【日宣(6543)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年8月権利】
この記事の結論
- 日宣(6543)の8月優待は QUOカード5,000円分(300株以上・半年以上継続保有が条件)
- クロス取引コストの目安: 約240〜870円(300株・一般信用5日間利用の場合)
- 必要資金(300株): 約348,000円(株価1,160円時点)
- 重要: 継続保有条件あり。純粋なクロスのみでは優待を受け取れない可能性があります
- おすすめ証券会社: 三菱UFJ eスマート証券・GMOクリック証券
日宣は東証スタンダードに上場する広告代理店です。継続保有条件があるため、端株を常時保有しながらクロス取引を組み合わせる戦略が有効です。
日宣の株主優待内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 6543 |
| 正式社名 | 株式会社日宣 |
| 上場市場 | 東証スタンダード |
| 権利確定月 | 8月末日・2月末日(年2回) |
| 最低株数 | 300株(優待取得条件) |
| 優待内容 | QUOカード5,000円分 |
| 優待金額(最低単元) | 5,000円相当(1回あたり) |
| 年間合計 | 10,000円相当(年2回分) |
| 継続保有条件 | 2月末・8月末の2回連続で300株以上の記録が必要 |
| 必要資金(株価×最低株数) | 約348,000円(1,160円×300株) |
日宣は、広告・マーケティング支援を主力事業とする総合広告会社です。
株主優待は2回連続(半年以上)の継続保有が条件です。具体的には、「2月末日および8月末日現在の株主名簿に連続して記載または記録され、かつ300株以上を保有している株主」が対象となります。
例えば2026年8月末の優待を受け取るためには、2026年2月末日にも300株以上を保有していた必要があります。
初回の2025年8月末日優待については、継続保有条件なしで300株以上の保有者全員が対象とされました。
2026年8月の権利日程:
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2026年8月27日(木) | 権利付最終日 |
| 2026年8月28日(金) | 権利落ち日 |
| 2026年8月31日(月) | 権利確定日 |
クロス取引のコスト計算
証券会社・株価・保有日数を入力すると貸株料・手数料の合計コストを自動計算できます。
■ 必要資金(売買資金の目安)
■ クロス取引コスト(貸株料+手数料)
| 証券会社 | |
|---|---|
| 株価(円) | |
| 株数 | |
| 保有日数(日) | |
| 実質コスト | --- |
クロス取引用の証券口座を開設する
一般信用売建(つなぎ売り)に対応した口座が必要です。口座開設・年会費は無料です。
- SBI証券 (短期・無期限対応・在庫最大級・ゼロ革命(手数料0円)) →
- 楽天証券 (短期・無期限対応・ゼロコース(手数料0円)) →
- 松井証券 (無期限一般信用・1日50万円以下手数料0円) →
- マネックス証券 (短期(15営業日)・無期限対応・貸株料1.10%) →
- 三菱UFJ eスマート証券 (無期限一般信用・貸株料1.10%・現物手数料0円) →
- GMOクリック証券 (短期3.85%・無期限0.80%・手数料0円) →
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コスト試算の参考値(一般信用・5日間保有の場合):
| 証券会社 | 貸株料率(年率) | 5日間コスト目安(300株) |
|---|---|---|
| 三菱UFJ eスマート証券 | 1.10% | 約524円 |
| GMOクリック証券(無期限) | 0.80% | 約381円 |
| GMOクリック証券(短期) | 3.85% | 約1,835円 |
| SBI証券 | 1.10%〜3.85% | 約524〜1,835円 |
| SMBC日興証券 | 1.90% | 約905円 |
※貸株料 = 1,160円 × 300株 × 貸株料率 ÷ 365 × 5日で計算。2026年6月2日時点の株価を使用しています。実際の約定価格・保有日数によって変動します。
配当落調整金については、配当を実施している場合に別途発生します。最新の配当状況は公式IRでご確認ください。
継続保有条件(半年以上)を狙う戦略
日宣の優待を確実に受け取るには、2月末・8月末の両方の基準日に300株以上を継続保有していることが必要です。
⚠️ 純粋なクロスのみでは継続記録が積み上がりません
クロス取引は権利落ち日に現渡しで全株を決済するため、保有株数がゼロになります。ゼロになった期間に株主番号がリセットされる可能性があり、継続保有のカウントが途切れます。
継続保有条件を満たすには、基準日と基準日の間も株を保有し続けて株主番号を維持する必要があります。
戦略A:端株(1株)常時保有 + 各基準日に300株クロス
- SBI証券(S株)・楽天証券(かぶミニ)などで1株を現物購入・持ち続ける(株主番号の維持が目的)
- 各基準日の権利付最終日:300株をクロス(現物買い300株+一般信用売り300株)→ 合計301株
- 権利落ち後:現渡しで300株を決済。1株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1株購入(一時費用) | 約1,160円 |
| 300株クロス 貸株料(5日・三菱UFJ eスマート1.10%)/回 | 約524円 |
| 年2回(2月・8月)合計 | 約1,048円 |
⚠️ 端株(1株)での継続記録カウント可否は条件文言によります。日宣の条件は「2月末日および8月末日現在の株主名簿に連続記載または記録」とあり株数は300株以上が条件です。端株1株では300株条件を満たせないため、記録日にはクロスで300株以上にする必要があります。1株は株主番号維持のみを目的とした保有です。端株カウント可否については、株式事務代行会社への確認を推奨します。
