【日清オイリオグループ(2602)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】

type=自社製品|co=日清オイリオグループ|code=2602|val=1500|desc=自社製品1,500円相当|shares=100|months=3月末|color=#1a5a3a

【日清オイリオグループ(2602)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】

目次

この記事の結論

  • 日清オイリオグループの株主優待は、直近確定分(2026年3月権利・分割前基準)で100株保有につき自社製品1,500円相当、200株以上で3,000円相当でした
  • ただし2026年4月1日付で1株を3株にする株式分割が実施されており、2027年3月末を基準日とする優待内容(株数区分含む)は本記事執筆時点(2026年8月)で未発表です。分割後の株数区分は公式発表を必ず確認してください
  • 本記事の必要資金は、分割前の区分(100株)がそのまま維持されると仮定した参考値で約24万円(2026年8月3日終値1,870円ベース)です。仮に株数区分が分割に比例して300株に調整された場合、必要資金は約72.9万円(同株価×300株×1.3倍)となり約3倍に増えます。どちらの区分になるかは公式発表待ちで、本記事執筆時点では確定していません
  • クロス取引コストの目安: 貸株料は証券会社により約20円〜100円程度(100株・5日保有の場合の参考値)
  • 配当(2027年3月期期末配当予想30円/株)がある銘柄のため、配当落調整金による実質コストも別途発生します

日清オイリオグループの株主優待内容

項目 内容
証券コード 2602
権利確定月 3月末
最低必要株数 100株(分割前基準・参考値。2027年3月権利の区分は未発表)
優待内容(直近確定分・2026年3月権利) 自社製品1,500円相当(200株以上で3,000円相当)
優待金額(最低単元) 1,500円相当
必要資金(100株・分割前区分を仮定した参考値) 約243,100円(現物買い187,000円+信用売り保証金30%、2026/08/03終値1,870円ベース)
必要資金(300株・区分が分割に比例調整された場合の参考値) 約729,300円(現物買い561,000円+信用売り保証金30%、同上株価ベース)
保有株数(2026年3月権利・分割前基準) 優待内容 金額相当
100株以上 自社製品 1,500円相当
200株以上 自社製品 3,000円相当

※上表は直近に確定していた2026年3月権利(株式分割前の株数区分)の内容です。2027年3月権利の株数区分・内容は公式発表待ちのため、上表をそのまま2027年3月権利に当てはめないでください。上表の「必要資金」欄も同様に、100株区分がそのまま維持される場合の参考値です。分割に比例して300株区分に調整された場合は約72.9万円になる可能性がある点に注意してください。

日清オイリオグループは食用油・油脂加工品を中核事業とする国内最大手の油脂メーカーで、家庭用の「日清キャノーラ油」「日清サラダ油」や業務用油脂など、自社製造の製品を優待品として送付する仕組みを取っています。株主優待は現金や金券ではなく自社製品による現物贈呈である点が特徴です。

同社は2026年2月27日付の適時開示で、2026年3月31日を基準日・2026年4月1日を効力発生日とする1株につき3株の株式分割を発表・実施しました。分割は投資単位あたりの金額を引き下げて個人投資家が参加しやすくする目的で行われるのが一般的ですが、株主優待の株数区分をどう調整するかは会社ごとの判断です。日清オイリオグループは2027年3月末時点の優待制度について「決定次第改めてお知らせする」としており、本記事執筆時点(2026年8月5日)では確定情報がありません。クロス取引で優待取得を計画する場合は、権利付最終日が近づくまでに公式IR・適時開示を必ず確認する必要があります。

クロス取引コストの試算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026年8月3日の終値(1,870円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
※ price= は不要。ショートコードがccm_stock_pricesから最新株価を自動取得します。
⚠️ shares=”100″ は分割前基準の最低優待株数を参考値として使用したものです。2027年3月権利の株数区分は本記事執筆時点で未発表のため、実際に必要な株数と一致する保証はありません(分割に比例して300株に変更される可能性も含む)。上記の試算結果はあくまで参考値としてご利用ください。

日清オイリオグループの2027年3月期の配当予想は、中間配当30.00円・期末配当30.00円の合計60.00円です(Yahoo!ファイナンス配当ページ確認)。優待の権利確定月と同じ3月末が期末配当の基準日にあたるため、配当落調整金の実質コストも考慮する必要があります。

