【CRAVIA(6573)】クロス取引コスト試算【12月権利】
この記事の結論
- CRAVIA(6573)の12月株主優待は、100株以上保有の株主を対象に「cadre hair dryerの20%割引」「タレントトークショーへの抽選招待」「限定アイテムの株主限定モデル20%割引」の3つから1点を選ぶ制度です(2025年12月末実施分の実績)
- ⚠️ 【最重要】CRAVIAは東京証券取引所の「監理銘柄(審査中)」に指定されています。上場廃止基準に抵触するおそれがある銘柄として審査が行われている状態であり、優待の実施可否以前に上場廃止リスク・信用取引の制限リスクを伴う点にご注意ください(詳細は後述)
- ⚠️ 2026年12月末を基準日とする実施は、2026年7月時点で「未定」とYahoo!ファイナンスに明記されています。本記事のコスト試算・スケジュールは制度上のカレンダーと直近実績に基づく参考情報であり、優待そのものが実施されない可能性があります
- クロス取引コストの目安: 株価がごく低いため、一般信用の貸株料は1円未満(100株・3日保有の理論値)
- 必要資金(100株): 約3,510円(現物買い2,700円+信用売り保証金30%・2026年7月17日終値27円ベース)
- 継続保有条件: なし
CRAVIAの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 6573 |
| 権利確定月 | 6月末・12月末 |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容(3つから1点選択) | (1) cadre hair dryerを定価より20%割引(1点まで)/(2) タレントトークショー(有料イベント)に抽選で20名招待/(3) 限定アイテム「プレミアムほっぺちゃん」シリーズの株主限定モデルを定価相当額の20%割引(1点まで) |
| 優待金額(最低単元) | 金額不定(割引率のみで、金額換算値は非公表) |
| 必要資金(100株) | 約3,510円(現物買い2,700円+信用売り保証金30%) |
CRAVIAは東証グロース市場に上場する小型株で、現在は小売業セグメントが主力事業となっており、2026年12月期第1四半期は同セグメントの増収により売上高が前年同期比+46.9%の1億7,100万円となりました。一方で同四半期は営業損失6,178.4万円・経常損失7,728.9万円を計上しており、業績・財務基盤は依然として不安定な状況です(出典: Yahoo!ファイナンス企業情報・決算情報)。
さらに重要な点として、CRAVIAは東京証券取引所により「監理銘柄(審査中)」に指定されています(TDnet適時開示「当社株式の監理銘柄(審査中)の指定に関するお知らせ」、Yahoo!ファイナンス同社株価ページでも指定が確認できます)。監理銘柄は、上場廃止基準に抵触するおそれがある銘柄に対して取引所が指定するもので、審査の結果次第では上場廃止となる可能性があります。2026年6月30日基準日の株主優待制度が見送りとなった背景にも、こうした会社の状況が影響していると考えられます(出典: CRAVIA「2026年6月30日基準日の株主優待制度の見送りに関するお知らせ」TDnet 2026年6月18日付。2026年12月末実施分についても実施可否は「未定」)。クロス取引を検討する際は、優待の実施可否だけでなく、この監理銘柄指定という上場そのものに関わるリスクを必ず踏まえてください。
優待内容は金額換算値が公表されていない「割引率」ベースの特典が中心です。cadre hair dryerや「プレミアムほっぺちゃん」シリーズの株主限定モデルは、いずれも定価そのものが変動しうる商品のため、記事執筆時点では円換算での優待価値を確定できません。QUOカードや食事券のように額面が固定された優待と比べ、費用対効果の判断がしづらい点も特徴です。
クロス取引コスト試算
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
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- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026年7月17日の終値(27円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
株価が27円と極めて低いため、一般信用の貸株料は理論計算上ごくわずかです。たとえばSBI証券の短期一般信用(年率3.90%)で100株・3日保有した場合、貸株料は「27円×100株×3.90%÷365×3日」で計算すると1円に満たない水準になります。GMOクリック証券の短期一般信用(年率3.85%)、SMBC日興証券の一般信用・売方(年率1.90%)でもいずれも1円に満たない水準で、証券会社による差はほとんど生じません。つまりこの銘柄では、貸株料そのものよりも、各証券会社の売買手数料(最低手数料が設定されているプランでは、数十円〜百円程度の下限が適用される場合があります)のほうがコストの大部分を占める可能性が高いといえます。実際に発注する前に、利用する証券会社の手数料体系(金額に関わらず一定額がかかる最低手数料の有無など)を確認しておくことをおすすめします。
