【システムリサーチ(3771)】クロス取引コスト試算【9月権利】
システムリサーチ(3771)の9月株主優待は、QUOカード1,000円分(100株以上保有)です。
– クロス取引コストの目安: 約56〜264円程度(保有日数3〜14日・証券会社により異なります)
– 必要資金(100株): 約229,970円(現物買い176,900円+信用売り保証金30%・2026年6月5日終値1,769円ベース)
– 在庫の傾向: 中小型IT株につき在庫は限定的。早期確保を推奨します
– 継続保有条件: なし
システムリサーチの株主優待内容
システムリサーチ(証券コード: 3771)は、名古屋を拠点とするシステム開発会社です。東証プライム上場で、企業向けSI(システムインテグレーション)を主力事業としています。
優待内容一覧
| 保有株数 | 優待内容 | 権利確定月 |
|---|---|---|
| 100株以上 | QUOカード 1,000円分 | 9月末 |
QUOカードはコンビニエンスストア・ファミリーレストランなどで広く利用できる金券で、金券ショップへの転売も可能なため、優待の実質的な価値が把握しやすい点が特徴です。
権利日スケジュール(2026年9月)
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付最終日(この日までに購入・売建完了が必要) |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 権利確定日(記録日) |
クロス取引では、権利付最終日(2026年9月28日)の引け(大引け)までに現物買いと信用売りの両建てを完了させる必要があります。
配当について
システムリサーチの配当は3月期末の年1回です(2027年3月期予想: 1株あたり70円)。
9月の権利確定では配当が発生しないため、クロス取引において配当落調整金の支払いは生じません。
クロス取引コスト試算
試算の前提条件
- 株価: 1,769円(2026年6月5日終値)
- 必要株数: 100株(最低単元)
- 優待取得に必要な保有期間: 権利付最終日に保有(1日でOK)
主要証券会社のコスト目安
一般信用(短期)を活用したクロス取引のコスト目安です。保有日数は権利付最終日から逆算した日数で変動します。
| 保有日数 | SBI証券(3.9%) | 楽天証券(3.9%) | GMOクリック(3.85%) |
|---|---|---|---|
| 3日 | 約56円 | 約56円 | 約55円 |
| 5日 | 約94円 | 約94円 | 約93円 |
| 7日 | 約132円 | 約132円 | 約130円 |
| 10日 | 約189円 | 約189円 | 約186円 |
| 14日 | 約264円 | 約264円 | 約261円 |
※貸株料計算式: 株価(1,769円)× 株数(100)× 貸株料率 ÷ 365 × 保有日数(小数点以下切り捨て)
三菱UFJ eスマート証券(長期一般信用: 年率1.10%)を利用すれば、14日間でも約74円と低コストになります。ただし在庫の取りやすさとのトレードオフを考慮してください。
損益の目安
- 優待価値: 1,000円(QUOカード額面)
- 現物・信用の売買手数料: 証券会社・プランによりゼロ円〜(ゼロ革命/ゼロコース等を利用の場合)
- 配当落調整金: 0円(9月権利は配当なし)
- 貸株料: 約56〜264円(保有日数・証券会社による)
- 実質利益目安: 700〜900円程度(条件による)
QUOカードの優待価値1,000円に対してコストが小さいため、コストパフォーマンスは良好な部類です。ただし逆日歩が発生した場合は損益が大きく変わる点に注意が必要です。
■ 必要資金(売買資金の目安)
■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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一般信用在庫の取りやすさ
各証券会社の傾向
システムリサーチ(3771)は東証プライム上場の中小型IT株です。一般信用の在庫は証券会社によって異なりますが、以下の傾向が参考になります。
| 証券会社 | 在庫の取りやすさ | 特徴 |
|---|---|---|
| SBI証券 | △(早期確保推奨) | 短期在庫が出やすいが消化も早い |
| 楽天証券 | △(早期確保推奨) | SBIと同程度 |
