【関通HD(9326)】クロス取引コスト試算【8月権利】
この記事の結論
- 関通ホールディングスは2026年7月14日、株主優待制度の変更を発表しました。優待品は「Amazonギフトカード」に一新され、2026年8月31日を基準日とする優待から新制度が適用されます
- 新制度では1年以上の継続保有が優待取得の必須条件として新設されました。権利付最終日をまたぐだけの単純なクロス取引(つなぎ売り)では、この優待を受け取ることはできません
- 最低必要株数は100株(従来の700株から引き下げ)。基準日(2月末・8月末)に3回以上継続して株主名簿に記載されると「1年以上2年未満」として3,000ポイント(3,000円相当)、5回以上で「2年以上」として5,000ポイント(5,000円相当)が付与されます
- 必要資金(100株): 約64,870円(現物買い49,900円+信用売り保証金30%・2026年7月31日終値ベース)
- 継続保有の判定基準日は毎年2月末・8月末の両方です(優待自体が付与されるのは8月末基準日のみ)。加えて2025年9月末日・2025年11月末日の臨時株主名簿でも保有状況が確認される経過措置があります
株主優待制度の変更点と新しい優待内容
関通ホールディングス(9326)は2026年7月14日、東証の適時開示で株主優待制度の変更を発表しました。変更前後の内容は以下のとおりです。
旧制度と新制度の比較
| 項目 | 旧制度 | 新制度(2026年8月31日基準日から適用) |
|---|---|---|
| 優待品 | 関通・プレミアム優待倶楽部ポイント(商品選択制) | Amazonギフトカード |
| 最低必要株数 | 700株 | 100株 |
| 継続保有条件 | なし | あり(1年以上、2年以上でさらに増額) |
| 最低ティアの金額 | 3,000円相当(700株) | 3,000円相当(100株・1年以上保有時) |
最低必要株数だけを見ると700株から100株への引き下げですが、新たに1年以上の継続保有が必須条件として加わった点が最大の変更点です。これまでのように権利付最終日をまたぐだけの短期保有では、優待を一切受け取れなくなりました。
新制度のティア表(継続保有期間別)
継続保有の判定条件は、「1年以上2年未満」は毎年2月末日・8月末日の基準日において3回以上、「2年以上」は5回以上、株主名簿に継続して記載または記録され、かつそのすべての基準日において保有株式数が100株を下回らないことです(優待自体が付与されるのは8月末基準日のみ)。加えて、経過措置として2025年9月末日・2025年11月末日の臨時株主名簿においても保有状況が確認されます(出典: 関通ホールディングス公式ニュースリリース・Yahoo!ファイナンス株主優待ページ・日経会社情報DIGITAL株主優待ページ)。
1年以上2年未満(基準日に3回以上継続記載)の継続保有
| 保有株数 | ポイント数 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 3,000ポイント | 3,000円相当 |
| 200株以上 | 3,000ポイント | 3,000円相当 |
| 300株以上 | 3,000ポイント | 3,000円相当 |
| 400株以上 | 5,000ポイント | 5,000円相当 |
| 500株以上 | 5,000ポイント | 5,000円相当 |
| 600株以上 | 5,000ポイント | 5,000円相当 |
| 700株以上 | 7,500ポイント | 7,500円相当 |
| 800株以上 | 7,500ポイント | 7,500円相当 |
| 900株以上 | 7,500ポイント | 7,500円相当 |
| 1,000株以上 | 8,500ポイント | 8,500円相当 |
| 1,100株以上 | 8,500ポイント | 8,500円相当 |
| 1,200株以上 | 8,500ポイント | 8,500円相当 |
| 1,300株以上 | 10,000ポイント | 10,000円相当 |
| 1,400株以上 | 10,000ポイント | 10,000円相当 |
| 1,500株以上 | 10,000ポイント | 10,000円相当 |
| 2,000株以上 | 15,000ポイント | 15,000円相当 |
| 3,000株以上 | 15,000ポイント | 15,000円相当 |
| 4,000株以上 | 15,000ポイント | 15,000円相当 |
| 5,000株以上 | 15,000ポイント | 15,000円相当 |
| 10,000株以上 | 15,000ポイント | 15,000円相当 |
※公表されているティアは全20段階です(Yahoo!ファイナンス株主優待ページの保有株数区分表より全区分を掲載)。
2年以上(基準日に5回以上継続記載)の継続保有
