【マクドナルドHD(2702)】株主優待を端株+クロスまたは長期保有で取る方法【継続保有条件対応】

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【マクドナルドHD(2702)】株主優待を端株+クロスまたは長期保有で取る方法【継続保有条件対応】

目次

この記事の結論

  • マクドナルドHD(2702)の優待は「継続保有条件」があり、通常のクロス取引だけでは初回から取得できません
  • 条件は「同一株主番号で3回以上連続して100株以上保有」。端株1株単独では条件をカウントできませんが、端株1株を常時保有して株主番号を維持しつつ、権利日に100株クロスを組み合わせる方法(合計101株で記録)は有効です
  • 最小コスト戦略:端株1株(約8,000円)を常時保有 + 権利日のみ100株クロス。株価変動リスクは端株1株分のみで、約81万円の現物長期保有より大幅に資金効率が高い
  • 現物重視戦略:100株を現物保有しながら3回の権利確定を通過する方法もあり。条件達成後に300株帯・500株帯の上位優待(食事券3〜5冊)も狙いやすい

日本マクドナルドHDの株主優待内容

項目 内容
証券コード 2702
市場 東証スタンダード
権利確定月 6月末・12月末(年2回)
最低保有株数 100株
継続保有条件 同一株主番号で3回以上連続100株以上保有

保有株数ごとの優待内容(3段階)

保有株数 優待内容 食事券の内容
100〜299株 食事券1冊 バーガー類・サイドメニュー・ドリンクのお引換券 各6枚(計18枚)
300〜499株 食事券3冊 同上 × 3冊(計54枚)
500株以上 食事券5冊 同上 × 5冊(計90枚)

食事券1枚はバーガー類・サイドメニュー・ドリンクをそれぞれ1点ずつ引き換えられる内容です(セット食事1回分相当)。1冊あたり6回分の食事に相当します。

※優待内容は変更される場合があります。最新情報は日本マクドナルドHD公式IRでご確認ください。


【重要】通常のクロス取引では取得できない理由

マクドナルドHDの優待を取得するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。

同一の株主番号で、6月30日・12月31日を合わせて3回以上連続して100株以上の保有が株主名簿に記録されること

この条件にはふたつの重要なポイントがあります。

ポイント1:端株(1株・数株)では不成立
100株未満の保有は条件カウントの対象外です。1株や数株だけ持っていても、条件は一切進みません。必ず100株単位での保有が必要です。

ポイント2:権利落ち日に現渡ししてしまうと条件が継続しない
通常のクロス取引では権利付最終日に現物を保有し、翌営業日(権利落ち日)に現渡し決済して現物株を手放します。現渡し後に保有がゼロになると、次の権利確定時に「連続保有」のカウントが継続するかどうかの問題が生じます。実務上は現渡し後の再保有をせず放置してしまうと条件が途切れます。

結論として、通常のクロス取引(権利日前後のみ保有)だけを繰り返しても、条件達成は困難です。


継続保有特典(3回以上連続記録)を狙う戦略

マクドナルドHDの優待条件(同一株主番号で3回以上連続して100株以上保有)を達成するための戦略を解説します。

ポイント: 本銘柄は「100株以上での記録」が条件です。端株1株単独では条件をカウントできませんが、端株1株(常時保有)+権利日100株クロス=合計101株(100株以上)という組み合わせは有効です。

⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません

クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。

継続保有特典を狙うには、基準日と基準日の間も何らかの株を保有して株主番号を維持する必要があります。


戦略A:端株(1株)常時保有 + 権利日に100株クロス

最小コスト・低リスクの推奨戦略です。

端株1株(約8,000〜9,000円)を常時保有することで株主番号を維持しつつ、権利付最終日にだけ100株クロスを行います。権利確定日時点では「端株1株+クロス100株=合計101株(100株以上)」となり、条件としてカウントされます。

スケジュール例(今から始める場合):

