【速報】ロゴスHD(205A)、多階建てシェア型株主優待の特別基準日(8月12日)の対象株主数が確定
この記事の結論
- ロゴスホールディングス(205A)は2026年8月20日、「多階建てシェア型株主優待」の特別基準日(2026年8月12日)における対象株主数が確定した旨を発表しました
- この特別基準日は、200株以上保有する株主が対象となる「1階部分」(優待原資2,000万円)に対応するもので、7月27日に発表した株式売出しの受渡期日(8月12日)に合わせて設定された一度限りの措置です
- 開示資料によると、200株以上を保有する対象株主数は2,816名(うち300株以上保有は2,007名)で確定し、1階部分(優待原資2,000万円)の1人当たり優待贈呈想定額は7,103円です。2階部分(優待原資1,000万円)についても、今回確定した2,007名(300株以上保有株主)を分母とした参考シミュレーションでは1人当たり4,983円となります。想定総還元利回りは、1階部分の対象となる最低保有株数(200株)で算出すると7.41%(2026年8月12日終値1,677円・配当88.75円ベース)とされています
- 1階部分・2階部分とも同一の株主番号での継続保有が条件です。1階部分は2026年8月12日を起算日として2027年5月末日まで200株以上を、2階部分は2026年11月30日から2027年5月末日まで300株以上を、それぞれ継続保有する必要があります。現渡しでいったん保有をゼロに戻す通常のクロス取引では、この優待を取得できません
- 今回の特別基準日(8月12日)はすでに経過しているため、この「1階部分」をこれからクロス取引で狙うことはできません。次に到来する基準日は「2階部分」(300株以上・優待原資1,000万円)の特別基準日である2026年11月30日ですが、上記の継続保有条件があるため、こちらも短期のクロス取引の対象にはなりません
- 「1階部分」と「2階部分」は別々の優待ではなく、両方の条件(200株以上・300株以上)を満たす株主が合算で受け取れる「2階建て」の仕組みです。2026年7月27日発表の「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」には「上記①の条件を満たされている株主様は『1階部分』『2階部分』の両方の優待(2階建て)をお受け取りいただけます」と明記されています。300株以上を継続保有する株主の想定受取額は、今回確定した1階部分7,103円と2階部分の参考シミュレーション4,983円を合算した12,086円(あくまで参考値)になる計算です
- 次の特別基準日(2026年11月30日)に向けて市場で株式を新たに購入する場合、2026年7月27日発表の「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」の注記には「市場で当社株式の買付けを行う場合には、各特別基準日の2営業日前までに買い付ける必要がある」旨が明記されています。基準日直前の駆け込み購入では間に合わない可能性がある点にも留意が必要です
適時開示情報
本記事は以下の適時開示資料をもとに作成しています。
- 開示日:2026年8月20日
- 開示書類:「多階建てシェア型株主優待」の特別基準日(2026年8月12日)における 対象株主数確定に関するお知らせ
- TDnet開示情報:「多階建てシェア型株主優待」の特別基準日(2026年8月12日)における 対象株主数確定に関するお知らせ(PDF)
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ロゴスホールディングス(205A)の概要
株式会社ロゴスホールディングスは、東証グロース市場に上場する住宅・建設業の企業です。北海道を拠点に注文住宅の企画・設計・施工を主力事業としており、2026年5月期の連結決算は売上高495.02億円(前期比36.5%増)、営業利益14.49億円(同197.5%増)と大幅な増収増益になりました(出典:会社IR情報)。
株価は2026年8月19日終値で1,675円(出典:Yahoo!ファイナンス)、発行済株式数は3,923,885株、単元株数は100株です(出典:ロゴスホールディングス公式IR「株式基本情報」)。配当は1株88.75円が予想されており、8月19日終値ベースの配当利回りは約5.3%です。なお、7月27日発表の株式売出しは既存株主による売出しのため発行済株式数自体は変動しませんが、株主構成(流動株式比率等)は今後変動する可能性があるため、最新の状況は公式IRでご確認ください。
同社は2026年4月14日に株主優待制度を新設した比較的新しい優待銘柄です。優待原資をあらかじめ設定したうえで、基準日時点の対象株主数で按分して電子ギフトを贈呈する「シェア型株主優待」という珍しい仕組みを採用しています。初回(2026年5月期分)の優待原資は1,000万円で、200株以上保有する株主が対象でした。
「多階建てシェア型株主優待」の仕組みと今回の発表内容
ロゴスHDは2026年7月27日、株主優待制度の変更(拡充)を発表しました。優待原資をこれまでの1,000万円から総額3,000万円に増額し、保有株数に応じて2段階で優待を受け取れる「多階建てシェア型株主優待」へ移行する内容です。
| 階層 | 対象株数 | 優待原資 | 通常の基準日(2028年5月期以降の想定) |
|---|---|---|---|
| 1階部分 | 200株以上 | 2,000万円(20,000千円) | 毎年5月末時点で200株以上を前年5月末から同一株主番号で継続保有 |
