【泉州電業(9824)】クロス取引コスト試算【2026年10月権利】
この記事の結論
- 泉州電業の10月株主優待は オリジナルQUOカード(100株保有で1,000円分・1年以上継続保有で2,000円分)
- クロス取引コストの目安: 約370円(100株・SBI証券の短期一般信用・5日保有の貸株料ベース)
- 必要資金(100株): 約900,900円(現物買い693,000円+信用売り保証金30%・2026/06/26終値ベース)
- 継続保有条件: あり(4月末・10月末の株主名簿に同一株主番号で3回以上連続記載が「1年以上」の条件)
- 在庫の傾向: QUOカード優待は人気が高く、権利付最終日が近づくと一般信用売りの在庫が減りやすい
泉州電業は電線・ケーブルの専門商社で、東証プライムに上場しています。優待は使い勝手のよいQUOカードで、クロス取引(つなぎ売り)を使えば株価変動リスクをほぼ抑えたまま取得を狙えます。一方で必要資金が大きめである点と、上位の優待額には継続保有条件が付く点に注意が必要です。
泉州電業(9824)の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 9824 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 権利確定月 | 10月末 |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | オリジナルQUOカード |
| 優待金額(100株・1年未満保有) | 1,000円分 |
| 必要資金(100株) | 約900,900円(現物買い693,000円+信用売り保証金30%) |
保有期間によって受け取れるQUOカードの額が変わります。全ティアの具体値は以下のとおりです。
| 保有株数 | 保有期間 | 優待内容 | 金額相当 |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 1年未満 | オリジナルQUOカード | 1,000円分 |
| 100株以上 | 1年以上 | オリジナルQUOカード | 2,000円分 |
「1年以上」とは、4月末日および10月末日の株主名簿に同一株主番号で3回以上連続して記載または記録されている状態を指します(出典: Yahoo!ファイナンス 泉州電業 株主優待ページで確認・2026年6月時点)。優待そのものが付与されるのは10月末の権利確定分のみですが、上位ティアの判定には4月末と10月末の両方の名簿が使われる点に注意してください。
QUOカードはコンビニや書店など全国の加盟店で使えるため、優待の中でも換金性・使い勝手の高さが魅力です。広告柄ではなく企業オリジナルのデザインで届く点も、優待を集めている方には喜ばれています。
クロス取引のコスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-06-26の終値(6,930円)を使用しています。株価変動により実際のコストは異なります。最新株価は上記の計算ツールが自動取得します。
100株(693,000円相当)を短期一般信用で5日間保有した場合の貸株料の目安は、SBI証券(年率3.90%)で約370円、GMOクリック証券(年率3.85%)で約366円です。これに各社の売買手数料(現物買い・信用売り・現渡し)が加わります。優待額1,000円〜2,000円に対してコストは数百円程度に収まる計算になり、株価変動リスクを抑えながら優待を取得できます。
2026年10月の権利確定スケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年10月28日(水) | 権利付最終日 |
| 2026年10月29日(木) | 権利落ち日 |
| 2026年10月30日(金) | 権利確定日(記録日) |
10月31日は土曜日にあたるため、記録日は直前の営業日となります。実際の発注日は各証券会社のカレンダーで必ずご確認ください。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IR・Yahoo!ファイナンスでご確認ください。
継続保有特典(1年以上で2,000円)を狙う戦略
泉州電業の「1年以上」継続保有特典(QUOカード2,000円分)を目指す場合の戦略を解説します。
⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。
継続保有特典を狙うには、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。泉州電業は4月末と10月末の両方の名簿で連続記載が判定されるため、両方の基準日で株主であり続けることが前提となります。
戦略A:端株(1株)常時保有 + 10月末に100株クロス
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入・持ち続ける(株主番号の維持が目的)
- 4月末は端株1株のまま名簿に記載される状態を保つ(番号の維持が目的・優待は付与されない)
- 10月末の権利付最終日:100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 端株と合わせ101株(100株以上の優待条件を満たす)
- 権利落ち後:現渡しで100株を決済。1株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1株購入(一時費用) | 約6,930円 |
| 100株クロス 貸株料(5日)/回 | 約370円 |
| 年1回(10月)の貸株料 | 約370円 |
⚠️ 端株(1株)での継続記録カウント可否は条件文言によります。「同一株主番号で連続記載(株数不問)」の場合は有効ですが、「100株以上での記録3回」が条件の場合は無効になる可能性があります。実施前に株式事務代行会社への確認を推奨します。
戦略B:現物100株を常時保有
- 100株を現物購入・持ち続ける(株主番号維持・配当も受け取れる)
- クロス取引を行わず、4月末・10月末とも現物のまま名簿に記載される
- 3回以上連続して記載されれば「1年以上」の2,000円分に到達する
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株購入(継続保有・資金拘束) | 約693,000円 |
| クロス貸株料 | 0円 |
| 配当 | 受領できる |
現物100株を持ち続けることで配当も受け取れ、継続記録の安定度は最も高くなります。ただし約693,000円が長期間拘束される点がデメリットです。
戦略比較
| 戦略A(1株+100株クロス) | 戦略B(100株現物保有) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約6,930円(1株) | 約693,000円(100株) |
| クロスコスト/回 | 約370円 | 0円 |
| 資金拘束 | 極小 | 約693,000円 |
| 継続保有の安定度 | △〜◎(要確認) | ◎ |
推奨: 資金拘束を最小化するなら戦略A。継続記録を最も堅実に積み上げたいなら戦略B(ただし約693,000円の継続保有資金が必要)。
共通の注意事項
- 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされます。端株・現物株の保有口座は固定してください。
- クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物株の口座は変えないでください。
- 端株カウント可否は株式事務代行会社(泉州電業のIR情報ページに記載)への確認を推奨します。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄もあるので、必ず一般信用であることを確認してください。
- 配当落調整金: 配当のある銘柄は、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれに注意してください。
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。同時約定を心がけてください。
- 在庫切れ: QUOカード優待は人気が高く、権利付最終日が近づくと一般信用売りの在庫が早く消える傾向があります。早めの在庫確保が安心です。
- 最低取引株数: 優待取得には100株が必要です。必要資金が約90万円と大きめである点を踏まえて資金計画を立ててください。NISA口座は信用取引に非対応のため、特定口座または一般口座で実行します。
まとめ
- 泉州電業の10月株主優待は、実質コスト約370円(100株・短期一般信用5日)でオリジナルQUOカード1,000円分の取得を狙えます
- 「1年以上」継続保有で2,000円分にアップグレードしますが、純粋なクロスの繰り返しでは記録が積み上がらないため、端株または現物の常時保有が前提になります
- 必要資金が約90万円と大きめなので、在庫状況とあわせて余裕を持って準備するのがおすすめです
- 興味があれば、まずは SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券 の在庫状況をチェックしてみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– 泉州電業 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9824.T/incentive
– 泉州電業 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9824.T
– 本記事の情報は2026年6月29日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

