必要株数 100株
優待最低株数 200株
優待内容 優待券(500円券)×10枚(200株保有時・1回あたり5,000円分)
優待金額(200株・1回) 5,000円相当
必要資金(200株) 約426,920円(現物買い328,400円+信用売り保証金30%)
継続保有条件 なし

注意点として、売買単位は100株ですが、優待をもらうには200株(2単元)以上の保有が必要です。100株だけ保有しても優待対象にはなりません。クロス取引を行う際も、200株単位で現物買い・信用売りを組む必要があります。

保有株数ごとの優待内容(全ティア)

保有株数による優待内容の違いを、公式の優待制度に沿ってまとめます。

保有株数 優待内容(1回) 金額相当(1回) 年間(2回合計)
100株以上〜200株未満 優待なし 0円 0円
200株以上 優待券(500円券)×10枚 5,000円 10,000円
2,000株以上 優待券(500円券)×25枚 12,500円 25,000円

優待券は、第一興商の直営店舗および子会社が運営するカラオケ・飲食店舗で利用できます。また、優待券の全額との引き換えを条件に、音楽ソフト子会社レーベル限定の「CDチョイス」へ変更することも可能です(200株で1枚、2,000株で2枚)。最新の対象店舗・利用条件は必ず公式IRでご確認ください。

クロス取引コスト試算

クロス取引(つなぎ売り)は、同じ銘柄を「現物買い」と「一般信用の売り」で同時に保有し、権利落ち後に現渡しで決済することで、株価変動リスクを抑えながら優待だけを取りに行く手法です。コストは主に貸株料と売買手数料です。

下記のツールで、証券会社・株価・保有日数を入力すると、貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※上記ツールは100株単位での試算です。第一興商の優待取得には200株(2単元)が必要なため、実際のクロスコストは表示額の約2倍とお考えください。

参考までに、2026年6月25日終値1,642円をもとに、200株を一般信用で5日間保有した場合の貸株料の目安は以下のとおりです。

証券会社・種別 年率 200株・5日の貸株料目安
SBI証券(短期一般信用) 3.90% 約175円
楽天証券(短期一般信用) 3.90% 約175円
GMOクリック証券(短期一般信用) 3.85% 約173円
三菱UFJ eスマート証券(一般信用) 1.10% 約50円

※株価は2026-06-25の終値(1,642円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。貸株料は「株価×株数×年率÷365×保有日数」で算出した概算で、別途売買手数料がかかります。配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。

無期限の一般信用や貸株料率の低い証券会社を使えば、保有日数を抑えることでコストをさらに下げられます。年率の低い三菱UFJ eスマート証券などは、早めに在庫を仕込みたい場合の選択肢になります。

一般信用在庫の取りやすさ

第一興商は優待人気がそれなりにある銘柄のため、権利付最終日が近づくと一般信用の売り在庫が減りやすい傾向があります。在庫を確保したい場合は、権利付最終日の数営業日前までに余裕をもって仕込むのが無難です。SBI証券は在庫数が比較的多く、早朝の在庫補充タイミングが狙い目とされます。在庫状況は日々変動するため、直近の在庫は各証券会社のサイトで必ずご確認ください。

2026年9月の権利確定スケジュール

2026年9月権利分のスケジュールは以下のとおりです。クロス取引は、権利付最終日の引けまでに現物買いと信用売りの同数を約定させ、権利落ち日以降に現渡しで決済します。

日付 イベント
2026年9月28日(月) 権利付最終日
2026年9月29日(火) 権利落ち日
2026年9月30日(水) 権利確定日(記録日)

権利付最終日の引けまでに200株のクロス(現物買い200株+一般信用売り200株)を組んでおけば、株主名簿に記載され優待の対象になります。権利落ち日以降に現渡しで決済すれば、株価変動の影響を受けずに優待だけを取得できます。

注意点・リスク

  • 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用の売りを使い、制度信用と取り違えないよう注意してください
  • 配当落調整金: 配当のある銘柄では、信用売り側で配当金と同額の配当落調整金が発生し、現物の配当と相殺されます。税の還付タイミングのずれに注意が必要です。第一興商の配当状況は公式IRでご確認ください
  • 約定不成立: 寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。クロスが片側だけ成立すると株価変動リスクを負うため、約定状況の確認が重要です
  • 在庫切れ: 一般信用の売り在庫には限りがあります。権利付最終日の直前は在庫が枯渇しやすいため、早めの確保が安全です
  • 最低取引株数: 第一興商は売買単位100株ですが、優待取得には200株が必要です。100株だけのクロスでは優待がもらえない点に注意してください
  • NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください

まとめ

第一興商(7458)の9月株主優待は、200株保有で5,000円分(年間2回で合計10,000円分)の優待券がもらえます。クロス取引を使えば、一般信用5日保有・SBI証券短期なら200株あたり約175円程度の貸株料で取得を狙えます。必要資金は約426,920円(200株・終値1,642円ベース)です。継続保有条件はないため、毎回の権利月にクロスを組むだけでシンプルに取得できます。優待取得には200株が必要な点だけ取り違えないよう注意し、興味があればSBI証券や三菱UFJ eスマート証券の在庫状況からチェックしてみてください。

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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


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【出典・参考】
– 第一興商 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7458.T/incentive
– 第一興商 株価(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7458.T
– 本記事の情報は2026年6月26日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
– 本記事の優待内容・株数・権利月は暫定データに基づいています。公式IRページで必ず最新情報をご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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