【フジ日本(2114)】株主優待クロス取引コスト【9月権利】

type=QUOカード|co=フジ日本|code=2114|val=500|desc=100株以上: 500円相当(QUOカード)※|shares=100|months=9月末|color=#5a3a00

【フジ日本(2114)】株主優待クロス取引コスト【9月権利】

目次

この記事の結論

  • フジ日本の9月株主優待100株以上200株未満の保有でQUOカード500円相当(2026年1月1日付の株式分割に伴い2025年12月18日開示の新制度が2026年9月末基準日分から適用されます。保有株数が増えると自社製品の金額がランクアップ)
  • クロス取引コストの目安: 貸株料換算で約21〜34円(100株・SBI証券の短期一般信用を3〜5日利用した場合。ただし一般信用の取扱いが確認できた証券会社はなく、あくまで参考値です)+配当落調整金の税率差による実質コスト約163円(9月末の中間配当基準日をまたぐ場合)=合計で約184〜197円
  • 必要資金(100株): 約83,590円(現物買い64,300円+信用売り保証金30%・2026年8月14日終値643円ベース)
  • 在庫の傾向: 実際の在庫の取りやすさについて確認できるデータはありません(三菱UFJ eスマート証券は一般信用(長期)が非対応であることが確認されています。SBI証券・楽天証券・SMBC日興証券・松井証券・GMOクリック証券については取扱いの有無自体が未確認です)
  • 継続保有条件: なし(Yahoo!ファイナンスの株主優待ページで確認した限り、長期保有要件の記載は見当たりません)

フジ日本(証券コード2114)は砂糖の製造・販売を手がける東証スタンダード上場企業です。QUOカードから始まる分かりやすい優待制度で、少額資金でクロス取引を試したい方に向いています。以下で優待内容とコストを順に確認していきます。

フジ日本の株主優待内容

まず優待の基本情報を整理します。100株から取得でき、最低単元のコストが軽いのが特徴です。

項目 内容
証券コード 2114
権利確定月 9月末
最低必要株数 100株
優待内容(100株以上200株未満) QUOカード500円相当
優待金額(最低単元) 500円相当
必要資金(100株) 約83,590円(現物買い64,300円+信用売り保証金30%・2026年8月14日終値643円ベース)

フジ日本は2026年1月1日を効力発生日とする株式分割を実施しており、これに伴い2025年12月18日付で株主優待制度の一部変更が開示されています(変更後の制度は2026年9月末基準日分から適用されます)。以下は変更後の新制度に基づく全ティアです。

保有株数 優待内容 金額相当
100株以上200株未満 QUOカード 500円相当
200株以上400株未満 自社製品 1,000円相当
400株以上600株未満 自社製品 2,000円相当
600株以上1,000株未満 自社製品 3,000円相当
1,000株以上2,000株未満 自社製品 5,000円相当
2,000株以上 自社製品 10,000円相当

継続保有条件の新設はなく、上記の株数区分のみで優待内容が決まります。

フジ日本は精糖中堅企業で、フジ製糖と日本精糖が合併して発足した会社です(本社:東京都中央区日本橋兜町、設立1949年7月19日)。従業員数は単独70人・連結254人(Yahoo!ファイナンス企業情報より)と規模は小さく、業務用(食品加工・飲料メーカー向けなど)の砂糖販売に強みを持ちます。近年は砂糖由来の食物繊維「イヌリン」を成長分野と位置付け、塩水港精糖と砂糖の共同生産を行っている点が特徴です。時価総額が小さい銘柄であるため、優待内容自体は100株でQUOカード500円相当と控えめですが、事業の方向性(機能性食品原料への展開)を知ったうえでクロス取引の対象として検討する材料になります。

なお、2026年1月1日付の株式分割にあわせて優待制度も見直されており、従来の株数区分から今回の新区分(100株以上200株未満・200株以上400株未満…)に切り替わっています。今回のクロス対象である2026年9月末基準日分は、この新制度が初めて適用される回にあたります(出典: 2025年12月18日付適時開示PDF)。

100株以上200株未満の優待はQUOカード500円相当で、全国のコンビニや書店で使えるため使い勝手は良好です。一方、200株以上は自社製品となり、優待金額そのものは大きくなりますが必要資金も比例して増えます。

クロス取引で「まず優待を体験してみたい」という方は、コストが最も軽い100株からの取得が現実的な選択肢と考えられます。

クロス取引のコスト計算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026年8月14日の終値(643円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

100株を短期一般信用で5日間クロスした場合の貸株料コストは、SBI証券(短期一般信用・年率3.90%)の料率を例にとると「643円 × 100株 × 3.90% ÷ 365 × 5日 ≒ 約34円」程度です。3日利用なら約21円と、優待金額500円に対しては貸株料単体では十分に小さいコストで取得できる計算になります(ただし後述のとおり、配当落調整金の税率差による実質コストが別途発生する点に注意してください)。なお、本銘柄(2114)について一般信用の取扱いが確認できた証券会社は現時点でありません。この試算は料率に基づく参考値であり、実際にクロス取引を行う前に必ず各証券会社の個別銘柄検索・注文画面で取扱いの有無を確認してください。

配当落調整金については、フジ日本は配当を実施している企業です。2027年3月期の会社予想では中間配当8.00円(期末配当11.00円・年間合計19.00円)となっており(Yahoo!ファイナンス配当ページで確認)、9月末の中間配当基準日をまたいでクロスする場合、一般信用の配当落調整金は源泉徴収なしで満額を負担する点に注意が必要です。100株保有の場合、税引前配当は800円(8.00円×100株)ですが、一般信用の配当落調整金も同額の800円を信用売り側で負担します。一方、現物側が実際に受け取る配当金は源泉徴収後の約637円(800円×(1-20.315%))にとどまるため、両者は相殺されず、差額の約163円が実質コストとして発生します。最新の配当予想は公式サイト・Yahoo!ファイナンスでご確認ください。