| 保有株数 | ポイント数 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 5,000ポイント | 5,000円相当 |
| 200株以上 | 5,500ポイント | 5,500円相当 |
| 300株以上 | 6,000ポイント | 6,000円相当 |
| 400株以上 | 7,000ポイント | 7,000円相当 |
| 500株以上 | 7,500ポイント | 7,500円相当 |
| 600株以上 | 8,000ポイント | 8,000円相当 |
| 700株以上 | 8,500ポイント | 8,500円相当 |
| 800株以上 | 9,000ポイント | 9,000円相当 |
| 900株以上 | 9,500ポイント | 9,500円相当 |
| 1,000株以上 | 10,000ポイント | 10,000円相当 |
| 1,100株以上 | 11,000ポイント | 11,000円相当 |
| 1,200株以上 | 12,000ポイント | 12,000円相当 |
| 1,300株以上 | 13,000ポイント | 13,000円相当 |
| 1,400株以上 | 14,000ポイント | 14,000円相当 |
| 1,500株以上 | 15,000ポイント | 15,000円相当 |
| 2,000株以上 | 17,500ポイント | 17,500円相当 |
| 3,000株以上 | 20,000ポイント | 20,000円相当 |
| 4,000株以上 | 22,500ポイント | 22,500円相当 |
| 5,000株以上 | 25,000ポイント | 25,000円相当 |
| 10,000株以上 | 30,000ポイント | 30,000円相当 |
※公表されているティアは全20段階です(Yahoo!ファイナンス株主優待ページの保有株数区分表より全区分を掲載)。
ポイントの繰越・交換申込期限にご注意ください
関通プレミアム優待倶楽部のFAQによれば、獲得したプレミアム優待ポイントは次年度へ繰り越すことができません(出典: 同FAQ「プレミアム優待ポイントは次年度への繰越しができません。」)。商品交換の申込期間は「2026年1月20日(火)~2026年4月30日(木)24時まで」と案内されており、この期間内に交換手続きを済ませなかったポイントは翌年度に持ち越せず、実質的に利用できなくなる可能性があります。基準日の株主名簿記載でポイントを獲得できても、交換申込を忘れると受け取れないため、毎年の交換申込期限を必ず確認してください。
この繰越不可・交換申込期限のルールは、関通プレミアム優待倶楽部という会員管理システム側の運用規定であり、前段で解説した新制度の株主名簿ベースの継続保有要件(基準日〈2月末・8月末〉に3回以上または5回以上、当社株主名簿に継続して記載・記録されること)とは別の規定です。株主名簿上の継続保有条件を満たしていても、倶楽部側の交換申込を忘れればポイント自体を受け取れなくなる点に注意してください。
関通ホールディングスは物流アウトソーシング事業を主力とし、EC通販事業者向けの配送センター代行を手がける企業です。優待制度を短期保有でも対象になる形からポイント制の1年以上継続保有型へ切り替える動きは、株主基盤を長期・安定化させたい企業の意図が背景にあると考えられます(当社推定)。継続保有条件を新設・強化する企業は他にも見られ、クロス取引を前提とした短期保有だけでは優待そのものが対象外になるケースが増えている点に注意が必要です。
クロス取引のコスト計算と一般信用在庫の傾向
⚠️ 重要: 新制度では1年以上の継続保有が必須条件のため、権利付最終日をまたぐだけの単純なクロス取引では優待を一切受け取れません。以下のコスト試算は「最低単位である100株を仮に保有した場合の参考コスト」を示すものであり、このコストを払っただけでは優待を取得できない点にご注意ください。実際に優待を取得する方法は次の「継続保有特典を狙う戦略」で解説します。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026年7月31日の終値(499円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
例えばSBI証券の短期一般信用(貸株料 年率3.90%)を5日間利用して100株をクロスした場合、貸株料は「499円×100株×3.90%÷365×5日 ≒ 約27円」です。ただしこのコストを払って権利付最終日だけ保有しても、1年以上の継続保有条件を満たさないため優待の対象にはなりません。
