【グロームHD(8938)】クロス取引コスト試算【2026年9月権利】
この記事の結論
- グローム・ホールディングス(8938・東証グロース)の9月株主優待は、100株以上の保有で医療サービス割引券(自由診療のみ)が贈呈されます
- 必要資金(100株): 約39,650円(現物買い30,500円+信用売り保証金30%・2026-06-25終値305円ベース)
- クロス取引コストの目安: 一般信用の短期売りで数十円程度(株価が低いため貸株料は小さめ)
- 権利確定月は3月末・9月末の年2回(本記事は2026年9月権利分を解説)
- 割引券の割引率・提携医療機関の詳細は公表されていないため、優待金額は「要確認」扱い
グローム・ホールディングスの株主優待内容
グローム・ホールディングス(証券コード8938・東証グロース)は、医療関連事業などを手がける持株会社です。連結子会社であるグローム・インターナショナル株式会社の提携先医療機関で使える、自由診療向けの割引券が株主優待として贈呈されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 8938 |
| 上場市場 | 東証グロース |
| 権利確定月 | 3月末・9月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | 提携医療機関の医療サービス(自由診療のみ)を対象とした割引券 |
| 優待金額(最低単元) | 割引率非公表のため要確認 |
| 必要資金(100株) | 約39,650円(現物買い30,500円+信用売り保証金30%) |
保有株数による優待内容の違いは、現時点では「100株以上」の一区分のみが公表されています。
| 保有株数 | 優待内容 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 提携医療機関の医療サービス(自由診療のみ)割引券 | 割引率非公表のため要確認 |
優待が使えるのは「自由診療」が対象で、公的医療保険が使える保険診療には適用されません。また、提携している医療機関や具体的な割引率については、執筆時点(2026年6月)で詳細が公表されていません。自由診療を受ける予定がある方にとっては費用負担を抑えられる可能性がありますが、利用できる場面が限定される点は理解しておきたいところです。優待の価値を判断する際は、必ず公式IRや最新の開示で割引内容・対象医療機関を確認してから取得を検討してください。
なお、グローム・ホールディングスの株主優待は比較的新しく導入された制度です。クロス取引で取得する場合も、まずは「自分が割引券を実際に使えるかどうか」を見極めることが、コスト以前の前提になります。
クロス取引コスト試算
クロス取引(つなぎ売り)は、現物買いと一般信用売りを同じ株数だけ同時に行い、権利付最終日をまたいで優待の権利だけを取得する手法です。株価の値動きリスクを抑えながら優待を狙えます。
下記の計算ツールに証券会社・保有日数を入力すると、貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-06-25の終値(305円)を使用しています。株価変動により実際のコストは異なります。
グローム・ホールディングスは株価が305円と低めのため、100株のクロスにかかる貸株料は小さく収まります。たとえばSBI証券の短期一般信用(貸株料年率3.90%)を3日間使った場合、305円×100株×3.90%÷365×3日=約10円が貸株料の目安です。これに各証券会社の売買手数料が加わりますが、手数料無料コースを使えば実質コストはごく小さく抑えられます。
ただし、コストが小さくても優待そのものの価値(割引率・利用可能性)が不透明な点には注意が必要です。コストだけでなく「割引券を使えるかどうか」を含めて取得可否を判断してください。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
2026年9月権利確定日スケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日 |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
クロス取引の一般的な流れは次のとおりです。
- 権利付最終日(2026年9月28日)までに、一般信用売りの在庫を確保する
- 同じ日に現物買いを同数(100株)発注し、同時約定を心がける
- 権利付最終日の引け後、現渡し決済の準備をする
- 権利落ち日(2026年9月29日)以降に現渡し決済を実行する
一般信用売りの在庫は証券会社ごとに数が異なり、人気銘柄や月末は早く消える傾向があります。グローム・ホールディングスは東証グロース上場の小型銘柄で在庫数が限られる可能性があるため、在庫の状況は各証券会社のサイトでこまめに確認してください。SBI証券は在庫数が多めで早朝の在庫補充後が狙い目、楽天証券は日中に補充されるなど、証券会社によって傾向が異なります。
クロス取引の注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します。一般信用なら原則ゼロですが、必ず一般信用の在庫であることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄では、信用売り側に配当金と同額の配当落調整金が発生し、所得税の還付タイミングとの間にずれが生じます。最新の配当状況は公式IRで確認してください
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか約定しないことがあります。特に小型銘柄では注意が必要です
- 在庫切れ: 一般信用の売り在庫には限りがあります。権利付最終日が近づくほど在庫は枯渇しやすく、早めの確保が重要です
- 最低取引株数・NISA非対応: 優待取得には100株が必要です。またクロス取引(信用取引)はNISA口座では行えないため、特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- グローム・ホールディングス(8938)の9月優待は、100株保有で医療サービス(自由診療のみ)の割引券が受け取れます
- 必要資金は約39,650円、株価が低いためクロス取引の貸株料コストは数十円程度と小さめです
- 一方で割引率・提携医療機関の詳細が非公表のため、優待の価値は事前に必ず確認してください
- 取得を検討する場合は、まず各証券会社の一般信用在庫の状況をチェックしてみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– グローム・ホールディングス 株主優待(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8938.T/incentive
– グローム・ホールディングス 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8938.T
– 本記事の情報は2026年6月28日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
注意: 本記事の優待内容・株数・権利月は96ut.com掲載の暫定データおよびYahoo!ファイナンス掲載情報に基づいています。公式IRページで必ず最新情報をご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