時期 操作 保有株数 結果
2026年5月(今すぐ) 端株1株を現物購入 1株 株主番号取得
2026年6月26日(権利付最終日) 100株クロス建て 101株
2026年6月30日(権利確定日) 101株 1回目カウント
2026年6月29日(権利落ち日) 100株現渡し 1株(端株) 株主番号維持
2026年12月(権利付最終日) 100株クロス建て 101株
2026年12月31日(権利確定日) 101株 2回目カウント
2026年12月(権利落ち日) 100株現渡し 1株(端株) 株主番号維持
2027年6月26日(権利付最終日) 100株クロス建て 101株
2027年6月30日(権利確定日) 101株 3回目→条件達成!食事券1冊

必要資金・コスト目安:

項目 金額
端株1株の購入費用(常時保有) 約8,130円(株価8,130円×1株)
100株クロス 貸株料(5日/回) 約223円(813,000円×2.0%÷365×5日)
100株クロス 配当落調整金(6月末分) 約2,550円(32円×100株×(1-0.20315))
1回あたりのクロスコスト目安 約3,000〜4,000円

端株の株価変動リスクは「1株分(約8,000円)」のみです。戦略Bの約81万円と比べて、リスク額が約100分の1になります。

注意点:
– 端株(1株)の購入はSBI証券や楽天証券など端株取引対応の証券会社で可能です
端株1株のみでは条件カウントされません。毎回の権利日に必ず100株クロスを行ってください
– 端株保有中に保有口座を変えると株主番号が変わりカウントがリセットされます


戦略B:現物100株常時保有 + 条件達成後に追加クロス

条件達成後に300株帯・500株帯の上位優待を狙いたい方向けの戦略です。

  1. 100株を現物購入・持ち続ける(株主番号維持+継続記録カウントのため)
  2. 3回の権利確定(最短約1年)を経て条件を達成
  3. 条件達成後:追加200株クロス(300株帯)または追加400株クロス(500株帯)で上位優待を取得
項目 金額
100株購入(継続保有・資金拘束) 約813,000円(株価8,130円×100株)
追加200株クロス 貸株料(5日)/回(300株帯) 約445円(推定)
追加400株クロス 貸株料(5日)/回(500株帯) 約890円(推定)
年2回(6月末・12月末)追加クロス合計(300株帯) 約890円

100株の継続保有には約813,000円が長期間拘束されます。また株価変動リスクを約1年半以上にわたって負います。ただし条件達成後にそのまま300株帯・500株帯の上位優待もスムーズに狙えるメリットがあります。


戦略比較

戦略A(端株1株+権利日クロス) 戦略B(100株現物保有+追加クロス)
常時保有費用 約8,130円(1株) 約813,000円(100株)
株価変動リスク 約8,130円分のみ 約813,000円分
毎回のクロスコスト 約3,000〜4,000円(100株) 条件達成後のみ追加分
条件達成後の優待 食事券1冊(100株帯のみ) 追加クロスで3冊・5冊も可
向いている人 低コスト・低リスクで食事券1冊を狙いたい方 食事券3〜5冊の上位優待を目指す方

選び方のまとめ:
– 最小コスト・リスク最小で食事券1冊を狙うなら → 戦略A(端株+クロス)
– 食事券3冊・5冊の上位優待も目指すなら → 戦略B(100株現物保有)

共通の注意事項

  • 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされます。100株の現物株の保有口座は固定してください。
  • クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物100株の口座は変えないでください。
  • 保有中に株数が一時的にでも100株を下回ると継続記録がリセットされます。

詳しくは端株戦略とは?継続保有条件のある銘柄でクロス取引する裏技を解説をご参照ください。


2つの戦略まとめ

本記事では、マクドナルドHDの継続保有条件を達成するための2つの戦略を解説しています。

戦略A(低コスト・低リスク):端株1株常時保有 + 権利日に100株クロス
– 常時拘束資金:約8,000円(1株)
– 毎回のクロスコスト目安:約3,000〜4,000円
– 取得できる優待:食事券1冊(100株帯)

戦略B(上位優待向け):現物100株常時保有 + 条件達成後に追加クロス
– 常時拘束資金:約813,000円(100株)
– 条件達成後に200株・400株の追加クロスで300株帯・500株帯の優待も取得可能
– 取得できる優待:食事券3冊または5冊


