【昴(9778)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年2月権利】
この記事の結論
- 昴(9778)の2月株主優待は クオカード3,000円相当(100株保有・年2回のうち2月権利分)
- クロス取引コストの目安: 貸株料約180円+配当落調整金の税率差コスト約2,438円=合計約2,618円(100株・SBI証券で一般信用(短期)の取扱いがあると仮定した場合の3日保有想定。昴は中間配当を実施しておらず、年間配当120円の全額が2月末の期末配当に充当されるため、2月権利は配当落調整金の影響が大きくなります)
- ⚠️ 一般信用売り建ての可否そのものが未確認です:本記事執筆時点のサイト内検証データ(stocks.json、出典:96ut.com)では昴の一般信用取扱いについて「なし」を示す情報があり、SMBC日興証券公式の一般信用売建可能銘柄リストにも昴は掲載されていません。上記のコスト試算はSBI証券等で一般信用(短期)の取扱いがある場合を前提とした参考値です。実行前に必ず利用予定の証券会社で在庫の有無を確認してください(詳細は後述の「クロス取引コスト試算と一般信用在庫の取りやすさ」セクション)
- 必要資金(100株): 約731,900円(現物買い563,000円+信用売り保証金30%・2026年8月6日終値5,630円ベース)
- 在庫の傾向: 一般信用の取り扱い状況が複数のデータソースで未確認・なしを示しており、事前確認が特に重要
- 継続保有条件: なし(保有株数のみで優待内容が決まる)
昴(9778)の株主優待内容
昴は鹿児島市を拠点に、学習塾「昴」「すばる個別指導」、東進衛星予備校のフランチャイズ校などを福岡・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄の5県で展開する教育サービス会社です。株主優待は毎年2月末・8月末の年2回、保有株数に応じて贈呈されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 9778 |
| 権利確定月 | 2月末・8月末(年2回) |
| 最低必要株数 | 100株 |
| 2月権利の優待内容 | クオカード |
| 優待金額(最低単元・2月) | 3,000円相当 |
| 必要資金(100株) | 約731,900円(現物買い563,000円+信用売り保証金30%) |
保有株数別の優待内容(2月権利・今回の対象)
| 保有株数 | 優待内容 | 金額相当 |
|---|---|---|
| 100株以上 | クオカード | 3,000円 |
| 500株以上 | クオカード | 5,000円 |
参考:8月権利の優待内容(今回の対象外)
2月権利とは別に、8月末権利では青森産りんごが贈呈されます。今回のクロス対象(2027年2月権利)とは異なる優待のため、参考情報として掲載します。
| 保有株数 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上 | 青森産りんご3kg |
| 500株以上 | 青森産りんご5kg |
昴は1965年に鶴丸予備校として鹿児島市で創業した教育サービス会社です。公式サイトの教室検索(2026年7月時点)では福岡2校・熊本6校・宮崎12校・鹿児島27校・沖縄4校の合計51校が確認できますが、公式サイトの別ページでは全体で「62教室」とする記載もあり、正確な総数は公式サイトの記載間でも幅があります。地方の教育需要を背景に校舎網を拡大してきた企業で、東進衛星予備校のフランチャイズ運営を主軸の一つとしている点が特徴です。株価5,630円(2026年8月6日終値)・会社予想配当120円(2027年2月期、配当利回り2.13%)と、優待だけでなく配当も一定水準あるため、クロス取引だけでなく現物での中長期保有を検討する投資家も一定数いると考えられます。なお昴は中間配当を実施しておらず、年間配当120円は2月末の期末配当として一括で支払われます(出典: 昴 2026年2月期決算短信「2. 配当の状況」2026年4月14日付。第2四半期末(中間)配当は2025年2月期実績・2026年2月期実績・2027年2月期予想のいずれも記載なしで、期末配当120.00円=年間合計120.00円となっています)。このためクロス取引で発生する配当落調整金の影響も、2月権利に集中する点に注意が必要です。
一般信用の在庫需要については、時価総額約39億円(発行済株式数693,576株、2026年8月6日終値ベース)の小型銘柄です。加えて、本サイトの内部検証データ(stocks.json、出典:96ut.com)では昴の一般信用売り建てについて「取扱いなし」を示す情報があり、SMBC日興証券公式の一般信用売建可能銘柄リストにも昴は掲載されていません。複数の独立したデータソースがいずれも取扱いなし・未確認を示しているため、一般信用売り建てそのものができない可能性があります。クロス取引を検討する場合は、資金を投じる前に必ず各証券会社の個別銘柄検索・注文画面で「一般信用(売)」の取扱いがあるかどうかを確認してください。 取扱いがない場合、本記事で試算しているクロス取引そのものが実行できません。
