【テイツー(7610)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年2月権利】

type=割引券|co=テイツー|code=7610|val=2000|desc=割引券2,000円相当|shares=100|months=2月末|color=#1a3a6a

【テイツー(7610)】株主優待のクロス取引コスト試算【2027年2月権利】

注意: 本記事の優待内容・株数・権利月はテイツー公式IR「株主優待」ページに基づいています。制度改定の可能性があるため、公式IRページで必ず最新情報をご確認ください。

目次

この記事の結論

  • テイツー(7610)の2月権利株主優待は、1,000株以上の保有で自社中古商品割引券2,000円相当(保有株数に応じて増額、長期保有でさらに増額)
  • ⚠️ 単元株数(売買単位)は100株ですが、優待の対象となるのは1,000株(10単元)以上の保有者のみです。100株保有だけでは優待を受け取れません
  • クロス取引コストの目安: 約81円(1,000株・SBI証券の短期一般信用・5日間保有の場合)
  • 必要資金(1,000株): 約196,300円(現物買い151,000円+信用売り保証金30%・2026/07/16終値ベース)
  • 在庫の傾向: 単価が低く出来高もあるため、比較的在庫は確保しやすい銘柄です
  • 継続保有条件: あり(2,000株以上の保有者が対象。1年未満保有と1年以上保有で優待額が異なります)

テイツー(7610)の株主優待内容

項目 内容
証券コード 7610
権利確定月 2月末(年1回)
最低必要株数(優待対象) 1,000株
優待内容 「古本市場」「ふるいち」「トレカパーク」等で使える自社中古商品割引券
優待金額(最低単元=1,000株) 2,000円相当
必要資金(1,000株) 約196,300円(現物買い151,000円+信用売り保証金30%)

保有株数・継続保有期間別の優待金額(全ティア)

保有株数 1年未満保有 1年以上保有
1,000株以上1,999株未満 2,000円相当 2,000円相当(増額なし)
2,000株以上4,999株未満 4,000円相当 6,000円相当
5,000株以上9,999株未満 10,000円相当 16,000円相当
10,000株以上 20,000円相当 40,000円相当

※「1年以上保有」の判定は、2月末日および8月末日の株主名簿に同一株主番号で連続して3回以上記載されることが条件です(公式IR「株主優待」ページより)。優待券の有効期限は翌年5月末までとされています。

テイツーは「古本市場」「ふるいち」「トレカパーク」を展開する中古書籍・トレーディングカード・ホビー商材のリユース企業です。2026年2月末時点で古本市場80店舗、ふるいち直営店55店舗、ふるいち地方創生取組店舗4店舗、ふるいち業務提携・FC店31店舗、トレカパーク直営2店舗などを含み、グループ合計175店舗を運営しています。次期(2027年2月期)は売上高425億円・純利益8億円を見込んでおり、トレーディングカードの中古流通拡大が近年の成長ドライバーとされています(テイツー公式サイト会社概要・決算関連情報より)。

株価が151円(2026年7月16日終値)と低位であるため、1,000株単位でも必要資金・コストともに小さく、クロス取引の対象としては着手しやすい部類に入ります。一方で単元株数(100株)の保有だけでは優待の対象にならない点は、他の多くの優待銘柄と異なる注意点です。クロスを組む際は必ず1,000株単位(10単元)で発注する必要があります。

クロス取引コスト試算

証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料(かしかぶりょう。一般信用取引で株を借りる際にかかる利用料)・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。

クロス取引コスト計算

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)

実質コスト ---

※株価は2026-07-16の終値(151円)を使用。株価変動により実際のコストは異なります。

上記は1,000株(優待の最低単元)を前提にした試算です。SBI証券の短期一般信用(年率3.90%)で5日間保有した場合、貸株料は「151円×1,000株×3.90%÷365×5日≒約81円」と計算できます。株価が低いため、他の優待銘柄と比べてクロスコストの絶対額は小さく収まりやすい銘柄です。

テイツーの配当は2027年2月期会社予想で1株4.00円です。本記事のコスト試算基準である2026年7月16日終値151円で算出すると配当利回りは約2.65%(1株配当4.00円÷株価151円、Yahoo!ファイナンス確認)となります。権利確定日に現物買い・信用売りの両方を保有していれば、現物側で配当を受け取り信用売り側で同額の配当落調整金を支払うため、両者は原則相殺され、クロス取引の実質コストには(源泉徴収タイミング差等を除き)大きな影響を与えません。

