【速報】クロスフォー(7810)が株主優待品決定を発表【Dancing Free10,000円相当】
この記事の結論
- 株式会社クロスフォー(7810)が2026年7月15日、株主優待品決定に関するお知らせを開示
- 2026年7月権利分より優待品が変更され、1,000株以上保有の株主に自社オリジナルジュエリー「Dancing Free」1点(10,000円相当)を贈呈
- 権利付最終日は2026年7月29日(水)、権利確定日(基準日)は2026年7月31日(金)
- 必要株数が1,000株(10単元)とやや多く、必要資金は2026年7月15日終値161円ベースで約20.9万円
- クロス取引を検討する場合は、優待品が現金化しにくい現物ジュエリーである点に注意が必要
適時開示情報
本記事は以下の適時開示資料をもとに作成しています。
- 開示日:2026年7月15日
- 開示書類:株主優待品決定に関するお知らせ
- TDnet開示情報:株主優待品決定に関するお知らせ(PDF)
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クロスフォー(7810)の会社概要と株主優待の内容
株式会社クロスフォーは1980年に山梨県甲府市で創業したジュエリーメーカーです。宝飾品のデザイン・製造・販売を手がけるほか、独自開発・特許取得した「クロスフォーカット」「ダンシングストーン」「EXLロック」といった加工技術・留め具技術を強みとしており、知的財産を軸にした製品開発を行う企業として知られています。「ダンシングストーン」はわずかな動きを振動エネルギーに変えて石が揺れ動くように見える技術で、同社のジュエリーブランドの中核をなしています。上場市場は東京証券取引所スタンダード市場です。
同社の株主優待は例年7月末を基準日とする年1回の制度で、これまでは株主優待サイトで利用できる引換・割引クーポン(10,000円相当)が贈呈されていました。今回の開示は、2026年7月権利分(2026年7月31日基準)の優待品を、自社オリジナルジュエリー「Dancing Free」1点(10,000円相当)に変更・決定した旨を知らせるものです。対象は2026年7月31日現在で1,000株(10単元)以上を保有する株主で、贈呈は2026年11月以降に順次発送される予定です。売買単位自体は100株ですが、優待の対象となるのは1,000株からである点に注意してください。なお、同社の公式サイトでは長期保有条件についての記載は確認できず、保有期間による優待内容の変化は現時点では公表されていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 7810 |
| 市場区分 | 東証スタンダード |
| 権利確定月 | 7月末(年1回) |
| 優待対象最低株数 | 1,000株(10単元) |
| 優待内容 | 自社オリジナルジュエリー「Dancing Free」1点 |
| 優待評価額 | 10,000円相当 |
| 発送時期 | 2026年11月以降、順次発送予定 |
| 必要資金(1,000株) | 約20.9万円(現物買い16.1万円+信用売り保証金30%・2026/07/15終値161円ベース) |
クーポン券から現物のオリジナルジュエリーへの切り替えは、優待の実質的な内容が変わる点で見逃せない変更です。クーポンであれば株主優待サイトでの利用に限られていたのに対し、現物ジュエリーは受け取ったその場で完結する優待品になります。一方で、クーポンのように金額を柔軟に使い切れる自由度はなくなり、贈られるデザイン1点をそのまま受け取る形になる点は、クロス取引で優待だけを目的にする投資家にとって評価が分かれるところです。
同社の2026年7月期の1株配当予想は0.63円(会社予想、2026年7月15日終値161円に対する予想配当利回り0.39%)です。配当を実施している銘柄であるため、権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当を受け取り、信用売り側では同額の配当落調整金を支払う形になり、両者は原則相殺されます。配当自体の金額が小さいため、クロス取引全体のコストに与える影響は限定的です。
クロス取引への影響
必要株数が1,000株からという点は、他の多くのクロス対象銘柄(100株から優待対象になる銘柄が多い)と比べて資金負担が大きくなる要因です。2026年7月15日終値161円をもとに計算すると、現物買い1,000株で約16.1万円、信用売りの委託保証金(約定代金の30%程度を想定)を含めると合計で約20.9万円の資金が必要になります。優待評価額10,000円と比較すると、必要資金に対する優待の割合はそれほど高くありませんが、株価自体が低いため、貸株料などの取引コストは小さく抑えられる傾向にあります。