配当については、2027年2月期の会社予想1株配当は10.00円(2026年7月31日終値499円に対する配当利回り2.00%、Yahoo!ファイナンス確認)です。関通ホールディングスの公式サイト「株式情報」ページ(剰余金の配当の基準日欄)には、毎年2月末日・毎年8月31日の2つが定款上の配当基準日として明記されています。一方でYahoo!ファイナンスの配当データを確認すると、8月31日基準にあたる中間配当は、過去5期(2022年2月期〜2026年2月期)の実績・2027年2月期の会社予想ともに、明確に「0.00円」(配当なし)と記録されています。年間配当10.00円はいずれの期も期末(2月末)基準でのみ実施されており、中間配当は制度上の基準日でありながら一貫して0円で推移してきました。
つまり8月末は制度上正式な配当基準日である一方、実績・予想ともに明確に0円と確定しているため、8月末をまたぐこのクロス取引で配当落調整金が発生する可能性は低いと考えられます。ただし会社予想は今後修正される可能性があるため、この8月末をまたぐクロス取引を行う際は最新の配当予想を必ず公式サイトでご確認ください。なお2月末をまたいでクロス取引を行う場合は、期末配当の権利を跨ぐため配当落調整金の発生に注意が必要です。
一般信用在庫の傾向
関通ホールディングスは東証グロース市場に上場する中小型銘柄で、大型優待銘柄と比べて在庫競争はそれほど激しくない傾向がありますが、取扱い銘柄数自体が少なく、在庫が用意されないタイミングもあり得ます。継続保有を目的とする場合は、基準日直前だけでなく年間を通じて安定的に取引できる証券会社を選ぶことが重要です。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 一般信用の取扱い銘柄数が最多。一般信用貸株料(短期)年率3.90%
- 楽天証券: 在庫補充は日中に行われる傾向。一般信用貸株料(短期)年率3.90%
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。貸株料年率1.10%
- SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
- 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
継続保有特典を狙う戦略
⚠️ 純粋なクロスのみでは継続保有が積み上がりません
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がいったんゼロになります。ゼロになった期間があると株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。関通ホールディングスの優待を受け取るには、基準日(2月末・8月末)と基準日の間も100株以上を保有し続けて株主番号を維持し、「1年以上2年未満」は3回以上・「2年以上」は5回以上、継続して基準日の株主名簿に記載される必要があります。さらに経過措置として、2025年9月末日・2025年11月末日の臨時株主名簿でも保有状況が確認される点にも注意してください。
株式を売却するとポイント自体が消滅します
関通プレミアム優待倶楽部のFAQによれば、株式を売却して株主名簿からご本人の記載が確認できなくなると、それまでに獲得したプレミアム優待ポイントはすべて消滅します(出典: 同FAQ「株式売却後、ご本人さまのお名前と記載された株主番号が最新の株主名簿で確認できなかった時点においてアクセスを制限し、所有されているプレミアム優待ポイントは全て消滅となります。」)。さらに、株式を全て売却したあとに再購入すると株主番号が変更され、以前保有していたポイントを含む会員情報を引き継ぐことはできません(同FAQ「関通ホールディングス株式会社の株式を全て売却され、再度購入された場合、株主番号が変更となりますので、所有されていたプレミアム優待ポイントを含めた会員情報を引継ぐことはできません。」)。
クロス取引で現渡しをして保有株数が一時的にゼロになる運用を繰り返す場合、この規定によりそれまで積み上げたポイントごと消滅するリスクがあります。「継続保有のカウントが途切れる」だけでなく、ポイント残高そのものが失われる可能性がある点に注意してください。
この株式売却時のポイント消滅・株主番号変更の規定も、上記の交換期限ルールと同じく関通プレミアム優待倶楽部側の会員管理規定であり、新制度の株主名簿ベースの継続保有要件(当社株主名簿への記載・記録の有無で判定)とは別の規定です。ただし、全株式を売却すれば株主名簿上の記載も途切れるため、クロス取引による現渡し(全株処分)は実務上いずれの規定でも継続保有と認められなくなる点に留意してください。
端株(1株)戦略はこの銘柄には使えません
他の銘柄記事で紹介している「端株1株を常時保有して株主番号を維持し、基準日だけ単元クロスで上乗せする」戦略は、関通ホールディングスには適用できません。理由は次の2点です。
- 継続保有条件が「株主番号の継続記載(株数不問)」ではなく、すべての基準日で保有株式数が100株を下回らないことが明確な条件になっているため、1株の端株保有では条件を満たしません