権利確定スケジュールと一般信用在庫

2027年の権利確定日(基準日)は「2月末日現在の株主名簿」に記載された株主が対象です。2027年2月28日は日曜日にあたるため、実務上の基準日は同月最終営業日である2月26日(金)になります。

日付 イベント
2027年2月24日(水) 権利付き最終日
2027年2月25日(木) 権利落ち日
2027年2月26日(金) 権利確定日(基準日)

各証券会社の傾向(一般論)

  • SBI証券: 在庫数が最多。早朝(19:00頃の在庫補充後)が狙い目。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中。一般信用貸株料(短期)年率3.9%
  • 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
  • SMBC日興証券: ダイレクトコース。一般信用貸株料(売方)年率1.90%・制度信用1.15%
  • 松井証券: ボックスレート。一般信用貸株料(無期限)年率2.00%・制度信用1.15%
  • GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。一般信用貸株料 短期3.85%・無期限0.80%

※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。

継続保有優待と注意点・リスク

長期保有による優待アップグレードは「株数条件」が前提

テイツーは2,000株以上の保有者に対して、1年以上継続保有すると優待額が増額される制度があります(例: 2,000株以上4,999株未満で1年未満4,000円→1年以上6,000円)。ただしこの継続保有条件は「2,000株以上(または5,000株・10,000株以上)を2月末・8月末の基準日に同一株主番号で連続3回以上保有」することが条件です。

一般的な優待銘柄で使われる「端株(1株)を常時保有して株主番号だけ維持する」方法は、この銘柄では有効性が限定的です。テイツーの継続保有条件は株数不問(保有さえしていればよい)ではなく、増額を狙う各ティア(2,000株・5,000株・10,000株)の株数そのものを基準日ごとに保有し続ける必要があるためです。クロス取引で毎回現渡し(げんわたし。買い付けた現物株をそのまま信用売りの返済に充てる決済方法)をして0株に戻す運用を繰り返しても、この継続保有条件は積み上がりません。長期優待の増額を狙う場合は、対象株数を実際に保有し続ける資金計画が必要になる点にご注意ください。

最小ティアの2,000株区分(1年未満4,000円相当→1年以上6,000円相当)で試算すると、2,000株を1年間現物保有し続けるための必要資金は概算で302,000円(2026年7月16日終値151円×2,000株、手数料等別途)です。この302,000円を1年間拘束して得られる増額分は2,000円相当にとどまり、資金額に対する増額幅は約0.66%(2,000円÷302,000円)にすぎません。クロス取引だけで完結する短期コスト(数十〜100円程度)と比べると、長期保有による増額戦略は資金効率の面で見合わない場合が多く、実行する場合は他の運用機会との比較を含めた資金計画が必要です。

また、継続保有の記録(同一株主番号での連続記載)を維持するには、判定対象期間中は証券口座を変更せず、同じ口座で株式を保有し続ける必要があります。口座を乗り換えると株主番号が新規発番され、連続記録がリセットされる可能性があるため注意してください。

リスク・注意点

  • 逆日歩(ぎゃくひぶ): 制度信用を使う場合のみ発生する品貸料(一般信用なら原則ゼロ)。一般信用であることを必ず確認してください
  • 配当落調整金: 配当のある銘柄のため、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれに注意してください
  • 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
  • 在庫切れ: 権利付最終日が近づくと一般信用の売り在庫がなくなることがあります。早めの在庫確保を心がけてください
  • 最低取引株数: 優待対象は1,000株からです。100株や500株ではクロスを組んでも優待は受け取れません
  • NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応です。特定口座または一般口座で実行してください

まとめ

  • テイツー(7610)の2月優待は1,000株保有で実質コスト数十〜100円程度で取得できる可能性がある銘柄です
  • ただし優待対象は1,000株以上であり、単元株(100株)保有だけでは対象外という点に注意が必要です
  • 長期保有による優待増額を狙う場合は、端株ではなく対象株数そのものの継続保有が必要です
  • 興味があれば、まずはSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券の在庫状況をチェックしてみてください

関連記事

数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。


📋 Yahoo!ファイナンスで株主優待を確認する →

投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。


【出典・参考】
– テイツー公式IR 株主優待ページ: https://www.tay2.co.jp/ir/kabushikijoho/04.html
– テイツー公式サイト 会社概要: https://www.tay2.co.jp/corporate/04.html
– Yahoo!ファイナンス 株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/7610.T
– Yahoo!ファイナンス 株主優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/7610.T/incentive
– 本記事の情報は2026年7月17日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次