【コモ(2224)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】
この記事の結論
- コモ(2224)の3月株主優待は、100株以上の保有で3,000円相当の自社製品(1,000株以上を保有する株主は年6回・合計18,000円相当に拡大)
- クロス取引コストの目安: 100株・5日間保有で約190〜200円(SBI証券・楽天証券の短期一般信用を前提とした参考値。三菱UFJ eスマート証券の長期一般信用なら約56円など証券会社により異なる。下記の通り本銘柄は一般信用売りの取扱いがない可能性が高いため、実行前の在庫・取扱い確認が必須です)
- 必要資金(100株): 約479,700円(現物買い369,000円+信用売り保証金30%・2026年7月31日終値3,690円ベース)
- 在庫の傾向: 社内データでは一般信用取引の取扱いなし(
general_credit_available: false、最終確認2026-07-06)と記録されており、96ut.com系集計でも過去1年の一般信用売り在庫存在日数0日・最大在庫0株。クロス取引を検討する場合は各証券会社で取扱い有無を必ず事前確認してください - 継続保有条件: なし(保有株数の区分のみで優待内容が決まる)
⚠️ 一般信用売りの取扱いについて: コモ(2224)は社内データ上、一般信用取引の取扱いが「なし」(
general_credit_available: false、最終確認2026-07-06)として記録されており、96ut.com系集計でも過去1年の一般信用売り在庫存在日数は0日・最大在庫0株です。三菱UFJ eスマート証券のクロスコスト計算ページでも現在「残0」と表示されています。これは「取扱い状況が不明」の銘柄よりも取扱いがない可能性を示す強い情報です。本記事のコスト試算・実行手順は「一般信用売りが利用できた場合」の参考値であり、実際に取引可能かどうかは各証券会社で事前に必ずご確認ください。取扱いがない場合、本記事で試算しているクロス取引は実行できません。
コモ(2224)の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 2224 |
| 権利確定月 | 3月末 |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 優待内容 | 自社製品(ロングライフパン等) |
| 優待金額(最低単元) | 3,000円相当 |
| 必要資金(100株) | 約479,700円(現物買い369,000円+信用売り保証金30%) |
保有株数によって優待内容の頻度が変わるため、全ティアの内容を以下にまとめます。
| 保有株数 | 優待内容 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 自社製品を年1回進呈 | 3,000円相当 |
| 1,000株以上 | 自社製品を偶数月に年6回進呈 | 年間18,000円相当 |
100株保有と1,000株以上保有とでは年間の優待額に大きな差があります。ただしクロス取引で狙う場合は、必要資金が100株の約10倍(1,000株なら約479万円)に膨らむため、多くの個人投資家にとっては最低単元の100株での取得が現実的な選択肢になります。
コモは天然酵母パネトーネ種を使用した「ロングライフパン」(保存料無添加で、通常のパンの賞味期間が2〜3日であるのに対し35〜90日という長期保存が可能なパン)の製造・販売を専業とするメーカーで、日本生活協同組合連合会(生協)を主要な販路としています。2026年3月期の連結決算では売上高73億2,300万円(前期比3.0%増)、経常利益1億1,700万円(前期比64.3%増)と、新製品投入や販路拡大により増収増益となりました。優待は自社製品の詰め合わせが中心で、企業の主力事業である長期保存パンの認知拡大策としての性格も持っています。
東証スタンダード市場に加え名古屋証券取引所にも上場しており、日々の出来高は大型株に比べて限られる銘柄です。一般信用の売り在庫についても常時潤沢に用意されているとは限らないため、クロス取引を検討する場合は必ず利用予定の証券会社で在庫状況を事前に確認してください。
クロス取引コスト試算とスケジュール
以下のツールに証券会社・株価・保有日数を入力すると、貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)と手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-07-31の終値(3,690円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
100株を5日間保有した場合の証券会社別コスト目安は以下の通りです。
| 証券会社 | 種別 | 年率 | 5日間コスト目安(100株) |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約197円 |
| 楽天証券 | 短期一般信用 | 3.90% | 約197円 |
| GMOクリック証券 | 短期一般信用 | 3.85% | 約195円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 一般信用(長期) | 1.10% | 約56円 |
| 松井証券 | 一般信用(無期限) | 2.00% | 約101円 |
| SMBC日興証券 | 一般信用(売方) | 1.90% | 約96円 |
コモの配当予想は2027年3月期会社予想で1株7.00円(2026年7月31日Yahoo!ファイナンス確認・配当利回り約0.19%)です。配当を実施している銘柄のため、権利確定日をまたいで現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当を受け取り信用売り側で同額の配当落調整金を支払う形になり、両者は原則相殺されます。したがってクロス取引の実質コストには(源泉徴収タイミングの差等を除き)大きな影響を与えません。
権利確定スケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2027年3月29日(月) | 権利付き最終日 |
| 2027年3月30日(火) | 権利落ち日 |
| 2027年3月31日(水) | 権利確定日(記録日) |
クロス取引の実行手順
- 権利付き最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保する
- 同じ日に現物買い同数を発注する(同時約定を心がける)
- 権利付き最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)の準備をする
- 権利落ち日以降に現渡し決済を実行する
一般信用在庫の取りやすさ
コモは大型銘柄に比べて日々の出来高が少なく、社内データでは一般信用取引の取扱いが「なし」(general_credit_available: false、最終確認2026-07-06)として記録されています。96ut.com系集計でも過去1年の一般信用売り在庫存在日数は0日・最大在庫0株で、三菱UFJ eスマート証券のクロスコスト計算ページでも現在「残0」と表示されており、取扱いがない可能性が比較的強く示唆されています。権利付き最終日が近づく前に複数の証券会社で取扱い・在庫の有無を必ず確認し、取扱いがない、または在庫が極めて少ない可能性を想定した上で検討してください。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 在庫数が比較的多い傾向。前日19:00頃に在庫が補充されるため、その直後〜翌営業日の早朝が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
- 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
- SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
- 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。中小型株は在庫の設定自体がない場合もあるため、事前確認を強くおすすめします。
注意点・リスク
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(売り注文が買い注文を超えた場合に発生する追加コスト)。一般信用なら原則ゼロですが、必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: コモは配当を実施している銘柄です。配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されますが、所得税の還付タイミングのずれには注意が必要です
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。中小型株のコモでは特に注意が必要です
- 在庫切れ・取扱いなしのリスク: 社内データでは一般信用取引の取扱いが「なし」(
general_credit_available: false)と記録されており、96ut.com系集計でも過去1年の一般信用売り在庫存在日数は0日です。権利付き最終日が近づく前に在庫を確保できない、あるいはそもそも一般信用売り自体が利用できないリスクが他銘柄より高い点に注意してください - 最低取引株数: 優待を受け取るには100株以上の保有が必要です。単元未満での取得はできません
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- コモ(2224)の3月優待は、一般信用売りが利用できた場合の参考値として実質コスト約190〜200円程度(SBI証券・楽天証券の短期一般信用・100株・5日間保有)で取得を狙えます
- ただし社内データでは一般信用取引の取扱いが「なし」と記録されており、96ut.com系集計でも過去1年の在庫存在日数は0日です。実行前に取扱い・在庫の有無を必ず確認してください
- 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券で取扱い・在庫状況をチェックしてみてください
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【出典・参考】
– コモ公式IR 株主優待制度ページ: https://www.como.co.jp/ir/stockholder.html
– Yahoo!ファイナンス コモ(2224) 株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2224.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス コモ(2224) 株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2224.T
– 本記事の情報は2026年8月3日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