| 2階部分 | 300株以上 | 1,000万円(10,000千円) | 毎年5月末時点で300株以上を前年5月末から同一株主番号で継続保有 |
いずれの階層も、優待原資をその基準日時点の対象株主数で按分し、Amazonギフトカード・PayPayマネーライト・dポイント・楽天ポイントギフト等の電子ギフトとして贈呈する仕組みです。株主数が増えれば1人当たりの受取額は減り、株主数が減れば増える点が特徴です。
この「1階部分」「2階部分」は独立した優待ではなく、両方の条件を満たす株主が合算で受け取れる「2階建て」の構造になっている点が制度の中核です。2026年7月27日発表の「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」には「上記①の条件を満たされている株主様は『1階部分』『2階部分』の両方の優待(2階建て)をお受け取りいただけます」と明記されています。つまり300株以上を継続保有する株主は、1階部分(200株以上の条件)と2階部分(300株以上の条件)の両方を満たすことになり、2つの受取額を合算して受け取ります。
今回の制度拡充にあわせて、大株主のエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合による普通株式139万8,900株の売出し(オーバーアロットメントによる追加売出しの上限20万9,800株)が実施されており、その受渡期日が2026年8月12日に確定しました。この受渡期日という一度限りのタイミングを、初回に限り「1階部分」の特別基準日として採用したのが今回の制度です。あわせて「2階部分」(300株以上)については、2026年11月30日(中間期末)が特別基準日として設定されています。
2026年8月20日の開示は、このうち「1階部分」の特別基準日(2026年8月12日)時点で200株以上を保有していた株主の人数が確定した、という内容です。開示資料によれば、200株以上の対象株主数は2,816名(うち300株以上保有は2,007名)で確定し、1階部分(優待原資2,000万円)の1人当たり優待贈呈想定額は7,103円です。2階部分(優待原資1,000万円)についても、今回確定した2,007名を分母とした参考シミュレーションでは1人当たり4,983円となります。前述のとおり1階部分と2階部分は合算で受け取れる「2階建て」の仕組みのため、300株以上を継続保有する株主の想定受取額は7,103円+4,983円=12,086円(参考値)になります。想定総還元利回りは、1階部分の対象となる最低保有株数(200株)で算出すると7.41%(2026年8月12日終値1,677円・配当88.75円ベース)とされています。開示資料には、対象株主数について「新たに追加されることはなく、2,816名を上限として推移する」「(今後)減少すれば1名あたりの贈呈額は増加する」旨も記載されています。
さらに開示資料「4.今後の対象株主数および優待贈呈額について(重要)」には、次の継続保有条件が明記されています。
2026年8月12日は、初回(2027年5月期末分)の1階部分に係る保有条件の起算日であり、初回優待の対象となるためには、同日から2027年5月末日(優待受取の最終基準日)まで、同一の株主番号で200株以上を継続して保有している(株主名簿に継続して記載又は記録される)ことが必要です。
なお、通常運用に移行する2028年5月期以降は、毎年5月末時点の株主名簿をもとに、前年5月末日から同一株主番号で継続して200株以上(1階部分)・300株以上(2階部分)を保有していることが条件になる見込みです(出典:会社IR情報。将来の運用は変更される可能性があるため、最新の公式発表を優先してください)。
クロス取引への影響
クロス取引(つなぎ売り)を検討する読者にとって、今回の発表でまず押さえておきたいのは、「1階部分」の特別基準日(2026年8月12日)はすでに経過済みという点です。この基準日に向けて新たにクロスポジションを組むことはもうできません。今回の開示は、あくまでその結果(対象株主数)を事後的に確定させたお知らせという位置づけです。
さらに重要なのは、この「1階部分」自体が短期のクロス取引では取得できない仕組みだという点です。開示資料には「(重要)」として、2026年8月12日を起算日に2027年5月末日まで同一の株主番号で200株以上を継続保有していることが優待受取の条件と明記されています。権利付最終日に現渡しで保有をゼロに戻す通常のクロス取引では、この継続保有条件を満たせません。
次に到来する基準日は、「2階部分」(300株以上保有・優待原資1,000万円)の特別基準日である2026年11月30日です。こちらも、2026年11月30日時点で300株以上を保有し、かつ2027年5月31日まで同一株主番号で継続保有していることが条件です(2026年7月27日発表の「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」で確認済み)。1階部分と同様、直前に300株を用意して権利日だけ取得する短期のクロス取引では対象になりません。なお、同じく2026年7月27日発表の「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」の注記には「市場で当社株式の買付けを行う場合には、各特別基準日の2営業日前までに買い付ける必要がある」旨が明記されており、この点でも基準日ぎりぎりの信用取引による取得は想定されていません。