- 最低優待株数(100株)=売買単位(100株)であるため、端株を足しても節約できる余地がそもそもありません
戦略:現物100株を常時保有する
- 100株を現物で購入し、2月末・8月末の基準日をまたいで保有し続けます
- この100株が「優待の最低必要株数(100株)」と「継続保有条件の下限(100株)」を同時に満たすため、追加のクロスは不要です
- 「1年以上2年未満」(基準日に3回以上継続記載)で3,000ポイント、「2年以上」(5回以上継続記載)で5,000ポイント以上に増額されたティアが適用されます(詳細は前項の表を参照)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株購入(継続保有・資金拘束) | 約49,900円(2026年7月31日終値ベース) |
| 追加クロスコスト | 0円(不要) |
上位ティアを狙う場合:基準日のみ追加クロス
継続保有の下限である100株は常時保有を維持しつつ、8月末の基準日だけ追加の株数をクロスして一時的に保有株数を引き上げれば、その基準日のポイントティアを引き上げられる可能性があります(下限100株を下回らない限り継続条件自体は維持されます)。
例: 常時100株保有+8月末基準日に300株を追加クロス(合計400株)→ 現渡し後は100株に戻す
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株常時保有(資金拘束) | 約49,900円 |
| 300株クロス貸株料(5日)/回(SBI証券短期3.90%) | 約80円(499円×300株×3.90%÷365×5日≒80円) |
⚠️ この上乗せ戦略が有効かどうか(ポイントティアが「基準日時点の保有株数」だけで決まるのか、それとも「継続期間中の最小保有株数」で決まるのか)は開示資料の細部によります。公式開示原文または関通ホールディングスの株式事務代行会社への確認を強く推奨します。
戦略比較表
| 端株1株戦略 | 現物100株常時保有 | 上位ティア追加クロス | |
|---|---|---|---|
| この銘柄での適用可否 | 不可(条件不適合) | 可 | 条件次第(要確認) |
| 初期費用 | — | 約49,900円 | 約49,900円 |
| 追加クロスコスト/回 | — | 0円 | 上乗せ株数分の貸株料 |
| 資金拘束 | — | 約49,900円 | 約49,900円 |
| 継続保有の安定度 | — | 高い | 高い(下限維持が前提) |
推奨: 端株戦略が使えない銘柄のため、100株を通常の現物口座で継続保有する方法がもっとも単純で分かりやすい選択肢です。上位ティアを狙う場合のみ、基準日ごとの追加クロスを検討してください。
共通の注意事項
- 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされる可能性があります。100株を保有する口座は固定してください
- 継続保有ティアの正確な適用条件(追加クロス分が判定にどう影響するか等)は、関通ホールディングスのIR情報ページに記載の株式事務代行会社へ確認することを推奨します
- ポイントの繰越不可・交換申込期限・株式売却時のポイント消滅規定は関通プレミアム優待倶楽部のFAQページ(/help/)で確認したものですが、このFAQページ自体、Q2-1に「700株以上をご所有の株主さまを対象に」という2026年7月14日の制度変更前の旧基準がそのまま残っています(本記事執筆時点でWebFetchにより確認)。同倶楽部内の商品交換ページ(/program/)にも同様に「700株以上」の旧基準が掲載されています。つまりFAQページ・商品交換ページの両方とも、新制度(100株・継続保有条件)への更新が未反映の可能性があります。ただし繰越不可・株式売却時のポイント消滅といった運用ルールは株数基準の変更とは独立した仕組みであるため、新制度下でも有効と考えられますが断定はできません。ポイントの繰越可否・交換期限・消滅規定の詳細は関通プレミアム優待倶楽部の公式ページで最新情報をご確認ください
注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生します(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用での売り建てであることを確認してください
