【フジオフードグループ本社(2752)】株主優待のクロス取引コスト試算【2026年6月権利】

目次

この記事の結論

  • フジオフードグループ本社の6月優待は食事優待券または自社製品詰合せ3,000円相当(100株保有・年2回 6月末/12月末)
  • クロス取引コストの目安: 約107〜620円(100株・SBI短期一般信用5日保有想定/配当落調整金別)
  • 在庫の傾向: 中堅人気銘柄として比較的取りやすい部類(権利直前は要注意)
  • おすすめ証券会社: SBI証券(短期一般信用)/auカブコム証券(長期一般信用)

フジオフードグループ本社の株主優待内容

項目 内容
証券コード 2752
上場市場 東証プライム
権利確定月 6月末・12月末(年2回)
最低株数 100株
優待内容 食事優待券または自社製品詰合せから選択
優待金額(100株) 3,000円相当
必要資金(株価×100株) 約200,000円(株価2,000円参考・2026年5月19日時点)

フジオフードグループ本社は、大阪を本拠地に「まいどおおきに食堂」「串家物語」を主力ブランドとして展開する外食企業です。和食定食業態のほか、串揚げ食べ放題・うどん・カフェなど複数の業態をグループで運営しており、駅ナカ・ショッピングモール・ロードサイドなど立地のバリエーションも広い特徴があります。

株主優待は100株保有で3,000円相当の食事優待券、または自社製品詰合せから選択できる設計です。権利確定は年2回(6月末・12月末)で、両方取得すれば年間6,000円相当の優待利回りとなります。普段から定食チェーンを利用する方や、ご家族でグループ店舗を使う機会のある方には実用性の高い優待です。

なお、株主優待の具体的な金額・対象店舗・選択肢の内訳は時期によって変更される可能性があります。最新情報は必ずフジオフードグループ本社の公式IRページでご確認ください。


2026年6月の権利確定スケジュール

6月末権利を狙う場合、以下の日程を押さえておくことが重要です。

日付 イベント
2026年6月26日(金) 権利付最終日(この日の引けまでに保有が必要)
2026年6月29日(月) 権利落ち日(この日以降に売却しても優待は取得済み)
2026年6月30日(火) 権利確定日(株主名簿への記録日)

クロス取引では権利付最終日(6月26日)の引け時点で、現物買いと一般信用売りのポジションを両方持っていることが必要です。現渡し決済は権利落ち日(6月29日)以降に実行できます。


クロス取引のコスト計算

クロス取引(つなぎ売り)でかかる主なコストは次の3つです。

  1. 売買手数料: 現物買い・一般信用売りそれぞれの取引手数料
  2. 貸株料: 一般信用売りを建てている期間の日割りコスト
  3. 配当落調整金: 権利確定日をまたいで配当がある場合に発生

コスト試算(100株・株価2,000円想定)

証券会社 信用区分 貸株料率 保有日数 貸株料 手数料(往復) 合計目安
SBI証券 短期一般信用 3.9%/年 5日 約107円 0〜約440円 ※1 約107〜547円
楽天証券 短期一般信用 3.9%/年 5日 約107円 0〜約440円 ※1 約107〜547円
auカブコム証券 長期一般信用 1.15%/年 30日 約189円 0〜約440円 ※1 約189〜629円

※1 手数料はプラン・約定金額により異なります。SBIのゼロ革命、楽天のゼロコース等の手数料0円プランを利用できれば、コストをさらに抑えられます。

貸株料の計算式(SBI短期・5日保有):
2,000円 × 100株 × 3.9% ÷ 365日 × 5日 ≈ 107円

優待金額3,000円 − コスト約107〜629円 = 実質約2,371〜2,893円分の優待取得となる計算です。

なお、フジオフードグループ本社が6月末配当を実施している場合、その金額が「配当落調整金」として信用売りポジションから差し引かれ、税率差(受取配当の20.315%相当)が実質コストとして発生します。直近の業績次第で配当の有無・金額は変動するため、取引前に必ず公式IRで最新の配当予定を確認することをおすすめします。


一般信用在庫の取りやすさ

フジオフードグループ本社(2752)は中堅人気銘柄で、すかいらーくHD(3197)や日本マクドナルドHD(2702)のような激しい在庫争奪戦にはなりにくい傾向です。例年、権利付最終日の1〜2週間前であれば、SBI証券・楽天証券の一般信用短期で在庫が残っているケースが多く見られます。

