【コジマ(7513)】株主優待クロス取引コスト試算【2026年8月権利】

type=その他|co=コジマ|code=7513|val=1000|desc=その他1,000円相当|shares=100|months=2月末,8月末|color=#8a6a00

【コジマ(7513)】株主優待クロス取引コスト試算【2026年8月権利】

目次

この記事の結論

  • コジマ(7513)の8月優待は 最低1,000円分(100株・1年未満保有)、継続保有で最大3,000円分に増額
  • 2月優待は 2,000円分(100株・継続保有条件なし)と毎回固定
  • クロス取引コストの目安: 約15〜75円(100株・一般信用利用・5日間の場合)
  • 在庫の傾向: 必要資金が約13万円台と比較的小さく、在庫競争はやや激しい傾向あり
  • ビックカメラ・ソフマップ・ビックカメラアウトレット各店でも利用可能な汎用性の高い優待券

コジマの株主優待内容

項目 内容
証券コード 7513
権利確定月 8月末・2月末(年2回)
最低株数 100株
優待内容 株主様お買物優待券(1枚1,000円)
必要資金(株価×最低株数) 約138,700円(株価1,387円×100株・参考値)
利用可能店舗 コジマ全店・コジマネット・ビックカメラ・ソフマップ・ビックカメラアウトレット各店舗

コジマはビックカメラの子会社で、優待券はコジマ以外にビックカメラ・ソフマップなどグループ各店でも使えます。家電・PC・スマートフォン・日用品まで幅広い用途に使えるため、実用性の高い優待として知られています。なお優待券は差額の釣銭が出ない点に注意が必要です。

保有株数別・保有期間別 優待枚数一覧(8月末基準)

8月末の優待は保有株数と継続保有期間の両方で枚数が変わります。

保有株数 1年未満(連続3回未満) 1年以上2年未満(連続3・4回) 2年以上(連続5回以上)
100株以上 1枚(1,000円) 2枚(2,000円) 3枚(3,000円)
500株以上 3枚(3,000円) 4枚(4,000円) 5枚(5,000円)
1,000株以上 5枚(5,000円) 6枚(6,000円) 7枚(7,000円)
3,000株以上 15枚(15,000円) 16枚(16,000円) 17枚(17,000円)
5,000株以上 20枚(20,000円) 21枚(21,000円) 22枚(22,000円)

(出典: 株式会社コジマ 株主優待制度 / NET-IR 2026年確認版)

2月末の優待(継続保有条件なし)

保有株数 優待枚数
100株以上 2枚(2,000円)
500株以上 4枚(4,000円)
1,000株以上 6枚(6,000円)
3,000株以上 6枚(6,000円)
5,000株以上 6枚(6,000円)

2月末の優待は継続保有による加算がありません。2月と8月の優待を合わせると、100株の初回クロスでも年間3,000円分(8月1枚+2月2枚)を取得できます。

クロス取引のコスト計算

証券会社・株価・保有日数を入力するとコストを自動計算できます。権利付最終日は2026年8月27日(木)、権利確定日は2026年8月31日(月)です。

■ 必要資金(売買資金の目安)

項目 計算式 金額
現物買い
信用売り保証金(30%)
合計(目安)

■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)
実質コスト ---

配当については、コジマが配当を実施している場合、配当金と同額の「配当落調整金(はいとうおちちょうせいきん)」が信用売り側で差し引かれます。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。

貸株料の参考目安(株価1,387円・100株・5日間保有の場合):
SBI証券(一般信用短期 年率3.9%): 約74円
楽天証券(一般信用短期 年率3.9%): 約74円
SMBC日興証券(一般信用 年率1.90%): 約36円
GMOクリック証券(無期限一般信用 年率0.80%): 約15円
三菱UFJ eスマート証券(長期一般信用 年率1.10%): 約21円(長期保有向き)

いずれも約100円以内に収まり、取得コストとしては小さい水準です。

一般信用在庫の取りやすさ

コジマは必要資金が約13万円台と小型で、クロス取引を始めたばかりの方にも取り組みやすい銘柄です。一方、参入しやすい銘柄は人気が集中しやすく、権利付最終日の1週間前には在庫が枯渇する可能性があります。

クロス取引の実務についてはクロス取引(つなぎ売り)とは?株主優待を低コストで取得する方法で基礎から解説しています。

各証券会社の在庫傾向(一般論)

  • SBI証券(ゼロ革命): 在庫数が業界最多クラス。平日19:00頃の在庫補充後が狙い目
  • 楽天証券(ゼロコース): 在庫補充タイミングが日中。SBI証券と並行してチェック推奨
  • 三菱UFJ eスマート証券: 長期一般信用(年率1.10%)を使って権利日の1ヶ月以上前から仕込める
  • SMBC日興証券(ダイレクトコース): 一般信用年率1.90%。現物手数料は10万円約定で137円
  • GMOクリック証券: 無期限一般信用(年率0.80%)が最安クラス。サブ口座として活用