一般信用取引でクロスを組む場合の貸株料の目安を、権利付最終日(2026年7月29日)から数日間(3日間)の短期保有で試算すると、以下のようになります。
| 証券会社 | 種別 | 年率 | 3日間の目安コスト(1,000株) |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約52円 |
| 楽天証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約52円 |
| GMOクリック証券 | 短期一般信用 | 3.85% | 約51円 |
| 松井証券 | 一般信用(無期限) | 2.00% | 約26円 |
| SMBC日興証券 | 一般信用(売方) | 1.90% | 約25円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 一般信用 | 1.10% | 約15円 |
(計算式: 株価161円×株数1,000×年率÷365×3日。三菱UFJ eスマート証券は長期信用を活かして早めに在庫を確保する使い方が一般的です)
上記の通り、貸株料そのものは数十円程度に収まる見込みで、コスト面では取り組みやすい部類に入ります。ただし、優待品が現金同等物ではなく現物のジュエリー1点であるため、コスト計算上は「10,000円相当」として扱われていても、実際に必要とする・転売できる価値かどうかは個人の評価によって変わる点は理解しておく必要があります。また、必要株数が1,000株とまとまった単位であるため、一般信用の在庫状況によっては1,000株分をまとめて確保できない可能性もあります。各証券会社の在庫状況は日々変動するため、権利付最終日が近づくにつれて早めの確認・注文が望ましいでしょう。
注意点・リスク
- 逆日歩(ぎゃくひぶ):制度信用取引を利用した場合のみ発生しうる品貸料です。一般信用取引であれば原則として発生しませんが、必ず注文時に一般信用での約定であることを確認してください。
- 配当落調整金:本銘柄は配当を実施しているため、権利確定日をまたいでクロスを組むと、信用売り側で配当額相当の配当落調整金が発生します。現物側で受け取る配当とおおむね相殺されますが、税務上の取り扱い(源泉徴収のタイミング差など)には留意してください。
- 約定不成立:必要株数が1,000株とまとまっているため、寄り付き前の注文でも現物買い・信用売りの一方しか約定しない可能性があります。特に出来高の少ない時間帯には注意してください。
- 一般信用在庫の枯渇:権利付最終日が近づくにつれて、一般信用の売り在庫が先に埋まってしまうケースがあります。余裕を持った日程での在庫確保を心がけてください。
- 最低取引株数の負担:優待対象の最低株数が1,000株であるため、100株から対象になる銘柄と比べて必要資金・保証金の負担が大きくなります。無理のない資金計画で臨んでください。
まとめ
クロスフォー(7810)は2026年7月15日、株主優待品決定に関するお知らせを開示し、2026年7月権利分(基準日2026年7月31日)より優待品を自社オリジナルジュエリー「Dancing Free」1点(10,000円相当)に変更することを発表しました。優待対象は1,000株以上保有の株主で、権利付最終日は2026年7月29日です。必要資金は約20.9万円とやや大きめですが、株価が低いため貸株料自体は小さく抑えられる見込みです。一方で優待品が現物のジュエリーである点は、クロス取引の実質的なコストパフォーマンスを考えるうえで踏まえておくべきポイントです。詳細な条件は必ず公式IR・適時開示の原文でご確認ください。
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【出典・参考】
– クロスフォー公式IR 株主優待制度ページ: http://www.crossfor.com/ir/stock/benefit.html
– クロスフォー適時開示「株主優待品決定に関するお知らせ」(TDnet): https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260714593438.pdf
– 本記事の情報は2026年7月17日時点のものです。最新情報は必ず公式サイト・TDnet開示原文でご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