CRAVIAの配当予想は2026年12月期で1株0円(会社予想、2026年7月20日確認)となっており、無配のため配当落調整金は発生しません。
権利日スケジュール(2026年12月)
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年12月28日(月) | 権利付き最終日 |
| 2026年12月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年12月30日(水) | 権利確定日(年内最終立会日) |
東京証券取引所は12月31日から1月3日まで休場となるため、2026年の年内最終立会日は12月30日(水)になります。上表は取引所カレンダーに基づく確定した日付ですが、前述のとおり2026年12月末を基準日とする優待の実施自体が未定であるため、クロス取引を実行する前に必ず公式のIRリリースで実施の有無を確認してください。
注意点・リスク
- 監理銘柄(審査中)指定リスク: CRAVIAは東証により「監理銘柄(審査中)」に指定されています。上場廃止基準に抵触するおそれがある銘柄として審査が行われている状態で、審査の結果次第では上場廃止となる可能性があります。また、監理銘柄への指定に伴い、証券会社が信用取引(特に信用売り)の取扱いを制限・停止している可能性があります。Yahoo!ファイナンスの信用残時系列によれば、2026年7月10日時点の信用売り残高は0株(前週比増減なし)となっており、需要が乏しいのか取扱いが制限されているのかは記事執筆時点では判別できません。一般信用売りが実際に発注できるかどうかは、利用する証券会社に個別にご確認ください
- 実施未定リスク: 2026年12月末を基準日とする優待実施は、2026年7月時点で会社側から正式な確定発表がされていません。実施が見送られた場合、権利付最終日に一般信用売りを保有していても優待は受け取れません
- 逆日歩(品貸料): 制度信用取引を使う場合のみ発生するコストです。一般信用取引であれば原則として発生しませんが、利用する取引が一般信用であることを必ず確認してください
- 配当落調整金: CRAVIAは無配のため、この銘柄では発生しません
- 約定不成立: 出来高が少ない銘柄では、現物買い・信用売りの一方だけが約定するケースがあります。寄り付き前の同時発注でも成立を保証するものではありません
- 一般信用在庫切れ: SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券・SMBC日興証券・松井証券・GMOクリック証券のいずれでも、この銘柄の一般信用在庫の需要傾向は現時点で確認できていません。発注前に各社の在庫状況を個別に確認してください
- 最低取引株数: 優待を得るには100株(単元株数と同じ)の保有が必要です
まとめ
- CRAVIAは東証の「監理銘柄(審査中)」に指定されており、上場廃止リスク・信用取引の制限リスクを伴う銘柄です。優待取得の損得以前に、この点を最優先で確認してください
- CRAVIAの12月優待は理論上の貸株料が1円未満とごく小さいものの、2026年12月末実施分は現時点で「未定」であり、実行前の公式確認が欠かせません
- 優待内容は金額換算値が非公表の割引特典が中心で、費用対効果は他の額面固定型の優待銘柄より判断しづらい銘柄です
- 興味があれば、まずはCRAVIAの最新の適時開示(監理銘柄指定・優待実施可否)と、利用予定の証券会社での信用売り取扱状況をあわせてチェックしてみてください
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【出典・参考】
– Yahoo!ファイナンス CRAVIA(6573) 株主優待ページ: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6573.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス CRAVIA(6573) 株価・企業情報(監理銘柄指定の表示・信用残時系列を含む): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6573.T
– CRAVIA「2026年6月30日基準日の株主優待制度の見送りに関するお知らせ」(TDnet): https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260618574165.pdf ※TDnetへの直接アクセスが制限される場合があります。表示されない場合は同社IRページまたはTDnet適時開示検索サービスで直接ご確認ください
– CRAVIA「当社株式の監理銘柄(審査中)の指定に関するお知らせ」(TDnet適時開示。詳細は同社IRページまたはTDnet適時開示検索サービスでご確認ください)
– 本記事の情報は2026年7月20日時点のものです。最新情報は必ず公式サイト・適時開示情報でご確認ください。
数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