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

一般信用と制度信用の違いについては一般信用と制度信用の違い|クロス取引で使うべきはどっち?で詳しく解説しています。

クロス取引の実行手順

  1. 権利付最終日(2026年8月27日)の5〜7営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保
  2. 在庫確保と同時に、同数の現物買いを発注(同日約定が基本)
  3. 権利付最終日の引け後に現渡し(げんわたし)の準備をする
  4. 権利落ち日(2026年8月28日)以降に現渡し決済を実行

「現渡し」とは信用売りを現物株で返済する手続きです。信用買いで購入した株ではなく、同時に購入した現物株で返済します。

注意点・リスク

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生するコストです。一般信用を使う限り原則発生しません。コジマで一般信用を使う場合は、証券会社の発注画面で「一般信用」が選択されていることを必ず確認してください
  • 配当落調整金: コジマが配当を実施している場合、配当金相当額が信用売り側から「配当落調整金」として差し引かれます。現物の配当受取と相殺されますが、税率の違いから若干の追加コストが発生する場合があります
  • 約定不成立(片約定): 現物買いと信用売りの一方だけが成立するケースがあります。特に寄り付き前注文でも流動性が低い時間帯は注意が必要です
  • NISA口座は使えない: クロス取引には信用取引が必要なため、NISA口座では実行できません。特定口座または一般口座で実行してください
  • 在庫切れ: 人気銘柄では権利付最終日の1〜2週間前に一般信用在庫が枯渇する場合があります。早期に在庫を確保することを心がけてください
  • 優待券の使い方: コジマの優待券は差額の釣銭が出ません。端数が生じないよう、1,000円単位での買い物に合わせて使用することで、優待券を最大限に活用できます

継続保有特典(8月末・連続3回以上)を狙う戦略

コジマの8月末優待は継続保有で最大3倍(1,000円→3,000円)になります。ただし、純粋なクロス取引のみでは継続記録が積み上がらない点に注意が必要です。

純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません

クロス取引は権利落ち後に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。0株になった基準日間で株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。

コジマは2月末・8月末の年2回を基準日としています。2回クロスを繰り返しても、基準日の間に0株になっていれば継続記録は断絶します。「年2回クロスすれば自動的に継続記録が積み上がる」という理解は誤りです。

継続保有特典を狙うには、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。


戦略A:端株(1株)常時保有 + 各基準日に100株クロス

  1. SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)・マネックス証券(ワン株)などで1株を現物購入し、持ち続ける(株主番号の維持が目的)
  2. 各基準日の権利付最終日に100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 合計101株
  3. 権利落ち後に現渡しで100株を決済。端株1株は持ち続ける
項目 金額(参考値)
端株1株購入(一時費用) 約1,387円
100株クロス 貸株料(5日)/回 約15〜74円(証券会社による)
年2回(2月末・8月末)合計 約30〜148円

端株1株での継続記録カウントの可否は、継続保有条件の文言によります。「同一株主番号で連続記載(株数不問)」の場合は有効ですが、「100株以上での記録N回」が条件となっている場合は無効になる可能性があります。実施前に株式事務代行会社への確認を推奨します。


戦略B:現物100株常時保有 + 各基準日は保有のみ(クロスなし)

  1. 現物で100株を購入し、持ち続ける
  2. 各基準日はクロスを行わず、現物保有のまま記録される
  3. 配当・通常優待(2月は2,000円・8月は段階的に増額)を受け取り続ける
項目 金額(参考値)
100株購入(長期資金拘束) 約138,700円
クロスコスト/回 0円
資金拘束 約138,700円(株価変動リスクあり)

株価変動リスクを受け入れられる場合の安定した方法ですが、約13万円の資金が長期拘束されます。


戦略比較

戦略A(端株1株+100株クロス) 戦略B(現物100株常時保有)
初期費用 約1,387円(1株) 約138,700円(100株)
クロスコスト/回 約15〜74円 0円
資金拘束 極小 約138,700円
株価変動リスク なし あり
継続保有の確実性 △〜◎(要確認)

資金拘束を最小化するなら戦略Aが向いています。ただし端株1株での継続カウント可否は事前確認が必須です。資金に余裕があり確実性を重視するなら戦略Bも選択肢になります。

共通の注意事項

  • 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされます。端株・現物株の保有口座は固定してください
  • クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物株の口座は変えないでください
  • 端株カウントの可否は、コジマのIR情報ページに記載されている株式事務代行会社への問い合わせで確認できます

端株を使った継続保有戦略の詳細については端株戦略とは?継続保有条件のある銘柄でクロス取引する裏技を解説もあわせてご覧ください。

まとめ

  • コジマ(7513)の8月末優待は100株・1年未満で1,000円分、継続保有により最大3,000円分に増額
  • 2月末優待は100株で2,000円分(継続保有条件なし)
  • 年2回合わせると初回でも3,000円分、2年以上保有継続で5,000円分が目安
  • クロス取引のコストは証券会社により約15〜74円(100株・5日間)と非常に低い
  • 継続保有特典を狙う場合は端株1株の常時保有が基本。端株カウントの可否は事前に確認を

関連記事


【出典・参考】
– コジマ株主優待制度(NET-IR): https://yutai.net-ir.ne.jp/company/7513/
– Yahoo!ファイナンス コジマ(7513)株主優待: https://finance.yahoo.co.jp/quote/7513.T/incentive
– 本記事の情報は2026年5月31日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次