また、この優待は「優待原資÷対象株主数」で1人当たりの金額が決まる按分方式のため、通常の株主優待のように「〇株保有で〇円相当」と事前に確定額を計算することができません。対象株主数が増えるほど1人当たりの受取額は目減りする仕組みである点も、コスト試算の際に考慮が必要です(今回確定した2,816名を上回って対象株主数が増えることはない見込みです)。
以上のように、1階部分・2階部分のいずれも同一株主番号での継続保有が前提の制度であり、権利日周辺だけ保有する一般的な一般信用クロスの対象銘柄には該当しません。中長期の現物保有を前提とした投資判断の一材料として捉えるのが妥当です。
注意点・リスク
- 按分方式による金額変動:1階部分(優待原資2,000万円)は今回の確定により対象株主数2,816名が上限となり、今後新たに対象株主が加わることはない見込みです。株主数が減少すれば1人当たりの受取額はむしろ増加する方向に働きます。一方、2階部分(優待原資1,000万円)の基準日は2026年11月30日とまだ先であり、現時点で示した4,983円(2,007名ベース)はあくまで参考シミュレーションです。基準日までに300株以上保有の株主数が変動すれば、実際の1人当たり受取額はこの参考値と異なる可能性があります
- 継続保有条件:1階部分は2026年8月12日から2027年5月末日まで200株以上、2階部分は2026年11月30日から2027年5月末日まで300株以上、いずれも同一株主番号での継続保有が条件です。証券会社の貸株サービスを利用していると株主名簿上の記載に影響する可能性があるため、対象条件を満たしたい場合は貸株設定の状況を事前に確認してください
- 逆日歩:一般信用取引を利用する限り発生しません。制度信用取引を利用する場合のみ、品貸料として逆日歩が発生する可能性があります
- 配当落調整金:一般信用の配当落調整金は源泉徴収なしで満額を負担する一方、現物側の受取配当は源泉徴収後の金額にとどまるため、配当のある基準日をまたぐクロス取引では「配当金×20.315%」相当の実質コストが発生します。同社の剰余金の配当基準日は毎年11月30日・毎年5月31日ですが、2027年5月期の配当予想は中間配当(11月30日基準)0円・期末配当(5月31日基準)88.75円です(出典:ロゴスホールディングス「剰余金の配当及び次期配当予想に関するお知らせ」2026年7月15日付)。このため今期予想ベースでは、11月30日の基準日をまたぐクロス取引に配当由来の実質コストは発生しません。一方、5月31日の基準日をまたぐ場合は、配当金88.75円×20.315%=約18円/株相当の実質コストが生じる可能性があります
- 約定不成立・在庫切れ:一般信用売りの在庫は証券会社・銘柄によって限られており、寄り付き前注文でも現渡し予定株数の全量が約定しない場合があります
- NISA口座は利用不可:クロス取引(信用取引)はNISA口座では実行できません。特定口座または一般口座で行う必要があります
まとめ・関連記事
- ロゴスHD(205A)は2026年8月20日、「多階建てシェア型株主優待」の1階部分(200株以上・優待原資2,000万円)に関する特別基準日(8月12日)の対象株主数が2,816名(うち300株以上2,007名)で確定したと発表しました。1人当たりの想定贈呈額は1階部分7,103円、2階部分の参考シミュレーションで4,983円です。両方の条件を満たす300株以上の継続保有株主は、両階層を合算した12,086円(参考値)が想定受取額になります
- この基準日はすでに経過しているうえ、1階部分・2階部分とも同一株主番号での継続保有が条件(1階部分は2027年5月末日まで、2階部分は2026年11月30日〜2027年5月末日まで)のため、通常の一般信用クロス取引ではこの優待を取得できません
- 継続保有条件の具体的な取り扱い(貸株サービス利用時の影響など)は、公式開示資料・株式事務代行会社への確認を推奨します
クロス取引の基礎や関連する制度については、以下の記事もあわせてご覧ください。
【出典・参考】
– ロゴスホールディングス公式IR「株式基本情報」: https://logos-holdings.jp/ir/stock/
– ロゴスホールディングス公式IR「IRニュース」: https://logos-holdings.jp/ir/news/
– TDnet適時開示(2026年8月20日): https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260817521774.pdf
– 株主優待制度の導入に関するお知らせ(2026年4月14日): https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20260409501179/
– 株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ(2026年7月27日): https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20260723598738/
– 剰余金の配当及び次期配当予想に関するお知らせ(2026年7月15日): ロゴスホールディングス公式IR「IRニュース」参照
– Yahoo!ファイナンス「(株)ロゴスホールディングス【205A】:株主優待」: https://finance.yahoo.co.jp/quote/205A.T/incentive
– 本記事の情報は2026年8月20日時点のものです。最新情報は必ず公式サイト・TDnet開示原文でご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

