【山田コンサルティンググループ(4792)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】

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【山田コンサルティンググループ(4792)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年3月権利】

目次

この記事の結論

  • 山田コンサルティンググループの3月株主優待は、100株以上の保有で「税制改正のポイントと解説+FP FILE(2冊セット)」または「税務インデックス(1冊)」のいずれかを選択して贈呈される制度
  • クロス取引コストの目安: 一般信用(短期)利用で約847円(貸株料約55円+配当落調整金の実質コスト約792円、100株・保有日数3日、SBI証券短期一般信用の場合)
  • 必要資金(100株): 約223,990円(現物買い172,300円+信用売り保証金30%・2026年8月18日終値1,723円ベース)
  • 在庫の傾向: SMBC日興証券の一般信用売建可能数量は1,000株(公表データ)。潤沢とは言えないため早めの在庫確保が無難
  • 継続保有条件: 公式IRで確認した限り「毎年3月31日現在の株主名簿に記載のある100株以上保有の株主様」が条件のすべてで、継続保有・株主番号に関する付帯規定はなし

山田コンサルティンググループの株主優待内容

項目 内容
証券コード 4792
権利確定月 3月末
最低必要株数 100株
優待内容 自社グループ出版物のうち希望の1コースを選択して贈呈(下記表参照)
優待金額(最低単元) 選択肢により異なる(下記表参照。確認できたのは選択肢2「税務インデックス」の2,090円相当のみで、選択肢1は市販書籍ではないため金額未確認)
必要資金(100株) 約223,990円(現物買い172,300円+信用売り保証金30%)

保有株数別の優待ティアについて

山田コンサルティンググループの株主優待は、Yahoo!ファイナンスおよび公式IRの情報を確認した限り、保有株数・保有期間による複数段階のティアは設定されていません。100株以上を保有する株主に対して一律に、以下の2つの選択肢からいずれか1つを選ぶ単一の優待制度です(公式IR「株主優待制度」ページより)。

保有株数 選択肢 内容 金額相当
100株以上 選択肢1 「税制改正のポイントと解説」及び「FP FILE」の2冊セット 非公表(市販書籍ではないため確認できず)
100株以上 選択肢2 「税務インデックス」1冊 2,090円(税込・税務研究会刊、ISBN 9784793129506。Amazon・ヨドバシ.com等で市販)

⚠️ 公式IRページには「本画像は2026年度の優待品です」との注記があり、上記は執筆時点(2026年8月18日)で確認できる直近版の構成です。2027年3月31日基準日で実際に贈呈される版の書名・年度表記(例: 令和9年度版など)は本記事執筆時点で公式未発表のため、最新情報は権利確定が近づいた時点で公式IRをご確認ください。

500株・1,000株といった上位株数での優待内容の追加・変更は、公式IR・Yahoo!ファイナンスで確認した範囲では見当たりませんでした。保有株数を増やしても優待内容自体は変わらない可能性が高いため、クロス取引で優待だけを狙う場合は最低必要株数である100株での取得が最も資金効率に優れます。

山田コンサルティンググループは、事業承継・M&A仲介やコンサルティングを主力事業とする独立系のプロフェッショナルファームです。株主優待として現金性の高いQUOカードや金券ではなく、自社グループが編集・監修する税制解説書や実務資料を贈呈している点が特徴で、税理士・会計士など実務家や、税制改正の内容に関心のある個人投資家にとっては実用的な優待といえます。一方で換金性がなく、クロス取引で優待のみを目的に取得するメリットは他の金券・QUOカード系優待銘柄に比べると相対的に小さい点は留意が必要です。

クロス取引コスト試算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026-08-18の終値(1,723円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

参考までに、株価1,723円・100株・保有日数3日の場合の概算コストは以下の通りです。

  • SBI証券(短期一般信用・年率3.90%): 1,723円×100株×3.90%÷365×3日 ≒ 55円
  • 楽天証券(短期一般信用・年率3.90%): 同条件で ≒ 55円
  • GMOクリック証券(短期一般信用・年率3.85%): ≒ 55円

長期保有クロスを行う場合は、三菱UFJ eスマート証券(年率1.10%)・松井証券(年率2.00%)・SMBC日興証券(年率1.90%)など無期限・長期タイプの一般信用も選択肢になります。

