【速報】enish(3667)が株主優待を新設、抽選で暗号資産を贈呈へ

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【速報】enish(3667)が株主優待を新設、抽選で暗号資産を贈呈へ

目次

この記事の結論

  • enish(3667)が2026年7月21日、株主優待制度の新設を発表しました
  • 対象は2026年12月31日時点で500株以上を保有する株主(初回)
  • 内容は現金や金券ではなく、抽選による暗号資産(ビットコイン・ソラナ)の贈呈(総額1000万円相当、当選580名)
  • 支給時期は2027年5月頃の見込みで、当選しなければ優待は受け取れません
  • 500株の取得には2026年7月21日終値(29円)ベースで約1万4,500円が必要です

適時開示情報

本記事は以下の適時開示資料をもとに作成しています。

enish(3667)の会社概要

enishは2009年設立、東京証券取引所スタンダード市場に上場するスマートフォンゲームアプリの企画・開発・運営会社です。「進撃の巨人」「ゆるキャン△」など人気アニメ・漫画作品を題材にしたゲームタイトルを多く手がけており、ベトナム・シンガポールにも海外拠点を展開しています。

株価は2026年7月21日終値で29円(時価総額約13.4億円、Yahoo!ファイナンス確認)と、いわゆる低位株の水準にあります。同社は近年赤字決算が続いており、配当は無配(0円)の状態です。今回の優待制度は現金配当の代わりに、同社が事業戦略として推進する「アクティブ・トレジャリー事業」(同社はこれをDAT2.0と位置付けています)への理解を深めてもらうため、株主に暗号資産に触れてもらう機会を提供する狙いがあるとしています。

このように無配の状態で株主優待、それも現金化しにくい抽選式の暗号資産を導入する例は珍しく、投資家の間でも話題となっています(出典:株探ニュース、ダイヤモンド・ザイオンライン記事)。

新設される株主優待制度の内容

公表された制度の概要は以下の通りです。

項目 内容
対象株主 2026年12月31日時点で当社普通株式を500株以上保有する株主(初回)
優待内容 抽選による暗号資産(ビットコイン・ソラナ)の贈呈
総額 1,000万円相当(BTC・SOLそれぞれ500万円相当)
当選人数・内訳 合計580名(10万円相当:20名/5万円相当:60名/1万円相当:500名)
支給時期 2027年5月頃の見込み
500株の取得目安金額 約1万4,500円(2026年7月21日終値29円ベース)

この制度が従来型の優待(QUOカードや食事券など全員一律付与)と大きく異なるのは、500株以上を保有していても抽選に外れれば何も受け取れないという点です。当選確率は「500株以上保有株主数」に対する580名の割合で決まるため、現時点では正確な当選率は算出できません。株主数が増えるほど当選率は下がります。

また、支給される資産が暗号資産である点にも注意が必要です。暗号資産は価格変動が大きく、税制上の扱いも株式の配当や優待とは異なります(雑所得として総合課税の対象になるのが一般的です)。受け取り時・売却時の取り扱いは、支給が近づいた段階で最新の公式発表・税務情報を確認することをおすすめします。

クロス取引・株式取得を検討する際の注意点

500株の取得コストは約1万4,500円と小さいため、一見クロス取引(つなぎ売り)でコストを抑えて権利だけ取りにいく対象に見えるかもしれません。しかし、この優待には通常のクロス取引記事とは異なる注意点があります。

  • 抽選式のため権利確定=優待獲得ではない:500株以上を保有して権利を得ても、抽選に外れれば暗号資産は受け取れません。一般的なクロス取引(全員に一律付与される優待を対象にする手法)とは前提が異なります
  • 一般信用売りの在庫状況が未知数:新設されたばかりの優待であり、各証券会社が一般信用の売り在庫をどの程度用意するかは現時点で不明です。権利付き最終日が近づいてから在庫状況を確認する必要があります
  • 逆日歩(ぎゃくひぶ):制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(売り注文が買い注文を超えた場合に発生する追加コスト)。一般信用なら原則ゼロです
  • 配当落調整金:enishは現在無配のため、配当落調整金は発生しません
  • 約定不成立:低位株・小型株のため、寄り付き前注文でも買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 最低取引株数:優待対象は500株からで、売買単位(100株)の5倍が必要です
  • 権利確定日は2026年12月31日:まだ5カ月以上先であり、実際の権利付き最終日・権利落ち日は年末の取引カレンダーに基づいて確定します。正式な日程は証券取引所の年間スケジュールが公表され次第、あらためて確認してください
  • NISA口座は使えない:クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください

抽選式で当選しなければリターンがゼロになる可能性がある優待をわざわざクロス取引でコストをかけて狙うかどうかは、当選確率が不透明な現時点では慎重な判断が必要です。同社の株主数や当選率に関する追加情報が公開された段階で、あらためて費用対効果を検討することをおすすめします。

まとめ

  • enish(3667)は2026年7月21日、抽選で暗号資産を贈呈する株主優待制度の新設を発表しました
  • 対象は2026年12月31日時点で500株以上を保有する株主で、当選580名に総額1,000万円相当のビットコイン・ソラナが2027年5月頃支給される見込みです
  • 抽選式のため、権利を確保しても優待を受け取れるとは限らない点が従来型の優待と大きく異なります
  • クロス取引を検討する場合も、在庫状況や当選確率の不透明さを踏まえたうえで判断することをおすすめします

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【出典・参考】
– enish適時開示「株主優待制度の導入に関するお知らせ」(2026年7月21日):https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260721596804.pdf
– enish公式サイト 会社情報:https://www.enish.jp/company
– 本記事の情報は2026年7月22日時点のものです。最新情報は必ず公式サイト・TDnet開示原文でご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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