【ラクト・ジャパン(3139)】クロス取引コスト試算【11月権利】

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【ラクト・ジャパン(3139)】クロス取引コスト試算【11月権利】

目次

この記事の結論

  • ラクト・ジャパンの11月株主優待選べるカタログギフト(100株以上で3,000円相当・300株以上で5,000円相当)
  • ただし継続保有2年以上が条件で、1回だけのクロス取引では優待を受け取れない点に最大の注意が必要です
  • クロス取引コストの目安: 約177円(100株・SBI証券短期一般信用5日の貸株料・手数料別)
  • 必要資金(100株): 約430,300円(現物買い331,000円+信用売り保証金30%・2026-06-26終値ベース)
  • 継続保有条件: あり(11月末・5月末の両基準日で100株以上、同一株主番号で5回以上連続記載)

ラクト・ジャパンは乳製品・チーズなどを扱う食品原料の専門商社です。優待は使い勝手の良いカタログギフトですが、「2年以上の継続保有」という条件があるため、クロス取引で取得するには長期的な保有戦略が前提になります。この記事では優待内容・コスト・継続保有を満たすための具体的な戦略を整理します。

ラクト・ジャパンの株主優待内容

ラクト・ジャパンの優待は、継続保有2年以上の株主を対象とした選択式のカタログギフトです。まずは基本情報を確認します。

項目 内容
証券コード 3139
権利確定月 11月末(優待の付与は年1回)
最低必要株数 100株
優待内容 当社選定カタログから1点選択(または寄付)
優待金額(最低単元) 3,000円相当(100株・継続2年以上)
継続保有条件 あり(後述)
必要資金(100株) 約430,300円(現物買い331,000円+信用売り保証金30%)

保有株数によって選べるカタログのコースが変わります。全ティアの具体値は以下のとおりです(出典: ラクト・ジャパン公式IR 株主優待制度ページ)。

保有株数 継続保有 コース 金額相当
100株以上299株以下 2年以上 Aコース(カタログ1点選択) 3,000円相当
300株以上 2年以上 Bコース(カタログ1点選択) 5,000円相当

カタログには三祐のチーズセット、町村農場の3種のバターセット、平田牧場の金華豚しゃぶしゃぶセット、ジャン=ポール・エヴァンのチョコレート詰合せなど、食品中心のラインナップが用意されています。優待品の代わりに認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンへの寄付を選ぶこともできます。

なお、100株・継続2年未満の株主には優待が付与されません。一般的な銘柄のように「初回のクロスで優待ゲット」とはならない点が、この銘柄の最大の特徴です。

クロス取引コスト試算

下記の計算機に証券会社・株価・保有日数を入力すると、貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026-06-26の終値(3,310円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

100株を一般信用で5日間クロスした場合の貸株料の目安は、SBI証券の短期一般信用(年率3.90%)で約177円です(3,310円×100株×3.90%÷365×5日)。300株なら約530円が目安です。これに各社の売買手数料が加わります。

権利確定スケジュールは以下のとおりです。

日付 イベント
2026年11月26日(木) 権利付最終日
2026年11月27日(金) 権利落ち日
2026年11月30日(月) 権利確定日(記録日)

配当落調整金については、ラクト・ジャパンは配当を実施しているため別途発生します(2026年11月期の会社予想は1株132円・Yahoo!ファイナンス確認)。信用売り側では配当金とほぼ同額が配当落調整金として相殺されます。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。

継続保有2年以上を狙うクロス戦略

ラクト・ジャパンの優待は「11月末・5月末の両基準日で100株以上を保有し、同一株主番号で5回以上連続して株主名簿に記載されること(=継続2年以上)」が条件です。ここを理解せずにクロスすると、いつまで経っても優待を受け取れません。

⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません

クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロに戻ります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。さらにラクト・ジャパンは11月末だけでなく5月末も基準日となるため、年2回それぞれの基準日で100株以上を保有している必要があります。

継続保有を成立させるには、基準日と基準日の間も株を持ち続けて株主番号を維持することが前提になります。詳しい考え方は端株戦略の解説記事もあわせてご覧ください。

戦略A:端株(1株)常時保有 + 各基準日に100株クロス

  1. SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入して持ち続ける(株主番号の維持が目的)
  2. 11月末・5月末それぞれの権利付最終日に100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 合計101株で「100株以上」の条件を満たす
  3. 権利落ち後:現渡しで100株を決済し、1株は持ち続ける
項目 金額
1株購入(一時費用) 約3,310円
100株クロス 貸株料(5日)/回 約177円
年2回(11月・5月)合計 約354円

端株(1株)での継続記録カウント可否は、株式事務代行会社の運用によります。「同一株主番号で連続記載(株数は基準日時点で判定)」という条件のため有効と考えられますが、実施前に株式事務代行会社への確認を推奨します。

戦略B:現物100株を常時保有(Aコースをシンプルに狙う)

  1. 100株を現物で購入して2年以上持ち続ける(11月末・5月末の基準日を自動的に満たせる)
  2. クロス取引は不要。配当(2026年11月期予想1株132円=100株で年13,200円)も受け取れる
項目 金額
100株購入(継続保有・資金拘束) 約331,000円
クロス貸株料 0円

約331,000円の資金が長期間拘束されますが、株主番号の維持に悩む必要がなく、最もシンプルです。株価変動リスクを負う点には留意してください。

上位コース(Bコース5,000円相当)を狙う場合

300株以上が条件です。端株1株を常時保有しつつ、各基準日に300株をクロスする方法が考えられます。300株クロスの貸株料は5日で約530円(年2回で約1,060円)が目安です。資金拘束を抑えたいなら戦略A型、確実さを優先するなら300株の現物保有が選択肢になります。

継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされる可能性があります。端株・現物株を保有する口座は固定してください。端株対応の口座開設は以下から確認できます。

注意点・リスク

  • 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用であることを確認してください。
  • 配当落調整金: 配当のある銘柄のため、信用売り側で配当金とほぼ同額が配当落調整金として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれにも注意が必要です。
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります(特に出来高の少ない時間帯)。
  • 在庫切れ: 一般信用売りの在庫には限りがあり、人気銘柄や権利付最終日直前には早期に枯渇する傾向があります。直近の在庫は各証券会社のサイトでご確認ください。
  • 最低取引株数・NISA非対応: 優待最低株数は100株です。またクロス取引(信用取引)はNISA非対応のため、特定口座または一般口座で実行します。

まとめ

  • ラクト・ジャパンの11月優待はカタログギフト(100株3,000円相当・300株5,000円相当)ですが、継続保有2年以上が必須です
  • 1回だけのクロスでは優待を取れないため、端株1株の常時保有+各基準日のクロス、または100株の現物保有といった長期戦略が前提になります
  • コストの目安は100株クロスで1回あたり約177円。まずは SBI証券のクロス取引手順 や在庫状況をチェックしてみてください

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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


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【出典・参考】
– ラクト・ジャパン公式IR 株主優待制度ページ: http://www.lactojapan.com/ja/ir/about/benefit.html
– 株価・配当: Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/quote/3139.T
– 株主優待: Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/quote/3139.T/incentive
– 本記事の情報は2026年6月29日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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