この記事の結論
- フルキャストHDの6月優待は食事(割引)券・飲食料品 2,500円分(100株保有)
- クロス取引コストの目安: 約82〜520円(100株・SBI短期一般信用5日保有想定)
- 在庫の傾向: 比較的余裕あり(権利直前1〜2週間を目安に確認)
- おすすめ証券会社: SBI証券(短期一般信用)/auカブコム証券(長期一般信用)
フルキャストHDの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 4848 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 権利確定月 | 6月末・12月末(年2回) |
| 最低株数 | 100株 |
| 優待内容 | 食事(割引)券・飲食料品 2,500円分 |
| 優待金額(100株) | 2,500円相当(年2回・年間5,000円相当) |
| 必要資金(株価×100株) | 約152,900円(株価1,529円参考・2026年5月19日時点) |
フルキャストホールディングスは、軽作業・物流・イベント系を中心とした人材サービス大手です。株主優待は、グループ提携飲食店等で使える食事(割引)券として付与されます。100株保有で1回の権利確定につき2,500円分が受け取れます。
年2回(6月末・12月末)の権利確定があるため、両方取得できれば年間5,000円相当になります。人材サービス系の銘柄ながら食事券という実用的な優待を設定している点が特徴です。
株価は約1,529円(2026年5月19日参考値)で、100株取得に必要な資金は約152,900円です。すかいらーくHDやオリエンタルランドなどの超人気銘柄と比べると在庫争奪戦が比較的落ち着いており、クロス取引を始めてみたい方にも取り組みやすい銘柄です。
2026年6月の権利確定スケジュール
6月末権利の銘柄を狙う場合、以下の日程を確認しておきましょう。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年6月26日(金) | 権利付最終日(この日の引けまでに保有が必要) |
| 2026年6月29日(月) | 権利落ち日(この日以降に売却しても優待は取得済み) |
| 2026年6月30日(火) | 権利確定日(株主名簿への記録日) |
クロス取引では権利付最終日(6月26日)の引け時点で、現物買いと信用売りのポジションを両方持っていることが必要です。現渡し決済は権利落ち日(6月29日)以降に実行します。
クロス取引のコスト計算
クロス取引(つなぎ売り)でかかる主なコストは次の3つです。
- 売買手数料: 現物買い・一般信用売りのそれぞれの取引手数料
- 貸株料: 一般信用売りを建てている期間の日割りコスト
- 配当落調整金: 権利確定日をまたいで配当がある場合に発生
コスト試算(100株・株価1,529円想定)
| 証券会社 | 信用区分 | 貸株料率 | 保有日数 | 貸株料 | 手数料(往復) | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 短期一般信用 | 3.9%/年 | 5日 | 約82円 | 0〜約440円 ※1 | 約82〜520円 |
| 楽天証券 | 短期一般信用 | 3.9%/年 | 5日 | 約82円 | 0〜約440円 ※1 | 約82〜520円 |
| auカブコム証券 | 長期一般信用 | 1.15%/年 | 30日 | 約145円 | 0〜約440円 ※1 | 約145〜580円 |
※1 手数料はプランにより異なります。SBIのゼロ革命、楽天のゼロコースなど手数料0円プランを利用の場合はさらにコストを抑えられます。
貸株料の計算式(SBI短期・5日保有):
1,529円 × 100株 × 3.9% ÷ 365日 × 5日 ≈ 82円
貸株料の計算式(auカブコム長期・30日保有):
1,529円 × 100株 × 1.15% ÷ 365日 × 30日 ≈ 145円
優待金額2,500円 − コスト約82〜520円 = 実質約1,980〜2,420円分の優待取得となる計算です。
フルキャストHDが配当を実施している場合、その金額が「配当落調整金」として信用売りポジションから差し引かれます。取引前に最新の配当情報を公式IRで必ずご確認ください(公式IR: https://fullcast.co.jp/ir/individual/benefit/)。
一般信用在庫の取りやすさ
フルキャストHD(4848)は在庫が比較的取りやすい銘柄です。すかいらーくHDや日本マクドナルドHDのような在庫争奪戦が起きやすい銘柄と比べると、権利付最終日の1〜2週間前でも残っているケースが多い傾向にあります。
ただし、権利直前(残り5営業日前後)になると在庫が急速に減ることがあります。6月26日の権利付最終日を目標とするなら、6月16〜20日頃(10営業日前を目安)に在庫状況を確認しておくと安心です。
各証券会社の傾向(一般論・参考)
- SBI証券(短期一般信用): 国内最大水準の在庫量。平日の19時頃に在庫が補充されることが多いとされています
- 楽天証券(短期一般信用): 在庫補充が日中〜夕方の時間帯に行われる傾向があります
- auカブコム証券(長期一般信用): 権利日の1ヶ月以上前から建玉できるため、在庫争奪が始まる前に確保できます。貸株料率は1.15%/年と低めです
※在庫数は日々変動します。実際の在庫状況は必ず各証券会社のサイトでご確認ください。
クロス取引の実行手順
- 在庫確認: 権利付最終日(6月26日)の10営業日前を目安(6月16〜20日頃)に、各証券会社の一般信用在庫を確認
- 同日発注: 在庫があれば、現物買いと一般信用売りを同日・同数量で発注(寄り付きの成行注文か同条件の指値)
- ポジション保持: 権利付最終日(6月26日)の引けまでポジションを保有したまま維持
- 現渡し決済: 権利落ち日(6月29日)以降に「現渡し」を実行(信用売りを現物株で決済)
現渡しは各証券会社のアプリ・ウェブサイトの「信用取引」→「現渡し」メニューから手続きします。早めに決済すると貸株料の節約になります。
注意点・リスク
- 一般信用であることを必ず確認: 制度信用で建ててしまうと逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生するリスクがあります。発注画面で「一般信用」「短期」または「長期」が選択されているかを確認してから注文してください
- 配当落調整金の確認: フルキャストHDに期末配当がある場合、信用売りポジションに配当落調整金が差し引かれます。公式IRで最新の配当予定を必ず確認してください
- 片約定のリスク: 現物買いと信用売りの一方だけが成立する「片約定」が起きた場合、意図しない片持ちポジションになります。値動きが大きい時間帯には特に注意が必要です
- NISA口座では利用不可: 信用取引(クロス取引)はNISA口座では使えません。特定口座または一般口座でのみ実行できます
まとめ
- フルキャストHD(4848)の6月優待は食事(割引)券 2,500円分(100株・年2回で年間5,000円相当)
- クロス取引コストの目安は約82〜520円(証券会社・プランにより異なる)
- 在庫の動きは比較的余裕あり(ただし権利直前1週間は急減の可能性あり)
- 6月16〜20日頃を目安に各証券会社の在庫状況を確認してみてください
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【出典・参考】
- フルキャストHD公式IRページ(株主優待制度): https://fullcast.co.jp/ir/individual/benefit/
- 本記事の数値(株価・コスト)は2026年5月19日時点の参考値です。株価・優待内容・配当金額・貸株料率は変動することがあります。最新情報は必ず公式サイトおよび各証券会社でご確認ください。
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