【クリエイト・レストランツHD(3387)】クロス取引試算【2月権利】
この記事の結論
- クリエイト・レストランツHD(3387)の2027年2月株主優待は、100株保有で食事割引券1,500円相当(保有株数に応じて段階的に増額)
- クロス取引コストの目安: 約40円前後(100株・一般信用短期利用、保有5日想定)
- 必要資金(100株): 約98,410円(現物買い75,700円+信用売り保証金30%・2026/7/23終値757円ベース)
- 在庫の傾向: 優待利回りが高く在庫はやや早めに消化される傾向
- 継続保有条件: あり(800株以上を同一株主番号で連続3回以上=1年以上保有で追加優待)
クリエイト・レストランツHD(3387)の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 3387 |
| 市場 | 東証プライム |
| 権利確定月 | 2月末・8月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | 食事割引券(グループ店舗で利用可能) |
| 優待金額(最低単元) | 1,500円相当 |
| 必要資金(100株) | 約98,410円(現物買い75,700円+信用売り保証金30%) |
保有株数別の優待内容(全ティア)
| 保有株数 | 優待券額(1回あたり) | 年間相当額 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 1,500円相当 | 3,000円相当 |
| 200株以上 | 3,000円相当 | 6,000円相当 |
| 300株以上 | 4,000円相当 | 8,000円相当 |
| 400株以上 | 5,000円相当 | 10,000円相当 |
| 500株以上 | 6,000円相当 | 12,000円相当 |
| 800株以上 | 8,000円相当 | 16,000円相当 |
| 1,200株以上 | 10,000円相当 | 20,000円相当 |
| 2,000株以上 | 14,000円相当 | 28,000円相当 |
| 6,000株以上 | 20,000円相当 | 40,000円相当 |
| 12,000株以上 | 24,000円相当 | 48,000円相当 |
| 18,000株以上 | 30,000円相当 | 60,000円相当 |
優待券は専用アプリまたは紙の優待券として交付され、クリエイト・レストランツグループ店舗での店内飲食・店頭でのテイクアウトにのみ利用できます。他の各種値引・割引や割引券類との併用、現金への引き換え・釣銭の受け取りはできません。今回対象の2月末日基準分は、有効期限が同年11月末日までの約6ヵ月間、配布時期は5月中旬頃が目安です(公式IR確認、8月末日基準分の有効期限・配布時期は別途公式IRでご確認ください)。
同社はベーカリー業態・ヌードル業態・居酒屋業態など複数の外食ブランドをM&Aも活用しながら展開するホールディングス企業です。2027年2月期第1四半期決算(2026年7月14日発表)では、売上収益432.77億円(前年同期比3.5%増)・営業利益33.78億円(同10.8%増)と増収増益を確保しました。一方で居酒屋カテゴリーは既存店売上が前年を下回るなど業態間で明暗が分かれており、優待利回りだけでなく業績の業態別ばらつきも押さえておきたいポイントです。
一般信用クロスの観点では、必要資金が10万円未満と小さく、100株の優待利回り(1,500円÷98,410円=約1.5%相当)が比較的高いため、権利月が近づくにつれて在庫が減りやすい銘柄です。
権利確定日スケジュールとクロス取引コスト試算
権利確定日スケジュール(2027年2月権利)
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2027年2月24日(水) | 権利付き最終日 |
| 2027年2月25日(木) | 権利落ち日 |
| 2027年2月26日(金) | 権利確定日(記録日) |
2027年2月23日(火)は天皇誕生日で祝日のため取引が行われません。また2月27日(土)・28日(日)は休場のため、2月の最終営業日は26日(金)になります。権利を得るには2月24日(水)の大引けまでに現物を保有している必要があります。
クロス取引コスト試算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付き最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026年7月23日の終値(757円)を使用しています。株価変動により実際のコストは異なります。
同社の配当予想は2027年2月期で1株5.00円(会社予想、2026年7月23日時点の株価757円で配当利回り約0.66%)です。配当のある銘柄をクロス取引する場合、権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当金を受け取り信用売り側で同額の配当落調整金を支払うため、両者は原則相殺され、クロス取引の実質コストには(源泉徴収タイミング差等を除き)大きな影響を与えません。詳細は後述の「注意点・リスク」をご確認ください。
継続保有優遇と一般信用在庫の取りやすさ
継続保有優遇について