タイムライン:いつから始めれば何年何月に初取得できるか

開始時期 1回目カウント 2回目カウント 3回目(初取得)
2026年6月以前から保有開始 2026年6月末 2026年12月末 2027年6月末
2026年7月〜12月に保有開始 2026年12月末 2027年6月末 2027年12月末
2027年1月〜6月に保有開始 2027年6月末 2027年12月末 2028年6月末

今(2026年5月)から100株を購入して保有を開始した場合、最短で2027年6月末が初取得の権利確定日となります。条件達成まで最短でも約1年、通常は約1年半を要します。

「いつかマクドナルド優待を取りたい」と考えているなら、早めに100株の保有を始めることがポイントです。


必要資金と株価変動リスク

必要資金の目安

保有株数 必要資金の目安(株価7,850円参考)
100株(現物・継続保有用) 約813,000円
300株帯(100株現物+200株クロス) 現物813,000円 + 信用追加証拠金
500株帯(100株現物+400株クロス) 現物813,000円 + 信用追加証拠金

※株価参考値は2026年5月時点。実際の株価は変動します。

長期保有による株価変動リスク(必ず確認してください)

100株現物保有の最大のリスクは、約1年半にわたる株価変動リスクです。

マクドナルドHDは株価7,000〜9,000円台で推移することが多い銘柄ですが、業績悪化・競合激化・消費者トレンドの変化などにより、保有期間中に株価が大幅に下落する可能性があります。

例えば、購入時8,130円(813,000円投資)から株価が10%下落した場合、評価損は約81,300円です。食事券の取得価値(1冊あたり数千円相当)を大きく上回る損失になる可能性があります。

クロス取引と異なり、現物長期保有は株価変動の損益をすべて受けます。優待目的の現物保有を検討する際は、この点を最重要リスクとして認識してください。


条件達成後のコスト試算(追加クロス分)

条件達成後、100株現物に加えて追加分をクロス取引する場合のコスト例です。

前提条件

  • 株価参考: 約8,130円(2026年5月時点)
  • 貸株料率: 年率2.0%(目安。証券会社・在庫状況により変動)
  • 保有日数: 5日(仮定)
  • 配当: 年間64円(2026年度予定)→ 6月末分 32円/株

200株追加クロス(100株現物+200株クロス=300株帯)

■ 必要資金(売買資金の目安)

項目 計算式 金額
現物買い
信用売り保証金(30%)
合計(目安)

■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)
実質コスト ---
コスト項目 計算 金額
貸株料(200株・5日) 1,626,000円 × 2.0% ÷ 365 × 5日 約445円
売買手数料(往復) 証券会社により異なる 約1,000〜2,000円程度
配当落調整金(200株分) 32円 × 200株 × (1-0.20315) 約5,100円
合計コスト(目安) 約6,500〜7,500円

追加コストで食事券3冊(100株分の1冊 + 追加クロス分の2冊増)が取得できます。

400株追加クロス(100株現物+400株クロス=500株帯)

■ 必要資金(売買資金の目安)

項目 計算式 金額
現物買い
信用売り保証金(30%)
合計(目安)

■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)

証券会社
株価(円)
株数
保有日数(日)
実質コスト ---
コスト項目 計算 金額
貸株料(400株・5日) 3,252,000円 × 2.0% ÷ 365 × 5日 約890円
売買手数料(往復) 証券会社により異なる 約2,000〜4,000円程度
配当落調整金(400株分) 32円 × 400株 × (1-0.20315) 約10,200円
合計コスト(目安) 約13,000〜15,000円

追加コストで食事券5冊(100株分の1冊 + 追加クロス分の4冊増)が取得できます。

コストはあくまで目安です。貸株料率・保有日数・手数料体系は証券会社や時期によって異なります。実際の取引前に各証券会社のシミュレーターで確認してください。


2026年6月・12月のスケジュール

2026年6月末権利

日程 イベント
2026年6月26日(金) 権利付最終日(この日までに追加クロスを建てる)
2026年6月29日(月) 権利落ち日(追加分の現渡し可能)
2026年6月30日(火) 権利確定日

