【株式会社モスフードサービス(8153)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年9月権利】
この記事の結論
- 株式会社モスフードサービスの9月株主優待は、モスグループ店舗・ミスタードーナツ店舗で使える500円券(100株保有で2枚・1,000円相当)
- クロス取引コストの目安: 約数百円〜(証券会社・保有日数により変動)
- 必要資金(100株): 約448,500円(現物買い345,000円+信用売り保証金30%・2026/06/04終値3,450円ベース)
- 在庫の傾向: 食事券系銘柄は権利付最終日の1〜2週間前に在庫が消える傾向あり
- 継続保有条件: あり(3年以上=同一株主番号で7回以上連続記載かつ100株以上を継続保有)
株式会社モスフードサービスの株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 8153 |
| 権利確定月 | 9月末・3月末(年2回) |
| 最低株数 | 100株 |
| 優待内容 | モスグループ店舗・ミスタードーナツ店舗で使える500円優待券 |
| 優待金額(100株・3年未満) | 2枚(1,000円相当)/回 |
| 優待金額(100株・3年以上) | 3枚(1,500円相当)/回 |
| 必要資金(100株) | 約448,500円(現物買い345,000円+信用売り保証金30%) |
保有株数・保有期間別の全ティア一覧
| 保有株数 | 3年未満 | 3年以上継続保有 |
|---|---|---|
| 100〜299株 | 2枚(1,000円相当)/回 | 3枚(1,500円相当)/回 |
| 300〜499株 | 6枚(3,000円相当)/回 | 8枚(4,000円相当)/回 |
| 500〜999株 | 10枚(5,000円相当)/回 | 12枚(6,000円相当)/回 |
| 1,000株以上 | 20枚(10,000円相当)/回 | 22枚(11,000円相当)/回 |
(出典: 株式会社モスフードサービス公式IRページ「株主優待制度」)
モスバーガーやミスタードーナツは全国に店舗が多く、使いやすい食事券です。9月・3月の年2回権利確定なので、同一銘柄を2回クロスする機会があります。100株・3年未満の場合、1回あたり1,000円相当を取得できます。
なお、優待券はモスカード(アプリ含む)の「MOSポイント」への交換にも対応しています。有効期限(6月発送分は翌3月31日まで、11月発送分は翌9月30日まで)に注意してください。
クロス取引のコスト計算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。権利付最終日・権利落ち日は権利確定日から自動で表示されます。
■ 必要資金(売買資金の目安)
■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況はモスフードサービス公式IRページでご確認ください。
一般信用在庫の取りやすさ
モスフードサービスは知名度の高い外食系優待銘柄です。食事券系は個人投資家からの人気が高く、権利付最終日(2026年9月28日)の1〜2週間前には一般信用在庫が品薄になる傾向があります。確保を狙う場合は早めの行動が重要です。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 在庫数が最多。早朝(19:00頃の在庫補充後)が狙い目
- 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。無期限一般信用の貸株料年率0.80%
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
クロス取引の実行手順
- 権利付最終日(2026年9月28日)の1〜2週間前までに、一般信用売りの在庫を確保
- 同じ日に現物買い同数(100株)を発注(同時約定を心がける)
- 権利付最終日(9月28日)の引け後、現渡し決済の準備
- 権利落ち日(9月29日)に現渡し決済を実行
継続保有特典(3年以上保有)を狙う戦略
モスフードサービスには継続保有特典があります。同一株主番号で7回以上連続して記載され、かつ同期間の保有株式数が継続して100株以上である株主に対して、追加の優待券が贈呈されます。
⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。
継続保有特典を狙うには、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。
戦略A:端株(1株)常時保有 + 各基準日に100株クロス
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入・持ち続ける(株主番号の維持が目的)
- 各基準日の権利付最終日:100株をクロス(現物買い100株+一般信用売り100株)→ 合計101株(100株以上の優待条件を満たす)
- 権利落ち後:現渡しで100株を決済。1株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1株購入(一時費用) | 約3,450円 |
| 100株クロス 貸株料(5日)/回 | 約数百円(証券会社・貸株料率による) |
| 年2回(3月・9月)合計 | 約数百〜2,000円前後 |
⚠️ 端株(1株)での継続記録カウント可否は条件文言によります。モスフードサービスの条件は「同一株主番号で連続7回以上記載、かつ同期間100株以上保有」であるため、端株1株のみでは「100株以上の保有」条件を満たせません。端株1株はあくまで株主番号の維持のみを目的とし、各基準日には必ず100株以上をクロスで積み上げてください。実施前に株式事務代行会社への確認を推奨します。
戦略B:現物100株常時保有(継続保有条件を確実に満たす)
- 100株を現物購入・持ち続ける(株主番号維持。通常の100株優待・配当も受け取れる)
- クロス不要。毎回の基準日に100株以上を保有しているので継続記録が積み上がる
- 7回連続記載(約3年半〜3年)達成で継続保有特典が適用される
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株現物購入(継続保有・資金拘束) | 約345,000円 |
| クロスコスト/回 | 0円(クロス不要) |
100株の継続保有により配当も受け取れますが、約345,000円が長期間拘束されます。
戦略比較
| 戦略A(1株+100株クロス) | 戦略B(100株現物保有) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約3,450円(1株) | 約345,000円(100株) |
| クロスコスト/回 | 約数百円 | 0円 |
| 資金拘束 | 極小 | 約345,000円 |
| 継続保有の確実性 | △〜◎(株数条件の確認が必要) | ◎ |
推奨: 資金拘束を最小化するなら戦略A(ただし、端株1株のみでは各基準日に「100株以上保有」の条件を満たせないため、必ず100株クロスと組み合わせること)。資金拘束を許容できるなら戦略Bが最も確実です。
共通の注意事項
- 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされます。端株・現物株の保有口座は固定してください。
- クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物株の口座は変えないでください。
- 継続保有の判定条件(7回連続記載・100株以上)に関する詳細は、株式事務代行会社(モスフードサービスIR情報ページに記載)への確認を推奨します。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応・報酬2,400円) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用で売建てていることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄は、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。所得税の還付タイミングのずれに注意
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
- 在庫切れ: 食事券系は人気が高く、権利付最終日の数週間前に一般信用在庫が枯渇することがあります。早めの確保を推奨します
- 最低取引株数: 最低取引単位は100株です。100株未満では優待が受け取れません。端株(1株等)での優待取得は対象外です
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- 株式会社モスフードサービスの9月優待(100株・3年未満)は1,000円相当の食事券を実質コスト数百円程度で取得可能
- 必要資金は約44.9万円(×1.3計算)と、外食系の中では中程度の資金水準
- 食事券系の人気銘柄のため、在庫確保は権利付最終日の1〜2週間前を目安に早めに動くことを推奨します
- 継続保有特典を狙う場合は、端株1株だけでなく各基準日に100株以上を保有する必要があることを理解した上で戦略を検討してください
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【出典・参考】
– 株式会社モスフードサービス 公式IR 株主優待制度ページ: https://www.mos.co.jp/company/ir/stockholder/yutai/
– Yahoo!ファイナンス モスフードサービス株価・優待情報: https://finance.yahoo.co.jp/quote/8153.T/incentive
– 本記事の情報は2026年06月04日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