| GMOクリック証券 | △(要確認) | 在庫が絞られる場合あり |
| 三菱UFJ eスマート証券 | △(要確認) | 長期在庫は貸株料が低い(年率1.10%) |
在庫確認のタイミング
9月の権利月は多くの銘柄で在庫争奪が激化します。システムリサーチは時価総額が比較的小さい銘柄のため、権利付最終日の2〜3週間前(9月上旬〜中旬)から在庫確認を始めることを推奨します。
各証券会社の一般信用在庫は、ログイン後のサービス画面でリアルタイム確認が可能です。
クロス取引の実行手順
- 在庫確認: 証券会社のサービス画面で3771の一般信用売り在庫を確認する
- 信用売り発注: 一般信用売りで100株の売り注文を出す(返済期限に注意)
- 現物買い発注: 同日に現物で100株を買い注文する
- 約定確認: 両方が約定したことを確認する
- 権利付最終日まで保有: 2026年9月28日(月)の引けまで両建て状態を維持する
- 権利落ち後に現渡し: 2026年9月29日(火)以降に現渡し(品渡し)で決済する
※現渡し(返済手数料)は多くの証券会社で無料です。詳細は各社の公式サイトでご確認ください。
注意点・リスク
クロス取引は低リスクな優待取得手法ですが、以下のリスクについては事前に理解しておく必要があります。
1. 逆日歩(品貸料)リスク
制度信用を使う場合は逆日歩が発生する可能性があります。一般信用を使えば逆日歩は発生しませんが、在庫に限りがあります。本記事では一般信用クロスを前提としています。
逆日歩は品貸残高の超過状況によって決まり、予測が困難です。9月は多くの銘柄で株不足が発生しやすく、高額の逆日歩が発生した過去事例もあります。在庫切れ時に制度信用へ切り替える場合は逆日歩リスクを十分ご理解ください。
2. 配当落調整金
9月の権利確定では配当落調整金の支払いは発生しません(システムリサーチの配当は3月末のみ)。この点はクロス取引のコスト計算で有利に働きます。
3. 約定不成立リスク
現物買いと信用売りの一方のみが約定した場合、意図しない方向のポジションを持つことになります。指値ではなく成行(または取引所の終値注文)での発注を検討し、権利付最終日の大引けには十分な余裕を持って注文してください。
4. 在庫切れリスク
一般信用の在庫は先着順です。権利付最終日直前は在庫が枯渇する可能性が高く、制度信用への切り替えを余儀なくされる場合があります。制度信用では逆日歩リスクが生じるため、早期の在庫確保が重要です。
5. 最低取引株数の制約
システムリサーチの最低単元は100株です。100株未満での優待取得はできません。必要資金(株価 × 100株 × 1.3)は相場環境により変動しますので、余裕を持った資金計画をお立てください。
まとめ
システムリサーチ(3771)の9月株主優待クロス取引をまとめます。
- 優待内容: QUOカード 1,000円分(100株以上)
- 権利確定: 2026年9月30日(水)
- 権利付最終日: 2026年9月28日(月)
- 必要資金: 約229,970円(1,769円×100株×1.3倍)
- 貸株料目安: 約56〜264円(SBI/楽天 短期3.9%、3〜14日保有)
- 配当落調整金: 0円(9月権利は配当なし)
- 継続保有条件: なし
- 在庫の傾向: 早期確保を推奨
配当落調整金が不要な9月権利という点がコスト面でのメリットです。QUOカード1,000円分に対して貸株料は数十円〜数百円程度に抑えられる可能性があり、コストパフォーマンスは良好と考えられます。ただし在庫の取りやすさや逆日歩リスク(制度信用利用時)には十分ご注意ください。
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数値・優待内容の最新情報は必ず公式IRページでご確認ください。
【出典・参考】
– Yahoo!ファイナンス システムリサーチ(3771) 株主優待: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3771.T/incentive
– Yahoo!ファイナンス システムリサーチ(3771) 株価情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/3771.T
– 本記事の情報は2026年6月6日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
– 本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。