一般信用在庫の取りやすさ

フジ日本(2114)について、三菱UFJ eスマート証券は一般信用(長期)が非対応であることが確認されています。それ以外の証券会社(SBI証券・楽天証券・SMBC日興証券・松井証券・GMOクリック証券)については、当サイトで確認できる一般信用取扱データ(一般信用取扱いフラグ・SMBC日興証券の一般信用売建可能銘柄リスト)でも取扱いの有無を確認できていません。実際の在庫の取りやすさについて確認できるデータはないため、「小型銘柄だから在庫に余裕がある」といった一般論での断定は避け、クロス取引を検討する場合は必ず各証券会社の個別銘柄検索・注文画面で取扱いの有無と在庫状況を確認してください。

各証券会社の傾向(一般論・一般信用の取扱いがある場合の参考値)

  • SBI証券: 一般に在庫数が最多とされ、夜間(19:00頃の在庫補充後)が狙い目とされますが、本銘柄(2114)の取扱いは未確認です。一般信用貸株料(短期)年率3.90%
  • 楽天証券: 一般に在庫補充タイミングが日中とされますが、本銘柄(2114)の取扱いは未確認です。一般信用貸株料(短期)年率3.90%
  • 三菱UFJ eスマート証券: 本銘柄(2114)は一般信用(長期)非対応であることが確認されています(当サイト調査データ2026年7月14日時点)。最新の取扱状況は公式サイトでご確認ください
  • SMBC日興証券: ダイレクトコースで一般信用(売方)貸株料は年率1.90%(制度信用は1.15%)ですが、2026年8月時点で一般信用売建可能銘柄リストに本銘柄(2114)の記載が確認できていません。取扱いの有無は公式サイトでご確認ください
  • 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%ですが、本銘柄(2114)の取扱いは未確認です
  • GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的とされますが、本銘柄(2114)の取扱いは未確認です。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

※在庫状況・取扱い銘柄は日々変動します。直近の在庫・取扱い情報は各証券会社の個別銘柄検索・注文画面で必ずご確認ください。

権利確定スケジュールと実行手順

2026年9月権利確定分のスケジュールと、クロス取引の基本的な流れは以下のとおりです。日付は取引所カレンダーに基づく確定した日付です。

日付 イベント
2026年9月28日(月) 権利付最終日
2026年9月29日(火) 権利落ち日
2026年9月30日(水) 権利確定日(記録日)
  1. 権利付最終日の数営業日前までに、一般信用売りの在庫を確保する
  2. 同じ日に現物買い同数(100株)を発注する(同時約定を心がける)
  3. 権利付最終日の引け後、現渡し決済の準備をする
  4. 権利落ち日(または翌営業日)に現渡し決済を実行する

注意点・リスク

  • 逆日歩: 制度信用取引でのみ発生する品貸料です。一般信用取引は証券会社との相対取引のため、逆日歩は発生しません。必ず一般信用で取引していることを確認してください
  • 配当落調整金: 上記「クロス取引のコスト計算」で算出したとおり、税引前配当800円(100株×8.00円)に対し、一般信用の配当落調整金は源泉徴収なしで同額の800円を負担する一方、現物側の税引後受取額は約637円にとどまります。両者は相殺されず、差額の約163円が実質コストとして発生します。特定口座(源泉徴収あり)であれば、証券会社が損益通算する場合がありますが、還付額・有無は年間の他の取引状況にも依存します。損失が残る場合は確定申告で最大3年間繰り越せます
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります(特に小型銘柄)
  • 在庫切れ: 一般信用売りの在庫には上限があります。権利付最終日直前は在庫がなくなることがあるため、早めの確保が有効です
  • 最低取引株数: 優待取得には100株が必要です。売買単位も100株のため、100株未満のクロスでは優待を取得できません
  • NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください

まとめ

  • フジ日本の9月株主優待は、100株保有で貸株料コスト約21〜34円(一般信用・保有日数による)で取得できる見込みです。ただし一般信用の取扱いが確認できた証券会社はなく、あくまで参考値です
  • 最低単元の必要資金は約83,590円と軽く、少額でクロス取引を試したい方に向いています
  • 配当落調整金の税率差により、9月末の中間配当基準日をまたぐ場合は約163円の実質コストが別途発生し、貸株料コストと合わせると合計で約184〜197円になります
  • 在庫の取りやすさについて確認できるデータはなく、三菱UFJ eスマート証券は一般信用(長期)非対応であることが確認されている一方、SBI証券・楽天証券・SMBC日興証券・松井証券・GMOクリック証券は本銘柄の取扱い自体が未確認です。クロス取引を検討する場合は必ず各社の注文画面で確認してください
  • 興味があれば、まずは SBI証券・楽天証券・SMBC日興証券・松井証券・GMOクリック証券 の取扱い状況をチェックしてみてください(三菱UFJ eスマート証券は本銘柄の一般信用(長期)が非対応であることが確認されています)

関連記事


【出典・参考】
– フジ日本 株主優待情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2114.T/incentive
– フジ日本 配当情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2114.T/dividend
– フジ日本 株価情報(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2114.T
– フジ日本 企業情報・従業員数(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2114.T/profile
– フジ日本 株主優待制度の一部変更に関するお知らせ(2025年12月18日開示・PDF): https://f.irbank.net/pdf/20251218/140120251218521829.pdf
– 本記事の情報は2026年8月14日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次