クロス取引コスト試算と一般信用在庫の取りやすさ
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
⚠️ 前述のとおり、昴(9778)は一般信用売り建ての可否そのものが複数のデータソース(stocks.json・SMBC日興証券公式リスト)で未確認・なしを示しています。以下の試算はSBI証券等で一般信用(短期)の取扱いがあると仮定した場合の参考値であり、実際に取扱いがあることを保証するものではありません。
クロス取引コスト計算
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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※株価は2026-08-06の終値(5,630円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。
100株を3日間(権利付最終日〜権利確定日)保有する想定で、SBI証券で一般信用(短期)の取扱いがあると仮定した場合(年率3.90%)の貸株料コストは以下の通りです。
計算式: 5,630円 × 100株 × 3.90% ÷ 365 × 3日 ≒ 約180円
ただしこの銘柄は、貸株料以外に配当落調整金の税率差によるコストが加わる点に注意が必要です。前述の通り昴は中間配当を実施しておらず、年間配当120円の全額が2月末の期末配当に充当されるため、2月権利のクロス取引ではこの影響がフルに乗ります。100株分の配当12,000円(120円×100株)に対し、一般信用の配当落調整金は配当相当額の100%(約12,000円)が徴収される一方、現物側で受け取る配当は源泉徴収後の約79.685%相当(約9,562円)にとどまるため、その差額(源泉徴収税率20.315%相当)約2,438円が実質的な追加コストになります。貸株料約180円と合わせると合計コストは約2,618円となり、優待金額3,000円との差は約382円まで縮まります。そもそも一般信用売り建ての可否自体が未確認である点に加え、コスト面でも余裕が小さい点を踏まえて実行を判断する必要があります。
各証券会社の傾向(一般論・取扱いがある場合の参考値)
以下の貸株料は各社の一般的な水準を示すものであり、昴(9778)がその対象銘柄になっているかどうかを保証するものではありません。前述のとおり、本銘柄は一般信用売り建ての可否自体が複数のデータソースで未確認・なしを示しています。
- SBI証券: 一般信用貸株料(短期)年率3.9%。在庫数が比較的多く、夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目とされますが、本銘柄の取扱いは未確認です
- 楽天証券: 一般信用貸株料(短期)年率3.9%。在庫補充タイミングは日中とされますが、本銘柄の取扱いは未確認です
- 三菱UFJ eスマート証券: 一般信用貸株料年率1.10%ですが、本記事執筆時点の確認データでは昴の一般信用取扱いが確認できていません
- SMBC日興証券: 一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%ですが、同社公式の一般信用売建可能銘柄リストに昴は掲載されていません
- 松井証券: 一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%ですが、本銘柄の取扱いは未確認です
- GMOクリック証券: 一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%ですが、本銘柄の取扱いは未確認です
※在庫状況・取扱い銘柄は日々変動します。直近の情報は各証券会社のサイトで必ずご確認ください。
権利日スケジュール(2027年2月権利)
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2027年2月24日(水) | 権利付最終日 |
| 2027年2月25日(木) | 権利落ち日 |
| 2027年2月26日(金) | 権利確定日(2月の最終営業日) |
※2027年2月28日は日曜のため、月末の最終営業日である2月26日(金)が権利確定日となります。祝日・振替休日等で変更が生じた場合は証券取引所の最新カレンダーをご確認ください。