戦略B:現物100株常時保有 + 各基準日に200株クロス
- 100株を現物購入・持ち続ける(株主番号維持。配当も受け取れる)
- 各基準日の権利付最終日:200株をクロス(現物買い200株+一般信用売り200株)→ 合計300株
- 権利落ち後:現渡しで200株を決済。100株は持ち続ける
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株購入(継続保有・資金拘束) | 約116,000円 |
| 200株クロス 貸株料(5日・三菱UFJ eスマート1.10%)/回 | 約349円 |
| 年2回合計 | 約699円 |
100株の継続保有により配当も受け取れますが、約116,000円が長期間拘束されます。なお、100株だけでは優待対象(300株以上)に届かないため、各基準日には必ずクロスで300株以上にする必要があります。
戦略比較
| 戦略A(1株+300株クロス) | 戦略B(100株現物+200株クロス) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約1,160円(1株) | 約116,000円(100株) |
| クロスコスト/回 | 約524円 | 約349円 |
| 資金拘束 | 極小 | 約116,000円 |
| 継続保有の確実性 | △〜◎(要確認) | ◎ |
推奨: 資金拘束を最小化するなら戦略A。クロスコストを抑えたいなら戦略B(ただし約116,000円の継続保有資金が必要)。
共通の注意事項
- 継続カウント中に証券口座を変えると株主番号がリセットされます。端株・現物株の保有口座は固定してください。
- クロス(信用売り)はどの証券会社でも構いませんが、常時保有する現物株の口座は変えないでください。
- 端株カウント可否は株式事務代行会社(日宣のIR情報ページに記載)への確認を推奨します。
端株(1株)を購入できる証券口座
継続保有で株主番号を維持するために、本人名義で端株を購入できる口座が必要です。
- SBI証券(S株) (売買手数料0円・スプレッドなし・本人名義・NISA対応) →
- マネックス証券(ワン株) (買付無料・売却0.55%・本人名義・NISA対応) →
- 楽天証券(かぶミニ®) (寄付取引は売買無料・本人名義・NISA対応) →
- moomoo証券(ひと株) (買付無料・本人名義・NISA対応・報酬2,400円) →
- 三菱UFJ eスマート証券(プチ株) (売買0.55%(最低55円)・本人名義・NISA対応) →
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一般信用在庫の取りやすさ
日宣は東証スタンダード上場の中型株です。QUOカード5,000円分と優待内容が充実しており、継続保有条件があるため純粋なクロス取引狙いの需要は限定的です。在庫は比較的確保しやすい傾向にありますが、権利付最終日の1〜2週間前から確認を始めることをおすすめします。
各証券会社の傾向(一般論)
- SBI証券: 在庫数が最多。早朝(19:00頃の在庫補充後)が狙い目
- 楽天証券: 在庫補充タイミングが日中
- 三菱UFJ eスマート証券: 長期信用が使える選択肢。1ヶ月以上前から仕込み可能、貸株料年率1.10%
- GMOクリック証券: サブ口座として在庫を補完する使い方が一般的。無期限一般信用の貸株料年率0.80%
※在庫状況は日々変動します。直近の在庫情報は各証券会社のサイトでご確認ください。
クロス取引の実行手順
- 権利付最終日(2026年8月27日・木曜日)の1〜2週間前までに、一般信用売りの在庫を確保
- 同じ日に現物買い(端株1株+クロス300株 or 100株常時保有の場合は200株)を発注(同時約定を心がける)
- 権利付最終日(8月27日)の引け後、現渡し決済の準備
- 権利落ち日(2026年8月28日・金曜日)に現渡し決済を実行
- 端株または現物株は継続保有する
注意点・リスク
- 逆日歩: 制度信用を使う場合のみ発生(一般信用なら原則ゼロ)。必ず一般信用であることを確認してください
- 配当落調整金: 配当のある銘柄は、配当金と同額が信用売り側で「配当落調整金」として相殺されます。日宣の配当状況は公式IRでご確認ください
- 継続保有条件の不充足: 2月末・8月末の連続2回記録が必要です。どちらか一方でも300株を下回ると優待対象外になります
- 約定不成立: 寄り付き前注文でも、買い・売りの片方しか成立しないケースがあります
- 在庫切れ: 権利付最終日直前に在庫が枯渇することがあります
- 最低取引株数: 優待取得には300株(3単元)が必要。100株・200株では優待対象外です
- NISA口座は使えない: クロス取引(信用取引)はNISA非対応。特定口座または一般口座で実行してください
まとめ
- 日宣(6543)の8月優待はQUOカード5,000円分(継続保有条件あり・300株以上)
- 年2回(2月・8月)受け取れれば年間10,000円分のQUOカードが期待できます
- 端株1株+クロス300株の戦略で継続保有条件を満たしながら低コストで取得できる可能性があります
- 必要資金は約35万円(300株)が目安
- まずは三菱UFJ eスマート証券・GMOクリック証券の在庫状況をチェックしてみてください
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【出典・参考】
– 日宣 株主優待情報(公式IRページ): https://www.nissenad.co.jp/ir/dividend.html
– Yahoo!ファイナンス 日宣(6543): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6543.T/incentive
– 本記事の情報は2026年6月2日時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