2026年12月末権利

日程 イベント
2026年12月28日(月)予定 権利付最終日
2026年12月29日(火)予定 権利落ち日
2026年12月31日(木) 権利確定日

※12月の日程は営業日カレンダーにより変動します。必ず最新情報でご確認ください。


リスクと注意点

1. 株価変動リスク

戦略Aの場合(端株1株常時保有): 端株1株分(約8,000〜9,000円)のリスクのみです。クロス分は権利落ち日に現渡しするため、株価変動の影響を受けません。

戦略Bの場合(100株現物保有): 100株現物保有は約1年半以上の株価変動リスクを負います。優待取得前に株価が大きく下落した場合、優待の受取価値(食事券数冊)では損失を補えない可能性があります。

2. 継続保有条件のリセット

以下の状況で条件カウントがリセットされる可能性があります。

戦略A(端株+クロス)の場合:
– 権利日に100株クロスを失敗または忘れた場合(その基準日は100株未満となりカウントされない)
– 端株を保有する口座を変更して株主番号が変わった場合

戦略B(100株現物保有)の場合:
– 保有株数が基準日に100株を下回った場合
– 口座変更や証券会社の移管で株主番号が変わった場合

共通の注意事項として、株式分割・合併等のコーポレートアクションの影響で条件が変わる場合があります(その際は最新IRで確認してください)。

3. 配当落調整金のコスト

クロス取引では、権利落ち時に配当に相当する「配当落調整金」が信用売りポジションに課されます。マクドナルドHDは配当が年間64円(2026年度予定)と一定水準あるため、クロス取引コストに占める配当落調整金の割合が大きくなります。

4. 優待制度の変更リスク

継続保有条件の回数や株数帯ごとの優待内容は、会社の判断で変更される場合があります。最新の優待規定は必ず公式IRでご確認ください。

5. 一般信用在庫の確保

マクドナルドHDは知名度が高い銘柄のため、継続保有条件の影響で純粋なクロス需要は限定的ですが、権利付最終日に近づくと在庫が減少する場合があります。追加クロス分の建玉は早めに確保することをおすすめします。


まとめ

チェック項目 内容
条件達成手段(低コスト) 端株1株常時保有+権利日ごとに100株クロス(合計101株で記録)
条件達成手段(上位優待向け) 100株現物保有しながら3回の権利確定を通過
端株1株単独では不可 1株だけでは条件カウント対象外(100株以上が必要)
今から始めた場合の最短初取得 2027年6月末(2026年6月以前に購入開始の場合)
条件達成後の戦略(戦略A) 端株1株保有維持のまま、毎回100株クロスで食事券1冊を取り続ける
条件達成後の戦略(戦略B) 100株現物保有を維持しつつ、追加分をクロス取引で3冊・5冊狙い
300株帯の追加コスト目安 約6,500〜7,500円(200株クロス分)
500株帯の追加コスト目安 約13,000〜15,000円(400株クロス分)
戦略Aのリスク 端株1株分(約8,000〜9,000円)の株価変動のみ
戦略Bのリスク 1年半以上の100株現物保有による株価変動リスク(約81万円)

マクドナルドHDの優待は食事券の汎用性が高く、魅力的な内容です。低コスト・低リスクで食事券1冊を目指すなら端株+クロスの戦略A、上位優待(食事券3〜5冊)も狙うなら100株現物保有の戦略Bを選んでください。どちらも条件達成まで最短約1年を要します。投資判断はご自身の責任でお願いします。


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【出典・参考】
– 日本マクドナルドHD公式IR(株主優待): https://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/(最終確認: 2026-05-24)
– 株価参考値: 2026年5月時点の目安(約8,130円)。最新情報は各証券会社でご確認ください。
– 配当予定: 2026年度年間64円(2026年5月時点)。確定値は最新IRでご確認ください。
– 本記事の情報は2026年5月21日時点のものです。


本記事は株主優待制度およびクロス取引(つなぎ売り)に関する情報提供を目的としています。特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。記事内の数値・制度内容は執筆時点のものであり、最新情報は各社公式IR等でご確認ください。

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