クロス取引を実行する場合は、上記スケジュールに沿って発注を進める前に、必ず利用予定の証券会社の個別銘柄検索・注文画面で「一般信用(売)」の取扱いがあるかを確認してください。前述のとおり、昴(9778)は一般信用売り建ての可否そのものが複数のデータソースで未確認・なしを示しており、取扱いがない場合はクロス取引自体が実行できません。
注意点・リスク
- 一般信用売り建ての可否: 本銘柄はstocks.json(出典:96ut.com)で一般信用の取扱いなしを示す情報があり、SMBC日興証券公式の一般信用売建可能銘柄リストにも掲載されていません。一般信用で売り建てできない場合、本記事で試算しているクロス取引そのものが実行できません。必ず事前に利用予定の証券会社で取扱いの有無を確認してください
- 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(売り注文が買い注文を超えた場合に発生する追加コスト)。一般信用なら原則ゼロですが、この銘柄は一般信用の在庫が確保できず制度信用を使わざるを得ないケースもあり得るため、逆日歩発生の可能性は他の一般信用在庫が豊富な銘柄より相対的に高い点に注意してください
- 配当落調整金: 昴は中間配当を実施しておらず(出典:2026年2月期決算短信「配当の状況」)、会社予想の年間配当120円/株(2027年2月期)の全額が2月末の期末配当に充当されます。権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当を受け取り信用売り側で配当落調整金を支払う形になりますが、一般信用の配当落調整金は配当金相当額の100%(100株で約12,000円)が徴収される一方、現物側で受け取る配当は源泉徴収後の約79.685%相当(約9,562円)にとどまるため、その差額(約2,438円)が実質的な追加コストとして発生します。この差額は税務上「譲渡所得」として扱われるため、特定口座(源泉徴収あり・配当受入あり)であれば、年間の他の譲渡益・配当所得と証券会社側で自動的に損益通算され、口座全体で利益が出ていれば還付が翌年初に自動的に口座へ入金される場合があります。損益通算しきれない損失が残る場合は、確定申告により最大3年間繰り越すことができます。ただし還付が生じるかどうかは年間の他の取引状況に依存するため、必ず還付されるとは限らない点にご注意ください
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります。時価総額約39億円の小型銘柄であるため、出来高が少ない日は特に注意が必要です
- 在庫切れ: そもそも一般信用売り建て自体の取扱いが複数データソース(stocks.json・SMBC日興証券公式リスト)で未確認・取扱いなしとなっているため、在庫確認以前に取扱いの有無を利用証券会社で確認する必要があります
- 最低取引株数: 優待を受け取るには100株以上の保有が必要です。単元未満の株数では優待の対象になりません
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- 昴の2月優待(クオカード3,000円相当)は、一般信用(短期)の取扱いがあると仮定した場合、100株・3日間保有の想定で貸株料約180円+配当落調整金の税率差コスト約2,438円=合計約2,618円程度がかかる計算で、優待額との差は約382円まで縮まります
- ただし本銘柄は一般信用売り建ての可否そのものが複数のデータソース(stocks.json・SMBC日興証券公式リスト)で未確認・なしを示しています。在庫の有無を語る以前に、まず証券会社で取扱いの有無を確認することが優先されます
- 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券など複数社で一般信用の取扱いがあるかを確認してみてください
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【出典・参考】
– 昴 公式サイト IR情報: https://www.subaru-net.com/ir/
– 昴 2026年2月期決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年4月14日付・配当の状況): https://www.subaru-net.com/wp-content/uploads/2026/04/earnings-feb-2026-nonconsolidated.pdf
– 株主優待制度詳細(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9778.T/incentive
– 一般信用売り建て可否の確認データ: stocks.json(出典:96ut.com)、SMBC日興証券公式の一般信用売建可能銘柄リスト
– 本記事の情報は2026年8月9日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

