【ゴールドウイン(8111)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年9月権利】
この記事の結論
- ゴールドウイン(8111)の9月株主優待は、Goldwin Online Storeで使える割引クーポン(100株保有で割引率15%・購入上限30,000円)です
- クロス取引コストの目安: 約69円(100株・SBI証券の短期一般信用を3日利用した場合)
- 必要資金(100株): 約279,045円(現物買い214,650円+信用売り保証金30%・2026-06-26終値ベース)
- 在庫の傾向: アウトドア人気ブランドを擁する銘柄で、9月の権利確定が近づくと一般信用売りの在庫は早めに減りやすい傾向があります
- 継続保有条件: 9月優待は300株以上で「3年以上の継続保有」により割引率が上がる仕組みがあります(100株は変動なし)
ゴールドウインは「ザ・ノース・フェイス」などを国内展開するスポーツアパレル企業です。9月の株主優待は自社オンラインストアの割引クーポンで、普段からブランド製品を購入する方ほど価値が高くなります。
ゴールドウインの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 8111 |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 9月優待内容 | Goldwin Online Store 割引クーポン |
| 優待金額(最低単元・目安) | 割引率15%・購入上限30,000円(最大4,500円相当) |
| 必要資金(100株) | 約279,045円(現物買い214,650円+信用売り保証金30%) |
ゴールドウインの優待は3月末と9月末の年2回設定されています。3月優待は自社製Tシャツやタオルセット、国立公園基金への寄付などから1点を選ぶ「商品・寄付型」、9月優待は自社通販サイトの「割引クーポン型」と、性質が異なります。本記事が対象とする9月権利は、後者の割引クーポンです。
9月のクーポンは1回の注文に対して使える割引で、保有株数と継続保有期間によって割引率と購入上限が変わります。100株保有の場合は割引率15%・上限30,000円で固定され、保有期間による上乗せはありません。上限いっぱいまで使うと最大で4,500円分の割引に相当します。
9月優待 保有株数・継続保有期間別の割引率
| 保有株数 | 1年未満 | 1年以上 | 3年以上 | 購入上限 |
|---|---|---|---|---|
| 100株以上 | 15% | 15% | 15% | 30,000円 |
| 300株以上 | 20% | 20% | 25% | 80,000円 |
| 1,200株以上 | 30% | 35% | 40% | 250,000円 |
(出典: ゴールドウイン公式IR 株主優待ページ。9月(中間)優待は2025年5月14日に新設された制度です)
100株では割引率は一定ですが、300株以上・1,200株以上では継続保有期間が長いほど割引率が上がります。長期保有によるアップグレードを狙う場合、毎回の純粋なクロス取引(現渡しで0株に戻す方法)では保有期間のカウントが途切れる可能性があるため注意が必要です。継続保有でのアップグレードを目指す場合は、端株(1株)や必要株数の一部を常時保有して株主番号を維持する戦略が考えられます。カウント方法は株式事務代行会社への確認をおすすめします。
割引クーポンは換金できず、あくまで自社オンラインストアでの買い物に使う優待です。普段からアウトドア・スポーツ用品を購入する方にとっては実質的な値引きとして機能しますが、利用予定がない方には価値が下がる点を踏まえて取得を判断してください。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-06-26の終値(2,146.5円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
参考までに、100株を短期一般信用で3日間クロスした場合の貸株料の目安は、SBI証券(年率3.90%)で「2,146.5円×100株×3.90%÷365×3日=約69円」、GMOクリック証券の短期(年率3.85%)で約68円です。これに各社の売買手数料が加わります。割引クーポンは最大4,500円相当のため、コストを差し引いても、上限近くまで利用するなら十分に取得メリットが見込めます。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
9月権利の権利確定スケジュール
2026年9月権利のスケジュールは以下のとおりです。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日 |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
クロス取引は、権利付最終日(9月28日)の引けまでに現物買いと一般信用売りを同数で約定させ、権利落ち日(9月29日)以降に現渡しで決済するのが基本の流れです。一般信用売りの在庫は権利付最終日が近づくほど減りやすいため、早めの確保が安心です。
注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄があるため、必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄では、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として差し引かれます。所得税の還付タイミングのずれにも注意してください
- 約定不成立: 寄り付き前の注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります(特に在庫が少ない場合)
- 在庫切れ: 一般信用売りの在庫は数量に限りがあり、権利付最終日が近づくと早期になくなることがあります
- 最低取引株数・継続保有条件: 9月優待は100株から取得できますが、割引率アップを狙う300株以上では継続保有期間が条件になります。純粋なクロスの繰り返しでは継続カウントが途切れる可能性があります
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- ゴールドウインの9月優待は、自社オンラインストアの割引クーポン(100株で割引率15%・上限30,000円・最大4,500円相当)です
- 100株のクロス取引コストの目安は約69円(SBI証券・短期3日)と低く、ブランド製品を購入する方には堅実なメリットが見込めます
- 在庫の動きは早めになりやすいため、権利付最終日(9月28日)より前に在庫状況をチェックしておくと安心です
- 300株以上での割引率アップを狙う場合は、継続保有のカウント方法を株式事務代行会社に確認してから戦略を立ててください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– ゴールドウイン公式IR 株主優待制度: https://about.goldwin.co.jp/ir/benefit
– ゴールドウイン 株主優待(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8111.T/incentive
– ゴールドウイン 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8111.T
– 本記事の情報は2026年6月27日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