- 配当落調整金: 配当を実施している銘柄で、配当の権利を跨いで現渡しを行わなかった場合、信用売り側で配当金相当額の調整金が発生します。関通ホールディングスは定款上2月末・8月末の両方が配当基準日として定められていますが、Yahoo!ファイナンスの配当データでは、過去5期(2022年2月期〜2026年2月期)の実績・2027年2月期の会社予想ともに、8月末基準の中間配当は明確に「0.00円」と記録されており、8月末をまたぐこのクロス取引で配当落調整金が発生する可能性は低いと考えられます。ただし会社予想は今後修正される可能性があるため、最新の配当予想は必ず公式サイトでご確認ください。2月末をまたぐ場合は期末配当の権利を跨ぐため、配当落調整金の発生に注意してください
- 約定不成立: 買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。中小型銘柄では出来高が少なく、約定が読みにくい点に留意してください
- 在庫切れ: 一般信用の売り在庫には限りがあります
- 最低取引株数とNISA: 優待対象は100株からですが、信用取引(クロス取引)はNISA口座では利用できません。特定口座または一般口座で行う必要があります
- 継続保有条件を満たせなくなるリスク: 基準日(2月末・8月末)のいずれかで保有株式数が100株を下回ると、継続保有のカウントがリセットされる可能性があります。一度でも0株や100株未満になると、それまでの継続期間が無効になる点に特に注意してください
まとめ
- 関通ホールディングスは2026年7月14日、株主優待制度をAmazonギフトカード・継続保有型へ変更しました(2026年8月31日基準日から適用)
- 権利付最終日をまたぐだけの単純なクロス取引では、新制度の優待を受け取れません
- 優待を受け取るには、100株以上を2月末・8月末の基準日をまたいで継続保有する必要があります(基準日に3回以上継続記載で「1年以上2年未満」3,000ポイント〜、5回以上継続記載で「2年以上」5,000ポイント〜。2025年9月末日・11月末日の臨時株主名簿でも確認あり)
- 継続保有戦略の詳細は前項「継続保有特典を狙う戦略」を参照してください
関連記事
数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– 関通ホールディングス 株主優待制度の変更に関するお知らせ(TDnet適時開示・取締役会決議日: 2026年7月14日/公式ニュースリリース掲載日: 2026年7月23日、最終更新: 2026年7月22日): https://www.kantsu.com/news/8314/
– 関通ホールディングス 株主優待制度の変更に関するお知らせ(2026年7月14日付適時開示、TDnet開示写し): https://finance.biggo.jp/news/jpx_tdnet_140120260714592988
– 関通ホールディングス 適時開示情報(日本経済新聞): https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20260714592988/
– 関通ホールディングス 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9326.T/incentive
– 関通ホールディングス 株主優待情報(日経会社情報DIGITAL): https://www.nikkei.com/nkd/company/yutai/?scode=9326
– 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9326.T
– 関通プレミアム優待倶楽部 よくある質問(ポイントの次年度繰越不可・交換申込期間・株式売却時のポイント消滅規定。ただしQ2-1に2026年7月14日の制度変更前の「700株以上」基準が残存しており、新制度への更新が未反映の可能性がある点に留意): https://kantsu.premium-yutaiclub.jp/help/
– 関通プレミアム優待倶楽部 優待商品交換ページ(同じく2026年7月14日の制度変更前の「700株以上」基準が残存しており、新制度への更新が未反映の可能性がある点に留意): https://kantsu.premium-yutaiclub.jp/program/
– 配当基準日の確認(関通ホールディングス公式サイト「株式情報」ページ「剰余金の配当の基準日」欄、Yahoo!ファイナンス配当推移表): https://www.kantsu.com/ir/overview/ 、 https://finance.yahoo.co.jp/quote/9326.T/dividend
– 継続保有条件(基準日3回以上/5回以上、臨時株主名簿の経過措置)とポイントティア表は、上記の公式ニュースリリース・Yahoo!ファイナンス・日経会社情報DIGITALの3ソースで内容が一致することを確認したうえで掲載しています。
– 本記事の情報は2026年8月3日時点のものです。最新情報は必ず公式IR・公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