ただし、6月は権利確定銘柄が集中する月で、外食系の人気優待として並行して動きやすい時期でもあります。6月16〜20日頃(10営業日前を目安)に各社の在庫状況を確認し、確保できる段階で早めに建てておくのが無難です。

各証券会社の傾向(一般論・参考)

  • SBI証券(短期一般信用): 国内最大水準の在庫量。平日19時頃の在庫補充タイミングが狙い目とされています
  • 楽天証券(短期一般信用): 在庫補充は日中〜夕方の時間帯に行われる傾向です
  • auカブコム証券(長期一般信用): 権利日の1ヶ月以上前から建玉できるため、争奪戦が始まる前に確保できる利点があります。貸株料率1.15%/年と低水準で、長く持つほど他社より有利になります

※在庫数は日々変動します。直近の在庫情報は必ず各証券会社のサイトで確認してください。


クロス取引の実行手順

  1. 在庫確認: 権利付最終日(6月26日)の10営業日前を目安(6月16〜20日頃)に、各証券会社の一般信用在庫を確認
  2. 同日発注: 在庫があれば、現物買いと一般信用売りを同日・同数量で発注(寄り付きの成行注文か同条件の指値を活用)
  3. ポジション保持: 権利付最終日(6月26日)の引けまでポジションを保有
  4. 現渡し決済: 権利落ち日(6月29日)以降に「現渡し」を実行(信用売りを現物株で決済)

現渡しは各証券会社のアプリ・ウェブサイトの「信用取引」→「現渡し」メニューから手続きします。早めに決済することで貸株料の節約になります。

具体的な操作手順はクロス取引の手順を徹底解説で詳しく説明しています。


注意点・リスク

  • 一般信用であることを必ず確認: 制度信用で建ててしまうと逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生するリスクがあります。発注画面で「一般信用」「短期」または「長期」が選択されているかを確認してから注文してください
  • 配当落調整金の確認: フジオフードグループ本社が配当を実施している期は、配当金と同額が信用売りポジションで配当落調整金として相殺されますが、税率差分(受取配当の20.315%)が実質コストとして加算されます。最新の配当予定を必ず公式IRで確認してください
  • 片約定のリスク: 現物買いと信用売りの一方だけが成立する「片約定」が発生した場合、意図しない片持ちポジションとなり、株価変動の影響を直接受けてしまいます。約定後は両建てになっているかを必ず確認しましょう
  • NISA口座では利用不可: 信用取引(クロス取引)はNISA口座では使えません。特定口座または一般口座でのみ実行できます
  • 優待選択肢の確認: 食事優待券と自社製品詰合せから選択する形式の場合、申込期限・選択方法に注意が必要です。権利取得後の案内に従って期限内に手続きしてください
  • 店舗の地域偏在: フジオフードグループの店舗は関西圏・首都圏など都市部のショッピング施設や駅ナカ立地が中心です。お住まいの地域にグループ店舗がない方は、自社製品詰合せの選択も視野に入れて検討するとよいでしょう

まとめ

  • フジオフードグループ本社(2752)の6月優待は食事優待券または自社製品詰合せ3,000円相当(100株・年2回 6月末/12月末)
  • クロス取引コストの目安は約107〜629円(証券会社・プランにより異なる/配当落調整金別)
  • 在庫の動きは中堅人気銘柄として比較的取りやすい(ただし6月権利集中期は急減の可能性あり)
  • 6月16〜20日頃を目安に各証券会社の一般信用在庫を確認するのが現実的です

「まいどおおきに食堂」や「串家物語」を普段から利用する方には実用性の高い優待です。年2回権利(6月・12月)のため、半年に一度のクロス対象として組み込みやすい銘柄でもあります。


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【出典・参考】

  • フジオフードグループ本社 公式IR(株主優待制度): https://www.fujio-food.com/ir/stockholder/
  • 本記事の数値(株価・コスト)は2026年5月19日時点の参考値です。株価・優待内容・配当金額・貸株料率は変動することがあります。最新情報は必ず公式サイトおよび各証券会社でご確認ください。
  • 投資判断は読者自身の責任で行ってください。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。
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