⚠️ 配当落調整金は「原則相殺」ではありません。 本サイトが想定する一般信用でのクロス取引では、配当落調整金は源泉徴収の減額が適用されず配当金と同額(100%)を信用売り側で支払います。一方、現物側が実際に受け取る配当金は約20.315%の源泉徴収後の金額になるため、両者は相殺されず差額が実質コストとして発生します。

100株保有・期末配当30円/株の場合の試算は以下のとおりです。

  • 税引前配当(100株×30円): 3,000円
  • 現物側税引後受取額(3,000円×(1−0.20315)): 約2,391円
  • 差額(実質コスト): 約609円

このため、優待金額1,500円相当に対して配当落調整金の実質コストが約609円と、無視できない比率を占めます。優待だけでなく配当分の実質コストも含めて損益を見積もることが重要です。

各証券会社の一般信用在庫の傾向(一般論)

  • SBI証券: 在庫数が最多。夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
  • SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%
  • 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%
  • GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

100株・5日保有で試算した貸株料の目安は以下のとおりです(株価1,870円ベース)。

証券会社 種別 年率 5日保有の貸株料目安
SBI証券 短期一般信用 3.90% 約100円
楽天証券 短期一般信用 3.90% 約100円
GMOクリック証券 短期一般信用 3.85% 約99円
GMOクリック証券 無期限一般信用 0.80% 約21円
松井証券 一般信用(無期限) 2.00% 約51円
SMBC日興証券 一般信用(売方) 1.90% 約49円
三菱UFJ eスマート証券 一般信用 1.10% 約28円

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

クロス取引の実行手順

  1. 権利付最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保
  2. 同じ日に現物買い同数を発注(同時約定を心がける)
  3. 権利付最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)の準備
  4. 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行

権利付最終日・権利落ちのスケジュール

2027年3月権利の権利確定日(基準日)は2027年3月31日(水)です。国内株式の受渡日は約定から2営業日後(T+2)のため、権利付最終日・権利落ち日は以下のとおり確定します。

日付 イベント
2027年3月29日(月) 権利付最終日
2027年3月30日(火) 権利落ち日
2027年3月31日(水) 権利確定日(基準日)

上記はいずれも取引所カレンダーに基づき確定した日付です(Yahoo!ファイナンスが公表する日程とも一致)。実行前には証券会社の受渡日カレンダーでも念のため確認してください。

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用でも例外的に発生する銘柄もあるため、必ず一般信用であることを確認してください
  • 配当落調整金: 上記のとおり、一般信用では源泉徴収なしの満額を負担するため、配当金の約20.315%相当(100株保有の場合は約609円)が実質コストとして発生します
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 在庫切れ: 一般信用売りの在庫は権利付最終日が近づくほど減少する傾向があり、直前に在庫がなくなる可能性があります
  • 最低取引株数: 優待を得るには、直近公表分(分割前基準・参考値)では最低100株の保有が必要でした。2027年3月権利の株数区分は未発表で、分割に比例して300株に調整される可能性もあります。実行前に最新の公式発表を必ず確認してください
  • NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください
  • 優待制度自体が未確定: 2027年3月権利の優待株数区分・内容は本記事執筆時点で未発表です。公式発表前にクロス取引を実行すると、想定した優待が受け取れない可能性があります

まとめ

  • 日清オイリオグループの2027年3月権利の優待内容(株数区分含む)は本記事執筆時点で未発表であり、直近確定分(2026年3月権利・分割前基準)は100株で1,500円相当・200株以上で3,000円相当でした
  • 必要資金は、分割前の100株区分がそのまま維持されると仮定した参考値で約24万円です。区分が株式分割に比例して300株に調整された場合は約72.9万円となり、どちらになるかは公式発表待ちです。貸株料は証券会社により約20円〜100円程度(100株・5日保有の場合の参考値)
  • 配当落調整金の実質コスト(100株で約609円)も踏まえて損益を見積もる必要があります
  • 実行前に必ず公式IR・適時開示で2027年3月権利の優待内容・株数区分を確認してください
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券・GMOクリック証券の在庫状況をチェックしてみてください

関連記事

数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


📋 Yahoo!ファイナンスで株主優待を確認する →


【出典・参考】
– Yahoo!ファイナンス 日清オイリオグループ株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2602.T
– Yahoo!ファイナンス 日清オイリオグループ株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2602.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス 日清オイリオグループ配当情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/2602.T/dividend
– 日清オイリオグループ公式IR 株主優待ページ: https://www.nisshin-oillio.com/inv/stock_info/privilege.html
– 本記事の情報は2026年8月5日時点のものです。最新情報は必ず公式サイト・適時開示原文でご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次