クリエイト・レストランツHDには、800株以上を2月末・8月末の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上(1年以上継続保有)記載された株主に、通常の優待に加えて長期保有特典が贈呈される制度があります。特典額は保有株数に応じて以下のとおり段階的に増えます(1回あたり)。
| 保有株数 | 長期保有特典(1回あたり) |
|---|---|
| 800株以上 | 2,000円分 |
| 6,000株以上 | 4,000円分 |
| 12,000株以上 | 6,000円分 |
| 18,000株以上 | 8,000円分 |
ここで注意したいのは、権利落ち日に現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)で信用売りを決済して保有株数がゼロに戻る「純粋なクロス取引」を繰り返しているだけでは、この継続保有カウントは積み上がらないという点です。株主名簿上の保有記録が途切れると、株主番号がリセットされる可能性があります。
継続保有優遇を狙う場合は、800株相当を毎回現渡しせず継続保有するか、端株(1株)を証券会社のミニ株サービス(SBI証券のS株・楽天証券のかぶミニ等)で常時保有して株主番号を維持したうえで、各基準日に800株(1単元100株×8単元)をクロス取引で確保し、常時保有の端株1株と合わせて合計801株(優待必要株数800株以上)を保有する方法が考えられます。ただし端株のみでの継続記録カウント可否は条件文言によって解釈が分かれるため、実施前に同社の株式事務代行会社へ確認することを強く推奨します。100株のみの優待取得が目的であれば、この継続保有条件を気にする必要はありません。
なお、継続保有カウント中に証券口座を変更すると株主番号がリセットされ、連続記載の記録が途切れる可能性があります。端株・現物株を常時保有する口座は変更せず、同じ証券口座で継続して保有してください。
一般信用在庫の取りやすさ
必要資金が10万円未満と小さく優待利回りも比較的高いため、権利付き最終日が近づくと一般信用の売り在庫が減りやすい傾向があります。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 在庫数が最多。19:00頃の在庫補充直後が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
- 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
- SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
- 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
クロス取引の実行手順と注意点・リスク
クロス取引の実行手順
- 権利付き最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保
- 同じ日に現物買い100株を発注(同時約定を心がける)
- 権利付き最終日(2027年2月24日)の引け後、現渡しの準備
- 権利落ち日(2027年2月25日)以降に現渡し決済を実行
注意点・リスク
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄もあるため、必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある同社株は、現物側で受け取る配当金と信用売り側で支払う配当落調整金が同額のため原則相殺され、実質コストへの影響は限定的です。ただし源泉徴収のタイミング差には注意してください
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
- 在庫切れ: 優待利回りが高く在庫が早めに減る傾向があるため、権利付き最終日直前ではなく余裕を持った在庫確保を心がけてください
- 最低取引株数: 優待を得るには100株以上の保有が必須です。端株のみでは優待の対象外です
まとめ
- クリエイト・レストランツHD(3387)の2027年2月優待は実質コスト数十円程度で取得可能
- 必要資金は約98,410円と小さく、初めてのクロス取引にも取り組みやすい銘柄です
- 800株以上の継続保有で追加優待が得られますが、純粋なクロスだけでは条件を満たせない点に注意してください
- 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券の在庫状況をチェックしてみてください
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– クリエイト・レストランツHD公式IR 株主優待制度ページ: https://www.createrestaurants.com/ir/stock/shareholder/
– クリエイト・レストランツHD株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3387.T/incentive
– クリエイト・レストランツHD株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3387.T
– 本記事の情報は2026年7月24日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