配当落調整金について

山田コンサルティンググループは2027年3月期、期末配当として1株39.00円を予想しています(会社予想、Yahoo!ファイナンス確認)。3月末が期末配当の基準日にあたるため、今回の優待クロスと配当の権利落ちが同時に発生します。

一般信用取引の配当落調整金は、源泉徴収の減額が適用されず配当金と同額(100%)を信用売り側で支払う一方、現物側が実際に受け取る配当金は約20.315%の源泉徴収後の金額になります。したがって両者は相殺されず、「配当金×20.315%」が実質コストとして発生します。

100株保有の場合の目安は以下の通りです。

  • 税引前配当: 39.00円×100株=3,900円
  • 現物側の税引後受取額: 3,900円×(1-0.20315)≒3,108円
  • 差額(実質コスト): 約792円

このため、貸株料に加えて配当落調整金の差額分(約792円)も実質コストとして見込んでおく必要があります。なお、この差額は特定口座(源泉徴収あり・配当受入あり・株式数比例配分方式)であれば、他の譲渡益・配当所得と損益通算されるため、口座内の利益状況によっては還付が生じる場合があります。損失が残る場合は確定申告で最大3年間の繰越控除が可能です。

一般信用在庫の取りやすさ

山田コンサルティンググループの一般信用売建可能数量はSMBC日興証券の公表データで1,000株となっており、潤沢な部類とは言えません。QUOカードや食事券のような金券系優待に比べて換金性が低いため人気銘柄ほどの争奪戦にはなりにくいと考えられますが、在庫数自体が少ないため権利付最終日が近づくにつれ在庫が減る可能性は他銘柄と同様にあり、早めの在庫確保が無難です。

各証券会社の傾向(一般論)

  • SBI証券: 在庫数が最多。夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
  • SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
  • 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
  • GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

権利日スケジュールと実行手順

権利日スケジュール(2027年3月権利)

日付 イベント
2027年3月29日(月) 権利付き最終日
2027年3月30日(火) 権利落ち日
2027年3月31日(水) 権利確定日(記録日)

クロス取引の実行手順

  1. 権利付最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保
  2. 同じ日に現物買い同数を発注(同時約定を心がける)
  3. 権利付最終日の引け後、現渡し(げんわたし。買った現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)の準備
  4. 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用取引でのみ発生する品貸料(証券金融会社を介した貸借取引で株不足が生じた場合の追加コスト)。一般信用取引は証券会社との相対取引のため逆日歩は発生しません。必ず一般信用で取引していることを確認してください
  • 配当落調整金: 上記の通り、一般信用の配当落調整金は現物受取配当と相殺されず、約792円(100株の場合)の実質コストが発生します
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります(特に小型銘柄)
  • 在庫切れ: 権利付最終日に近づくと一般信用の売り在庫がなくなる場合があります
  • NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応。特定口座 or 一般口座で実行してください
  • 優待内容の変更・廃止: 出版物のラインナップ・年度表記は毎年更新されます。2027年3月31日基準日で実際に贈呈される版の具体的な書名は本記事執筆時点で公式未発表です。最新情報は必ず公式IRでご確認ください

まとめ

  • 山田コンサルティンググループの3月優待は、貸株料(約55円、100株・保有日数3日の場合)に配当落調整金の実質コスト(約792円、100株の場合)を加えた金額で取得可能
  • 優待は「税制改正のポイントと解説+FP FILE」の2冊セットか「税務インデックス」(執筆時点で確認できた直近版の市販価格は2,090円。ただし2027年3月31日基準日で実際に贈呈される版の書名・年度表記は本記事執筆時点で公式未発表)のいずれかを選択する形式で、自社出版物のため換金性は低く、税制解説書などに実用的な関心がある方向けの優待といえます
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券などの在庫状況をチェックしてみてください

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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


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【出典・参考】
– 山田コンサルティンググループ公式IR 株主優待制度: https://www.yamada-cg.co.jp/ir/stockinfo/benefit/
– Yahoo!ファイナンス 山田コンサルティンググループ 株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/4792.T
– Yahoo!ファイナンス 山田コンサルティンググループ 株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/4792.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス 山田コンサルティンググループ 配当情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/4792.T/dividend
– 本記事の情報は2026年8月18日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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